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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                 平成2312月1日
                                                               
  発行 田口 章 後援会

 

       静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第8号>

 

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 みなさん、こんにちは。田口 章 です。

 静岡県議会は、昨日(11/30)から12月定例会が始まりました。

 私は12/8(木)13:30頃から一般質問に立つ予定です。メルマガ読者の

みなさんはお仕事でお忙しいことと思いますが、インターネット中継もしてい

ますので、音声だけでもお楽しみいただければと思います。

 下記の県議会のHPからリンクしていますので、どうぞご覧ください。

 http://www.pref.shizuoka.jp/gikai/index.html

   

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【これは無料のメールマガジンです】

 これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

 お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

 また失礼ながら、ご不要の方は末尾のアドレスにその旨お伝えください。

 よろしくお願いいたします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

  http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

 

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◎目次

 

1.一般質問の主な内容から

 (1)行財政改革への取り組みについて

 (2)市町の行財政改革支援について

 (3)多文化共生施策の推進について

 

2.最近のブログから 「破天荒力」(11/13

 

3.活動日程

 

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1.一般質問の主な内容から

 

 時節柄、一般質問の準備に明け暮れていたため、記事ネタがありません。

今月号は、今回の質問テーマについてご報告します。

 

(1)行財政改革への取り組みについて

 

 民間企業や浜松市議会の経験を活かし、静岡県の行財政改革について、

提言型の質問をします。

 

①目的意識を持った業務執行

 

 静岡県は「総合計画」に基づき、施策に数値目標を設定しています。その

目標達成に向け、マンパワーを最大限に発揮できる組織をめざし、民間企業

で導入が進んでいる「目標管理」を参考にしたしくみの導入を提言します。

 

②行政評価システムの改善

 

 行政のPDCAサイクルを進めるツールが「行政評価」です。県は施策全体の

カイゼンを進めるしくみはありますが、個別事業をチェックするしくみがありません。

事業の選択と集中を進めるためのしくみづくりを提案します。

 

③県の財政健全化に対する考え方

 

 メルマガ11月号でもお伝えしましたが、県は「通常債2兆円以下」という財政

健全化指標を持っています。しかしこれには「臨時財政対策債」などは含まれ

ていません。全体像を正しく認識し、財政健全化につなげるしくみが必要です。

 

④退職手当債の発行中止と歳入確保

 

 県は退職金の一部を借金に頼っており、平成19年度からの発行額は380

円に上ります。昨年度退職手当債を発行したのは23道府県。借金の前に、

まだまだやることがあるのではないでしょうか。個人県民税ワースト1の脱却や、

歳入確保の努力を質します。

 

⑤ファシリティマネジメントの推進

 

 ファシリティマネジメントは資産の効率的な保有や活用を進めることです。

「資産経営」とも呼ばれ、浜松市はすでに導入し進めています。

 高度成長期につくった建物や道路、橋などの老朽化が進む今、維持管理コ

ストの削減や不要資産の売却などを計画的に進めなければいけません。

 先日視察した青森県の先進事例を参考に推進体制の構築を提言します。

 

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(2)市町の行財政改革支援について

 

 定員適正化や歳出のスリム化など自治体の行財政改革が一段落する中、

次なる手法に困っている自治体がたくさんあります。

 県の役割のひとつに、“広域行政”として市町が単独でできないことを

サポート

することがあります。今回はそうした視点で2点提言します。

 

①行政機関等の共同設置

 

 11/28に“大阪秋の陣”が終わったばかりの大阪府箕面市を視察しました。

 ここは地方自治法の改正を受け、10月から池田市など2市2町で、日本初と

なる事務の「共同処理センター」を設置しています。

 元々は権限移譲の受け皿としてつくられた制度ですが、既存の事務の共同

化による効率化も期待できます。

 

②ICTを活用した効率化の推進

 

 9月に自治体クラウド“奈良モデル”を視察しました。小さな市町は職員も少

なく、ICT専任者を置くこともできません。クラウドの導入により事務の効率化や

財政改革が待できますので、県として推進するよう提言します。

 

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(3)多文化共生施策の推進について

 

 行財政改革は“ケチ”をするだけではありません。ムダをなくし必要な施策や

新たなニーズに財源を投入することが本質です。

 福祉や医療、子育て支援など必要な施策はたくさんありますが、今回は、

自立した大人になってもらうために必要な、外国人児童生徒への支援を課題

提起します。

 

①公立学校における外国人のこどもに対する支援

 

 こどもへの日本語学習をはじめ、保護者の教育相談など、義務教育での

支援はまだまだ不足しています。また高校進学率が高くなる中(84.6%)、

高校でのさらなる進学支援や就労支援が求められています。

 

②外国人学校に通うこどものキャリア育成

 

 外国人学校を卒業しても日本の中卒資格を得ることができません。日本への

長期滞在化が進む中、こどもの夢をいかに実現に結びつけるか、キャリア形成の

しくみづくりは大きな課題です。

 

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2.最近のブログから 「破天荒力」(11/13 

 

Keio

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 古新聞ですが、11(金)に「慶應義塾全国議員連盟」の総会・研修会があり

ました。この会は、平成13年に慶應OBの市議会議員が集まり作ったものです。

 

 昨年までは「全国市議会議員連盟」という名前でしたが、今年の統一地方

で、私を含め3人が県議に転身したことから、昨年から会の名前を改称して

いただきました。

 

 地方議員は情報が少なく、全国に何人いるのかよくわからないのですが、

登録メンバーは40人を超えています(ちなみに国会議員は衆参合わせて70人

ほどいるとのこと)。

 今回の参加者は、北は北海道から西は大阪(ちょっとサミシイ)まで。党派は

民主・自民・公明・みんな、そして私のような無所属とバラエティに富んでいます。

 年齢は28歳から78歳と、これまたユニーク。サラリーマン退職後に初当選し、

バリバリ議会改革を進めている方もいらっしゃいます。

 

 こうした皆さんと幅広く情報交換させていただきました。地域や党派、年代を

超えてお話しできるこの会に参加していると、学生時代に戻ったような気持ちに

なり、知的好奇心がムズムズしてきます。

 

 研修会ではゲストスピーカーとして前神奈川県知事の松沢成文さんをお招き

し、既成概念にとらわれないことの大切さや、分権時代の自立した地方自治

体のあり方などを熱く語っていただきました(松沢さんは慶應の2年先輩)。

 

 自主自立の大切さで引き合いに出されたのが、タイトルの「破天荒力-箱根

に命を吹き込んだ『奇妙人』たち」(松沢氏著)に書かれた福澤諭吉や二宮尊

徳にかかわる人々。

 

 新しい時代を切り開くのは、やはり「人」です。新たな時代を学び実践すること、

政治経済だけでなくあらゆる場面で必要なことを教わりました。

 

 限られた研修会の時間では概論しか聞けませんでしたが、明日~明後日、

東京~青森へ視察研修に行きますので、車中の友にするつもりです。

 

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3.活動日程 

 

○11月の主な活動

 

01(火) 決算・危機管理部(傍聴)

02(水) ふじのくに交流会(東京)

03(木) 入野地区老人クラブ連合会運動会

     西区ふれあい広場

04(金) 決算・経営管理部(傍聴)

     エステック労組大会

05(土) ナイスハートふれあいのスポーツ広場(菊川)

07(月) 浜松市業務ヒアリング

     スズキ販売労組 浜松支部大会

08(火) 遠鉄百貨店新館内覧会

     決算・企画広報部(傍聴)

     入野地区自治会長会議

09(水) 磐田市多文化共生推進協議会(傍聴)

     浜松市業務ヒアリング

10(木) 決算・文化観光部(傍聴)

     行財政改革推進委員会(傍聴)

11(金) 慶応義塾全国議員連盟総会

12(土) 入野中火伏の丘楽市

     ソミック石川労組研修会

13(日) 教育施策街頭広報活動

     オペラコンクール

14(月) PHP研究所セミナー(東京)

15(火) ファシリティマネジメント視察(青森)

16(水) 会派総会・政調会

     スズキ販売労組 静岡支部大会

17(木) 教組天竜区協議会

18(金) 決算・人事委員会・出納局(傍聴)

19(土) スズキ労連政策制度研修会

21(月) 12月定例会議案勉強会

22(火) 自治振興セミナー(静岡)

     自動車総連静岡地協会議

23(水) しんば賀津也 政治セミナー

26(土) 入野小PTAふれあいイベント

28(月) 大阪府箕面市視察

30(水) 本会議

 

12月の主な予定

 

02(金) 政務調査研究報告会

03(土) 浜松特別支援学校フェスタ

     入野保育園キッズフェスティバル

04(日) 地域防災の日(自主防災隊訓練)

05(月) 放課後児童会育成会

06(火) 本会議

07(水) 本会議

     スズキ協講演会

08(木) 本会議(一般質問13:30~14:30頃)

09(金) 本会議

12(月) 本会議

     商工会との意見交換会   

14(水) 常任委員会

15(木) 常任委員会

21(水) 本会議・会派総会

23(金) 会派街頭広報(東区・浜松駅前)

     連合浜松地協 議員団会議

24(土) 会派街頭広報(浜北区・北区)

25(日) 会派街頭広報(磐田市・南区・西区・湖西市)

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(49歳)

昭和59年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業㈱(現スズキ㈱)入社(営業マンとして販売に従事)

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

       (教宣局長、自動車総連派遣、高塚支部長、書記長、副中央執行委員長)

 

平成19年 浜松市議会議員(1期)

 

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

 

○好きな言葉・・・「おもしろきこともなき世をおもしろく」「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

○趣味・・・オートバイ(愛車はイナズマ1200)・歌を歌うこと・カレーつくり

○家族構成・・・妻・長男(高3)・二男(高1)・長女(大4・別居)の5人家族

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(民主党・ふじのくに県議団)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅(夜間)

    〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100 

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。
 ご意見などございましたら、ご遠慮なく 
taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

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文責 田口 章 後援会事務所

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