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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】             平成3081

                                                                        

静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第88号>

 

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みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

猛暑が続いています。一時期ほどではありませんが、体調には十分お気を

つけください。

今週月曜日(7/30)からミャンマー・インドネシアに出かけています。このメル

マガは台風襲来直前の7/28に書いたもので、事務所スタッフに送信してもらっ

ています。台風の影響やスズカ8耐の結果が気になりますが、どうなったか・・・。

海外視察の様子は後日ブログなどで報告させていただきます。

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【これは無料のメールマガジンです】

これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を

希望しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。

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【日々の活動はブログHPをご覧ください】

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◎目次

1.自治体戦略2040構想研究会

 

2.行政経営研究会

 

3.最近のブログから

 

4.活動日程

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1.自治体戦略2040構想研究会

 

私の最近の重点テーマは「将来安心して暮らせる静岡県を創ること」です。

 

7月に行われた厚生委員会で、2040年を見据えた医療介護制度のあり方

について取り上げたところ、あるベテラン議員から「そんなもの、神様でもないと

分かるわけないだろ!」とヤジを飛ばされました。

確かにそうかもしれません。しかし人口が減り、高齢者が増えることは自明の理。

私は現実も大事ですが、将来もしっかり考える必要があると信じています。

 

このように、人口減少、超高齢社会の中で地域住民の生活環境や経済を維持

していくためには、自治体が課題をキッチリ認識し、限られた財源で的確に行政

サービスを進める必要があります。

 

こうした中、総務省に設置されたこの研究会は、高齢者人口がピークを迎える

2040 年頃をみすえ行政課題を整理し、今取り組むべき対応を提示しました。

 

4月に第1次、7月に第2次報告が出されましたが、私たちはこれらを参考に、

今後のあるべき自治体経営システム(OS)を考えていく必要があります。

 

OSOperating System、コンピュータシステムを制御するための基本的ソフト

ウエアのことです。この報告書では自治体経営システムをOSに、個別の施策を

アプリケーションに例え、時代の変化に合わせて対応するよう求めています。

 

基本的方向性は・・・、

・個々の市町村はフルセット主義をやめ、圏域単位、あるいは圏域を越えた

自治体間で連携する

・都道府県・市町村の二層制を柔軟化し、地域に応じた行政の共通基盤

 の構築を進める

・公共私(公助・共助・自助)のベストミックスによる社会課題の解決が必要

・自治体の業務プロセスやシステムは大幅に標準化・共同化することが必要

 

・・・ということで、これらは私がこれまで議会で提言している内容とほとんど変

わりません。「我が意を得たり」との感がありますが、引き続き、これらの取り組

みを、先頭に立って進めていきます。

 

自治体戦略2040構想研究会 第一次報告(総務省のサイトにリンク)

 

自治体戦略2040構想研究会 第二次報告(〃)

 

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2.行政経営研究会

 

自治体戦略2040構想研究会の第11回会議では、奈良県のモデルと並んで、

本県の伊豆賀茂地域で進んでいる広域連携の取り組みが紹介されていました。

 

自治体戦略2040構想研究会第11回資料

 

賀茂地域は担当副知事を設置するなど県も重点的に支援していますが、

全県でこうした取り組みを支援しているのが、6月の一般質問でも取り上げた

「行政経営研究会」です。この取り組みをご紹介します。

 

行政経営研究会

 

行政経営研究会は、平成262014)年度に設置されました。個人的には、

私が県議になった平成232011)年12月議会で提案した「県による市町の

行財政改革支援(=県の全体最適)」が設置の後押しになったと思っています。

 

取り上げたテーマは「ファシリティマネジメント」や「自治体クラウド」、「監査事務

の共同化」、「権限移譲受入体制」、「新地方公会計の活用」など私や会派

からの提案を幅広く取り入れてもらっています。

 

中でも「水道事業の広域連携」は、老朽化対策や費用削減効果、人材育成

など、今後の水道経営に不可欠であり、スピードを上げて取り組んでいただくよう

強く求めています。

 

詳細は上記リンク先の県のサイトをご覧いただければと思います。成果はまだ

地域限定的ですが、このほかにもさまざまな連携がスタートしています。

 

私はこうした広域連携の取り組みの視察として、これまでに、奈良県の自治体

クラウド、長野県の広域連合、鳥取県の町村への垂直補完、福山市を中心

とした備後圏域連携中枢都市圏、倉敷市を中心とした高梁川流域連携中枢

都市圏、岩手中部水道企業団、群馬東部水道企業団、香川県の水道事業

統一化など、数々の取り組みを聞いてきました。

 

それらを聞いて感じたのは、こうした連携は「1日にしてならず」ということです。

福山市や倉敷市の話では、およそ20年くらいかかるのではないかと思います。

 

今からはじめて、2040年に間に合うかどうか・・・と思っていますが、これからも

将来を見据え取り組んでいきます。

 

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3.最近のブログ記事から PPP/PFIの活用(7/25

 

東京で行われた日経グローカルセミナー「人口減少時代の財政健全化

のヒント−老朽施設の更新へPPP/PFIなど知恵絞る−」に参加して

きました。

 

講師は官民連携の事例を研究しておられる()大和総研 鈴木文彦氏。

氏のセミナーはこれまでも、上下水道の民間活用やパークマネジメントなど

について聞いています。以下、備忘録的に抜粋しておきます。

 

◆公共施設の最適配置の本質は、簡単に言えば、つくるか(更新・転用)、

やめるか(売却)、ほっとくか(修繕) 。

 

◆少子高齢化により施設ニーズは変化しており、人口が減る前提で多目的

化していく必要がある。

 

◆最適配置はマクロアプローチ(取り巻く環境)、ミクロアプローチ(個別施設

の状況)、財政制約で検討する。

 

◆わかりやすい例が「デパートのテナントミックス」。市場ニーズに合わせフロア

占有面積を変えていく。大手百貨店に東急ハンズが入るケースも。これが

公民連携。

 

◆他施設の改装・コンバージョンによる市庁舎設置の例(石巻市、栃木市、

むつ市、木更津市、土浦市etc…)や統合の例(市民プールと学校プール

・・・北九州市思永中)など事例を参考にする。

 

◆都市公園では多くのケースがある(山下公園・南池袋公園・三鷹の森ジブリ

美術館、ガンバスタジアム、横浜スタジアム、広島市民球場、ガンバスタジアム、

楽天生命パーク宮城)が、これらは都市公園法の管理許可を活用。

PFIではないが優良事例。

 

◆このほか成功事例として有名な「オガールプラザ(紫波町)」は金融機関の

活用がカギ。

 

◆タラソ福岡の失敗例を参考にすべき。事前の提案に対する完成後のVFM

管理(モニタリング)が重要。

 

◆民間活用か直営か。施設の特性を考慮し検討すべき。

 

今回は失敗事例のお話も聞くことができましたが、PPP/PFIなど民間活用は

今後の人口減少適応対策に不可欠な仕組みであり、しっかりしたモニタリング

を前提に活用すべきと考えます。県と市町の連携もアリかなと感じました。

 

Screenshot_20180725133822Dsc_0390

写真は「丸の内シャトルバス」。

暑い中、丸の内歩くのイヤだなーと思っていたら、こんな便利なものを教えて

いただきました。

 

月のブログ

 

7/06 6月定例会 一般質問

11 AOI-PARC再訪

12 豪雨の爪痕

13 多様な働き方の推進にむけて

14 観光再考

18 厚生委員会県内視察

26 PPP/PFIの活用

 

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4.活動日程 

 

○7月の主な活動

01() 浜松市制記念式典

03() 厚生委員会

04() 厚生委員会

08() 入野地区凧揚会総会、自治連会議

09() 連合東海ブロック研修会

10() 本会議(6月定例会閉会)

11() AOI-PARC視察

13() 多様な働き方推進特別委員会

14() 静岡文化芸術大学公開講座

17()18() 厚生委員会県内視察

21() 大平台夏まつり、連合西部議員団会議

24() 労組研修会、JAW静岡議員連絡会

27() 労組研修会

28() FMラジオ県政報告

29() 鈴鹿8耐(台風の状況では行けないかも・・・)

30()8/4() ミャンマー・インドネシア視察

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○8月の予定

04() 入野地区ふるさと夏まつり

05() 佐鳴湖クリーン作戦

06() 会派街頭広報活動

07() 航空自衛隊浜松基地納涼祭

08() 会派WT会議、田形誠県政報告会

09() 会派WT会議

15() 平和祈念式

17() 会派総会

19() ワカセイッ!! 若者×政治、はままつ若者政治バル

22() 夏まつり反省会

23() 県立病院機構視察

25() 労組大会、バイクのふるさと浜松、FM県政報告

29() スズキ労連労使会議

31() 浜松市政懇談会

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(56歳) 

昭和59年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

平成19年 浜松市議会議員当選(1期)

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

平成27年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)

         27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員

         28年度 企画くらし環境委員会 委員長

29年度 建設委員会 副委員長

30年度 会派 幹事長代理

厚生委員会 委員、多様な働き方推進特別委員会 委員

 

○主な活動  慶應義塾全国議員連盟 副会長

地方監査会計技能士(CIPFA Japan

         元)静岡県立浜松南高校PTA会長

         元)浜松市立入野中学校PTA会長

 

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 

○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750)・歌を歌うこと

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(ふじのくに県民クラブ)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。

 

 ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメールをください。

よろしくお願いいたします。

 

文責 田口 章 事務所

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