***************************************************************************
 【創ろう!元気な浜松&静岡県】             平成3057

                                                                        

静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第85号>

 

***************************************************************************

みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

今朝はあいにくの雨模様ですが、GW明け初日、リフレッシュして初夏の

スタートを迎えた人も多いと思います。まだラッパの音が耳から離れませんが、

“あの勢い”でまい進してまいります。

先月開催した「ふれあいトーク会」には多数のご参加をいただきありがとう

ございました。今後の県政運営に資していくとともに課題解決に向けて努力

してまいります。

県議会は5月から新体制になります。今期、私は会派の「幹事長代理」

になりました。会長・幹事長を支え“選挙イヤー”の会派運営を担います。

 

本年度の一般質問を6/28()午前中に行う予定です。任期4年目の

最後の質問となります。傍聴ツアーを行う予定ですのでぜひお越しください。

***************************************************************************

【これは無料のメールマガジンです】

これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を

希望しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。

***************************************************************************

【メルマガバックナンバーはこちらから】

2018年分  2017年分  ★2016年分   2015年分

★2014年分  ★2013年分  ★2012年分  ★2011年分

***************************************************************************

【日々の活動はブログHPをご覧ください】

★創ろう!元気な浜松&静岡県  

 

★田口 オフィシャルサイト

 

【日常のスナップはフェイスブックページ

★フェイスブックページ

***************************************************************************

◎目次

1.続・転出超過5242人(人口流出問題を考える)

2.続・富士山静岡空港の経営改革

3.最近のブログから

4.活動日程

***************************************************************************

1.続・転出超過5242人(人口流出問題を考える)

 

メルマガ2月号に「転出超過5242人」という記事を書きました。結びに

「全域で若年層、特に女性の転出に歯止めがかかっていない状況は変わって

いません。詳細はあらためて調査します」と記しました。

その後、この調査の一環として会派で研修会を行い、講師に静岡経済研

究所の 岩間 晴美 主任研究員をお招きし、お話をうかがいました。

テーマは大きく「若年女性の流出問題」と「大学生の県内就職促進」です。

 

Population

 

静岡県の人口移動は1994年の転入超過を最後に、1995年からずっと

転出超過が続いています。それ以前、男性は転入超過傾向でしたが、

女性は転出超過の年が多かったようです。

その後、男性は2001年と2005年〜2008年にプラスに転じましたが、

リーマンショック以降、転出超過が続いています。

女性は1995年以降、転出超過が続いています。

 

本県の人口流出問題がクローズアップされたのは、北海道に次いで全国

ワースト2位になった2013年ですが、問題は20年前から続いています。

 

◆カギの1つは「高校卒業後の流出減」

 

この20年間の大きな変化として、まず「大学進学率」を指摘されました。

20年前(具体的な年は聞き損ねました)の大学進学率は男性40.4%、

女性22.9%でしたが、近年は55.4%、47.4%と、男性で+15ポイント、女性

では+24.5ポイントと大幅に伸び、首都圏の大学に進学しそのまま就職して

いるのが要因の一つとしています。

 

静岡県は人口の割に大学が少なく、県内高校生が県内大学に行きたくても、

約半数しか受け入れる枠がないのが現状です。

 

20173月卒業の県内高校生は32,824

このうち大学進学者は17,364人(約53%)

うち県内大学進学 4,902人(約28%)

  県外大学進学12,421人(約72%)

 

人口減少時代にあって新たな大学誘致は困難でしょうが、進学先の選択肢

を増やすことがまず考えられます。

講師は「将来の核になる産業に資するトガった学校」を例に、魅力ある仕事

につながる高等教育の創出を挙げていました。

専門学校の充実に取り組んでいる地方もあるようなので、まずこの点を研究

したいと思います。

 

◆その2「就職時の流入増」

 

特に女性のUターンを考える必要があります。

就職先を選ぶ基準として、首都圏企業に就職した女子学生は「知名度

や規模」「女性や若手の活躍」を重視する傾向があると言います。

また産業構造の違い(本県は「製造業」比率が高く、「金融・保険業」

「情報通信業」「サービス業」が低い)もひとつの要因としています。

 

産業構造を大きく変えるのは難しいですが、たとえば県が力を入れている

「観光産業」はサービス業の中でも成長が期待できる分野ですので雇用創出

につなげたいところです。

企業側は「女性や若手の活躍」を考えていく必要があるかもしれません。

製造業においても、今以上に女性を戦力にした新製品開発や研究開発が

求められます。

 

また県としては「県外にいると静岡県の企業情報が少ない」という声がある

ことから、県と協定を締結している大学の本県出身学生に県内企業の情報

を提供していくことが重要です。

 

◆その3「県内大学生の県内就職」

 

20174月の県内大学入学者は8,157

うち県外出身者3,255人(約40%)

     県内出身者4,902人(約60%)

 

この数値は20174月の入学者ですが、県内大学生の6割は県内、

4割は県外出身者という傾向がわかります。

講師は2017年の4年生に就職意識に関する調査を行っています。

 

県内出身の県内大学生は、約80%が県内就職しているとのこと。一方、

県外出身者の県内就職は約19%ということですが、就活時に、約半数は

県内企業も検討したということです。ここを強化しない手はありません。

 

県外出身学生の多くは「静岡は暮らしやすい」「愛着がある」と感じている

そうです。インターンシップなど様々な手法で、企業情報を発信し、就職につ

なげることは可能です。産学官連携でこのあたり一工夫できそうです。

 

 

3年前、「地方創生総合戦略」で掲げた目標「±0」はまだまだ遠いですが、

できることを着実にやっていくことが肝要です。

 

***************************************************************************

2.続・富士山静岡空港の経営改革

 

先月お伝えした「富士山静岡空港の経営改革」の一部が公表されました。

 

★選定結果等の公表について(富士山静岡空港のサイト)

 

この中の資料(3)を見ると、三菱地所と東急電鉄が考えていることが

わかります。グアム、バンコクなど海外路線誘致のほか、両社が経営する

「仙台空港」や「高松空港」との連携を視野に入れています。

★資料3PDF

 

また資料(2)には事業期間のほか、後段に「VFMの評価」という項目があり、

県費投入をゼロに抑制できることや運営権対価(10億円)の設定が簡単に

書かれています。

★資料2PDF

 

本件については今後も調査しますが、まずは経営改革の第一歩と評価します。

 

***************************************************************************

3.最近のブログ記事

 

4月のブログは下記のとおりです。4/13の詳細をこのメルマガに書きました。

 

4月のブログ

 

4/01 行政経営革新プログラム

02 メルマガ4月号

02 今年もやります「ふれあいトーク会」

04 どぼくらぶ(土木LOVE

13 若年女性の流出問題と大学生の県内就職促進

21 県政報告シーズン

23 次世代自動車センター

25 富士山静岡空港の経営改革

30 2040年の自治体戦略

5/03 浜松まつり初日

 

***************************************************************************

4.活動日程 

 

○4月の主な活動

01() 浜松まつり会所開き、自治会総会

02() 会派街頭県政報告

05() 会派街頭県政報告

06() 小中学校入学式、放課後児童会入会式

07() 認定こども園 入園進級式、自治会総会

08() 自治会総会、西区消防団入退団式、自治連会議

11() 連合静岡政策委員会

13() 会派研修会・総会

14() ふれあいトーク会(伊佐見協働センター)

15() 自治会総会

17() ふれあいトーク会(篠原協働センター)

18() ふれあいトーク会(舞阪協働センター)

19() ふれあいトーク会(神久呂協働センター)

20() ふれあいトーク会(入野協働センター)

21() えんばい朝市、入野地区社協総会

      さなるスポーツ少年団サッカー部総会

22() 浜松地区メーデー、湖西地区メーデー

23() 会派次期役員会

      次世代自動車センター設立記念講演会

      ふれあいトーク会(雄踏文化センター)

25() ふれあいトーク会(和地協働センター)

26() ふれあいトーク会(庄内協働センター)

28() FM県政報告

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○5月の予定

03()05() 浜松まつり

07() 会派政調会

08() 教組会議、自治連会議

09() 県内視察(伊豆市)

10() 県内視察(富士宮市・富士市)

11() 県内視察(沼津市・長泉町)

12() 健全育成会総会、労組研修会、地域団体連絡会

13() 自治連総会

15() 教組意見交換会

18() 臨時会

22()23() 東京セミナー

24() 外国人学校訪問、スズキ協総会

26() 小学校運動会、FM県政報告

27() シニアクラブ総会、労組イベント

28() 浜松市議会との意見交換会

30() 島根県浜田市議会視察受け入れ

 

***************************************************************************

【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(56歳) 

昭和59年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

平成19年 浜松市議会議員当選(1期)

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

平成27年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)

         27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員

         28年度 企画くらし環境委員会 委員長

29年度 建設委員会 副委員長

30年度 会派 幹事長代理

 

○主な活動  慶應義塾全国議員連盟 副会長

地方監査会計技能士(CIPFA Japan

         元)静岡県立浜松南高校PTA会長

         元)浜松市立入野中学校PTA会長

 

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 

○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750)・歌を歌うこと

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(ふじのくに県民クラブ)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100

***************************************************************************

田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。

 

 ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメールをください。

よろしくお願いいたします。

 

文責 田口 章 事務所

***************************************************************************