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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】             平成3072

                                                                        

静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第87号>

 

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みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

梅雨明け間近を感じさせる暑い日が続きます。サッカーW杯で寝不足気味

の方も多いのではないでしょうか。体調管理には十分お気をつけください。

静岡県議会は6月定例会開会中です。先週は、私を含め13人の議員

が本会議で質問を行いました。そのうち県西部選出議員は私だけで、中部・

東部の話題が多い議会となりました。

今週は常任委員会が行われます。今日もこれから県庁で厚生委員会所管

の事業ヒアリングを行ってまいります。

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【これは無料のメールマガジンです】

これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を

希望しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。

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【日々の活動はブログHPをご覧ください】

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◎目次

1.一般質問(6/28)の概要

 

1.地方創生総合戦略

(1)進捗評価

(2)若者の声を生かす仕組み

(3)実学の奨励と地域人材の育成

(4)UIJターンの推進

(5)県内大学生の県内就職促進

2.行政経営革新プログラム

(1)民間との連携協働

(2)行政経営研究会

(3)ファシリティマネジメント

3.ラグビーW杯における外国人観戦客への対応

4.自動車産業の変革への対応

 

2.最近のブログから

 

3.活動日程

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1.一般質問(6/28)の概要

 

628日(木)一般質問を行いました。

先月号でお知らせした内容からかなり変わっています。これは他の議員との

重複質問をなくすことや、時間調整の結果によります。年1回、25分間

では、いささか短すぎます。

 

今回の質問は、現在総務省に設置されている「自治体戦略2040構想

研究会」の議論を踏まえ、今後、人口減少社会を迎える中、人口流出

防止を進め、人口減少に対応できる行政システムを作ること。さらに将来

に向け元気な静岡県を創っていくために、観光産業のKEYとして来年の

ラグビーW杯を活用すること、そして本県の基幹産業である自動車産業

の変革にいかに対応していくか、を取り上げました。

 

任期4年の最後の質問でもあり、これまでお約束してきた行財政改革や

地域活性化、安全安心な地域づくりなどなど質したいことはありましたが、

限られた時間であり、これらの項目に絞り込みました。

 

今日は私の主張ポイントのみお伝えし、Q&Aは近日中にブログや県政報告

でお知らせいたします。

 

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1.地方創生総合戦略

 

(1)進捗評価

 

県は201510月に、2019年度を目標年度にすえた静岡県版地方創生

総合戦略「美しいふじのくに まち・ひと・しごと 創生総合戦略」を策定しました。

 

この計画は2060年の人口ビジョンをもとに、人口減少対策として当面の「抑

制戦略」と将来に向けての「適応戦略」を取りまとめたものです。 2年半が経過

した総合戦略の進捗状況の評価と今後の進め方を質しました。

 

→知事答弁でしたが、下記(3)〜(5)の社会減対策が不十分と感じ、

総括的な再質問をしました。

目標設定や達成のための取り組みが甘いと感じています。

 

(2)若者の声を生かす仕組み

 

県は、地方創生総合戦略の策定に合わせ「次代を担う若者たちによる県民

会議」を設置し、数回のワークショップを通し、昨年秋に提言を受けました。

 

若者に政治に関心を持ってもらうためには、情報を伝えるだけなく、政策決定

に参画してもらう機会を増やすことが必要です。これまでの若者の県政参画の

評価と今後の方向性について質しました。

 

→施策レビューや審議会などへの若者の参加を促していくとの答弁でした。

 

〇次からの3問は人口減少「社会減」対策に関連した質問です。社会減

は転入転出の差のことで、静岡県の総合戦略では、社会減対策の目標値を

2014年の▲7240人を基準に2019年に転入超過にすると設定しています。

しかし残念ながら2017年の現状値は▲5242人と大幅な転出超過が続いて

います。

 

(3)実学の奨励と地域人材の育成

 

転出超過の最大の要因は、高校卒業後に県外に進学しそのまま帰ってこない

ことです。そこで高校卒業後の多様な選択肢を県内で確保し、地域内の就労

につなげることが重要です。

 

今年61日、「地域における 大学の振興及び若者の雇用機会の創出に

よる 若者の修学及び就業の促進に関する法律」が施行されました。この法律は、

地域の特性を活かした大学や専門学校のカリキュラムを作り、若者が地域内で

学び、働く地域づくりを目指すものです。

 

毎年約6千人が進学する県内の専門学校において、地域企業のニーズに応じ

た実学教育による人材育成を支援するよう提案しました。

 

→法改正などもある中ですが、目新しさは感じませんでした。

 

(4)UIJターンの推進

 

他県の大学に進学する毎年13千人の学生にUターン就職を進めるため、

大学との就職支援協定の締結、特に理工系大学や中部圏の大学との協定

締結を進めるよう提案しました。 また30歳前後の若者がUターンを考える際

の懸念のひとつが収入減であり、奨学金の返済支援や住宅支援など経済的

支援策を検討するよう提案しました。

 

→「調査・研究」というあいまいな答弁でした。

 

(5)県内大学生の県内就職促進

 

県内の大学に通う大学生は8千人強、そのうち県内出身者は5千人弱です。

就職動向は県内出身者の8割、県外出身者の2割、全体では約6割が県内

で就職し、4割(約3千人)が県外で就職しています。彼らの県内就職を増やす

ことで大幅な転出抑制が期待できます。

 

産学官の連携により県内企業の魅力を伝えるとともに、静岡県の魅力を学生に

知ってもらう仕組みづくりを提案しました。 ?

 

→目新しさや意気込みが感じられず残念な答弁でした。

 

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2.行政経営革新プログラム

 

行政経営革新プログラムは今年3月に策定された2021年度までの行財政

改革の計画です。この中から「人口減少適応対策」として今後必要と考える

3つの点について取り上げました。

 

(1)民間との連携協働

 

今後は財源も人も足りなくなってきます。行政サービスを「官」がすべて行うのは

困難であり、民間でできることは民間で行えるよう県の体制を早急に整備する

必要があります。 しかし静岡県は他県に比べ、民間活用に対する姿勢が十分

ではありません。

 

国は2015年度に「多様な PPP/PFI 手法導入を優先的に検討するための

指針」を示し、都道府県と人口20万人以上の市に方針を策定するよう求め

ています(浜松市は策定済)。本県においてもPPP手法を最大限活用する

方針を策定し、速やかに実践すべきです。

(※PPP=パブリック・プライベート・パートナーシップの略)

 

→今年度中に「PPP手法導入検討指針」を策定するとのこと。

いささか遅いですが、今後に期待です。

 

(2)行政経営研究会

 

2014年に市町の広域連携を推進するための「行政経営研究会」が設置され

4年が経過しました。この間、機関の共同設置や自治体クラウドの導入など

が徐々に始まっています。

しかし全県的に見ると地域差があり、自治体戦略2040構想研究会の報告を

みると、連携強化を図るべき事業はたくさんあります。

 

地方自治法215項には「地方公共団体は、常にその組織及び運営の

合理化に努めるとともに、他の地方公共団体に協力を求めてその規模の適正化

を図らなければならない」と書かれています。市町同士、あるいは県と市町との

連携協働のこれまでの評価と今後の県の取り組みを質しました。 ?

 

→現時点の市町の困りごと解消には役立っているようですが、私の質問趣旨は

将来の課題への対応検討でしたので、その点について再質問しました。

まだまだ頭が切り替わっていません。

 

(3)ファシリティマネジメント

 

県は6年前からファシリティマネジメント(資産経営)の取り組みを本格化してき

ましたが、私が当初から指摘している施設の総量適正化については、いっこうに

進んでいません。

 

行政経営革新プログラムでは2021年度までの目標として、「総延べ床面積

398万u」を「398万u以下にする」と書かれています。これは、やらないことも

含めて目標設定しているということで、全くあきれてしまいます。

 

県単独での資産の最適化は、職員住宅の削減や県立学校の統廃合等

ある程度限定的ですが、市町と連携した資産の最適化はまだまだ進めること

ができます。早急な対応を求めました。 ?

 

→市町との連携は今後の課題ですが、人口減少下では重要なことですので

引き続きチェックしていきます。

 

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3.ラグビーW2019における外国人観戦客への対応について

 

ラグビーW2019が来年開催されます。本県でも袋井市のエコパスタジアム

4試合開催され、日本代表vsアイルランド戦は大いに注目されています。

さらに今年4月、県内5市が公認チームキャンプ地に選ばれるという嬉しい

ニュースがあり、特に浜松市はスコットランド代表と日本代表のキャンプ地に

なりました。

 

2002サッカーW杯の時、エコパで3試合行われましたが、外国人観戦客が

16.7%を占めていたとされています。今回も世界各国からの観戦客の訪日が

期待され、多くの外国人観戦客と県民との交流の場がもたれます。

この国際的な大イベントが県西部で行われることを地域のレガシーとして活か

していくことについて県の対応を聞きました。

 

→あまり具体的な答弁ではありませんでしたが、開催まであと1年、

準備を後押しし、今後につなげていきたいと思います。

 

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4.自動車産業の変革への対応について

 

現在、CASE4つのアルファベットの頭文字であらわされる「ケース」と言われ

る自動車産業の技術革新が進んでいます(Cコネクティビティ、Aオートノマス、

Sシェアード、Eエレクトリック)。

 

本年4月に県の外郭団体である「浜松地域イノベーション推進機構」に

「次世代自動車センター」が設置されました。「次世代自動車センター」は、

先行している埼玉県や広島県の取り組み事例も参考にしながら、人材育成

や技術啓発、販路拡大など20の支援メニューを用意し、変革にチャレンジ

しようとする企業への支援を検討しています。

 

県は今後の県施策の方向性として「次世代自動車への展開」と「成長産業

分野への支援」を示していますが、これらをどのように進めていこうとしているのか

質しました。

 

→成長分野への参入を目指す企業には、既存の支援機関を活用し、

次世代自動車への展開を目指す企業には、試験検査機器整備や

「次世代自動車センター」との協働を進め支援していくとのことでした。

 

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2.最近のブログ記事から 地域での発達支援(6/19

 

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今年度は厚生委員会に所属しています。県議8年目にして医療福祉は

初めてです。勉強の意味も込め、地元で行われた社会福祉協議会の

「子育て支援ネットワーク会議」に出席しました。

 

テーマは「発達障がい」。静岡県立短期大学部の名倉一美助教からお話を

うかがいました。発達障がい児支援は、私が市議になった頃(11-12年前)から、

学校での取り組みが進んできたと思います。しかしニーズは増える一方で、

SSW(スクール・ソーシャル・ワーカー)など関係者の手が足りません。

「地域の子どもは地域で育てる」という活動を実践している地元の入野地区

社協は、このテーマを取り上げました。

 

講師の名倉先生からは、「地域福祉活動の場で発達障がいのお話をするのは

初めて!」「こういう活動が広がってほしい」とエールをいただきました。

 

「いじめ」もそうですが、学校だけで解決方法を考えるのでなく、地域社会も

一緒になってこうした課題は考えたほうがイイと思います。

 

発達障がい児についても、子どもたちのことを理解し、近所の大人も一緒に

見守ることで、保護者の負担も軽減するのでは・・・と思いました。

 

私の娘も以前、放課後デイで、発達障がい児の支援をやっていました。

「子どもに応じた適切な支援が大切」と言っていましたが、多くの大人が正しく

理解して支援することが大切です。

 

6月のブログ

 

6/03 水防演習

16 ビーチラグビー東海大会

17 運動不足

18 レク

19 地域での発達支援

28 一般質問やります

30 二輪車産業の行方

 

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3.活動日程 

 

月の主な活動

02() 佐鳴湖ふれあいウォーキング

03() 浜松市水防演習

08() 自治連会議

09() 労組大会

11() 労組研修会

12() 会派総会、岡本護議員県政報告会

16() ビーチラグビー東海大会

17() 子ども会球技大会、労組イベント

18() 多様な働き方推進特別委員会、質問調整

19() 地区社協ネットワーク会議、佐鳴湖をきれいにする会

21() 本会議(6月定例会開会)、議員研修会

22() 次世代自動車センター技術セミナー

23() FMラジオ県政報告

26() 本会議

27() 本会議

28() 本会議

29() 本会議

30() スズキ豊川工場ファイナルフェスタ

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○7月の予定

01() 浜松市制記念式典

03() 厚生委員会

04() 厚生委員会

08() 入野地区凧揚会総会、自治連会議

09() 連合東海ブロック研修会

10() 本会議(6月定例会閉会)

11() 浜松三田会AOI-PARC視察

12() 働き方改革セミナー

13() 多様な働き方推進特別委員会

17()18() 厚生委員会県内視察

21() 大平台夏まつり、連合西部議員団会議

24() 労組研修会、JAW静岡議員連絡会

27() 労組研修会

28() FMラジオ県政報告

29() 鈴鹿8耐レース

30()8/4() 東南アジア視察

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(56歳) 

昭和59年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

平成19年 浜松市議会議員当選(1期)

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

平成27年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)

         27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員

         28年度 企画くらし環境委員会 委員長

29年度 建設委員会 副委員長

30年度 会派 幹事長代理

厚生委員会 委員、多様な働き方推進特別委員会 委員

 

○主な活動  慶應義塾全国議員連盟 副会長

地方監査会計技能士(CIPFA Japan

         元)静岡県立浜松南高校PTA会長

         元)浜松市立入野中学校PTA会長

 

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 

○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750)・歌を歌うこと

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(ふじのくに県民クラブ)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。

 

 ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメールをください。

よろしくお願いいたします。

 

文責 田口 章 事務所

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