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【創ろう!元気な浜松&静岡県】 平成29年9月1日
静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第77号>
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みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の
田口 章 です。
9月というのに暑い日が続きます。夏の疲れが出る頃です。みなさま、
お身体には十分お気をつけください。
県議会は閉会中ですが、今月20日から9月定例会が始まります。
28日には一般質問を予定しています。今月号は現在検討している質問
項目についてご紹介させていただきます。ネット中継もありますが、下記の
とおりバスツアーを行いますので、興味がある方はぜひお越しください。
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【これは無料のメールマガジンです】
これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載
があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。
お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。
また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を
希望しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。
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【メルマガバックナンバーはこちらから】 ★2017年分 ★2016年分
★2015年分 ★2014年分 ★2013年分 ★2012年分 ★2011年分
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◎目次
1.一般質問傍聴バスツアーのご案内
2.調査している県政課題(一般質問のタネ)
3.民間出身議員から見た公会計情報の活用
4.最近のブログから
5.活動日程
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1.一般質問傍聴バスツアーのご案内
9月28日(木)に一般質問を予定しています。
それに合わせ、後援会で下記のとおり傍聴バスツアーを開催していますので、
お気軽にご参加ください。お問い合わせはこのメールへの返信、もしくはお電話
(053-447-3820 担当 斉藤・長野)でお願いします。
●日程 9月28日(木) 集合:遠鉄バス浜松西インター駐車場
09:30 出発
10:30−11:30 静岡県原子力防災センター見学
12:30−13:15 昼食(県庁内)
13:30−14:20 一般質問傍聴
(帰路「焼津さかなセンター」に立ち寄り)
17:00 帰着
●参加費
3,000円(バス代、お弁当代含)
●備考
静岡県原子力防災センターは7月から一般公開されている県の施設です。
富士山静岡空港の隣接地にあり、イザというときの「オフサイトセンター」と、
常に稼働している「環境放射線監視センター」が併設されています。
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2.調査している県政課題(一般質問のタネ)
現在一般質問の項目を調整しています。多くの項目を検討していますが、
今のところ下記のような項目を取り上げようかな・・・と考えています。
ご意見があればぜひお聞かせください。
◆総合計画策定に合わせた財政健全化の取組
@中期財政計画の策定
本格的な人口減少社会を迎える中、次世代に負担を先送りせず、将来を
見据えた財政運営が求められています。しかし財政の見通しは不明確です。
折しも、今後10年間の県政運営の基礎となる「総合計画」の検討が始ま
りました。計画策定に合わせて財政計画を策定すべきと考えています。
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A健全化指標の見直し
県は「経常収支比率90%以下」「実質公債費比率18%未満」「通常債
残高2兆円を上限」「将来負担比率400%未満」4つの健全化指標を持っ
ています。さらに数年前に「プライマリーバランス黒字の維持」を加えました。
しかしいずれも目標指標としての意味を成していません。
H28年度決算から地方公会計制度に統一基準が導入されます。新た
な指標を活用し、将来負担を含めた指標を設定すべきと考えます。
◆雇用確保と産業政策
次の10年を見すえた産業構造転換への対応が必要です。
輸送用機器製造業は、県内の経済や雇用を支えてきました。しかし環境
対応が求められる中、電気自動車などへのシフトが想像以上に早いと言われ
ており、また自動運転など新たな技術も次々開発されています。
こうした中、県は航空宇宙・医療産業への進出などメニューを用意してい
ますが、足下の仕事に追われる中小企業はなかなか対応できていません。
こうした中小企業支援の方向性について調査しています。
◆水道事業の広域化
高度成長期に進めてきた施設整備が一度に老朽更新を迎え、さらに人口
減少や水道使用量の減少など、水道事業を取り巻く環境は非常に厳しくなっ
ています。
県内市町の「管路更新率」は0.71%、これはすべての管路を更新するのに
137年かかるということです。また「施設利用率」は県内全体で60.7%。4割近
い施設がムダになっているということです。さらに水道事業に携わる職員は全県
で1016人で浜松市には200人近い職員がいますが、中にはヒトケタの市町も
あり人材育成が課題です。
私はこれらの解決手法として広域化が必要と考えています。
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◆外国人生徒への支援
日本に住む外国人は入管法が改正された1990年頃から増え、リーマンショ
ック後にいったん減少しましたが、近年再び増加しています。
県立高校94校中、73校で766人の外国人生徒が学んでいます。彼らは
日常会話はできますが「学習言語」になっていません。
学校によっては日本語を教科として教えている高校もありますが、県教委で
の統一した指導方針はありません。県教委として県立高校、特に定時制高校
への支援を標準化すべきと考えます。
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◆官民連携の基本方針
厳しい財政状況の中、公共サービス提供にあたって、民間のノウハウを活用
した事業展開が不可欠です。県はH16年度に「PFIの活用に向けて」を策定し、
大平台高校建設にあたって、初めてPFI手法を導入し、その後も高校や警察
などでPFIを導入してきました。
近年、コンセッション方式など新たな手法の検討も進んでおり、今後さらに
公共建築物への導入が進むと考えられます。これまでの官民連携の評価を行い、
今後の拡大に向けた方針を策定すべきと考えます。
◆高校生の「マナーアップ運動」の推進
先日、高等学校PTA連合会の全国大会が静岡県で開催されました。
5年に1回報告されている「バイクの3ない運動」について、今年は、今後の
展開について次のような文面が記載されていました。
全国高等学校PTA連合会では、昭和57年より「バイクの3ない運動(免
許は取らない・乗らない・買わない)」を通して、35年にわたり子供たちの「大切
な命」を守り続け大きな成果をあげてきましたが、今後については地域の実情や
昨今の社会情勢等の変化に鑑み、各都道府県市高等学校PTA連合会が
それぞれの立場で、「バイクの3ない運動」を独自に展開することとします。
今後は県内においても「3ない運動」を見直し「交通安全教育やマナーアッ
プ運動」を積極的に推進すべきと思います。
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3.民間出身議員から見た公会計情報の活用
浜松市で「★CIPFA Japan中部部会
第1回 セミナー」が開催されました。
縁あってこの会員になっています。代表者は 石原 俊彦 関西学院大学大学
院教授。全国規模の組織で約500人の志の高い自治体職員や議員が集って
います。
今回、浜松市で地方単位での研修会を初めて開催しました。浜松在住会員
は2人しかおらず、もうひとりで言いだしっぺの会員から「田口さん、何かしゃべって
ください・・・」とリクエストをいただいたので、「釈迦に説法」と思いつつも、10年前、
初めて議員になったときのことなども思いだし、表題のタイトルで約40分ほどお話
しました。
もちろん「公会計情報の活用」と言っても、私は学者でも公認会計士でもない
ので、テクニカルな話はできません。ただ民間企業での経験などから、「おカネに対
する意識の違い」、「ベンチマークの大切さ」、「ストック情報の活用」などをお話しす
ると同時に、県で進めている「行政経営研究会」の取り組みなどを紹介しました。
議員になって10年。行政のことがある程度分かるようになってしまい、つい漫然
と仕事を進めそうになりがちですが、初心に返ることができました。
当日使用した★パワーポイント資料はこちら。
これらの内容は一般質問でも取り上げる予定です。
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4.最近のブログ記事
先月は視察や研修会など9月定例会の一般質問検討に向けた政務活動が
中心でした。その間、上記のように自治体職員や議員を対象にお話しする機会を
得、初心に返ることができました。新鮮な気持ちで9月を迎えています。
8/01 メルマガ8月号
02 清水港の活性化
08 官民連携の進め方
10 内部統制と監査機能の強化
13 ものづくりの新たなチャレンジ
19 佐鳴湖水質調査
20 静岡県原子力防災センター
21 議会改革はまず自分たちから
22 浜松市政懇談会
23 有効求人倍率1.57
25 今後の「バイクの3ない運動」の展開について
26 民間出身議員から見た公会計情報の活用
28 バイクのふるさと浜松2017
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5.活動日程
○8月の主な活動
01(火) 労組議員交流会
02(水)〜03(木) 建設委員会県内視察(清水区・沼津市・裾野市)
04(金) Biz版地方創生会議
05(土) 佐鳴湖花火大会、入野地区ふるさと夏まつり
06(日) 佐鳴湖クリーン作戦
08(火) 浜松市官民連携セミナー、自治会会議
09(水)〜10(木) 内部統制セミナー(名古屋)
13(日) JCものづくり公開例会
19(土) 佐鳴湖水質調査、スズキ労組 静岡空港社会見学ツアー
FM Haro 県政報告
21(月) 会派政調会
22(火) 浜松市政懇談会
23(水) 会派総会、9月議会勉強会
25(金) 高P連全国大会、平山佐知子国政報告会
26(土) 労組大会、CIPFA Japan研修会
27(日) バイクのふるさと浜松2017、労組研修会
30(水) 会派街頭広報活動
31(木) スズキ労連労使会議
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○9月の予定
02(土) スズキ労組研修会
03(日) スズキ労組研修会
05(火) 労組大会、連合浜松 防潮堤見学会・幹事会
07(木) 自動車総連OB会
08(金) 行政経営研究会、若者会議、自治連会議
09(土) スズキ工場秋まつり
10(日) スズキ労連大会
11(月) 会派総会、9月定例会勉強会
18(月) 敬老祝賀式
19(火) 質問通告
20(水) 9月定例会開会
23(土) 労組研修会、FM Haro 県政報告
24(日) スズキ労組大会、社協福祉まつり
25(月) 本会議
26(火) 本会議
27(水) 本会議
28(木) 本会議(13:30から一般質問)
29(金) 本会議
30(土) 労組大会、スズキ工場秋まつり
01(日) 入野地区戦没者慰霊祭
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【 田口 章 プロフィール 】
○略歴
昭和37年1月23日生(55歳)
昭和59年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社
平成 6年 スズキ労働組合専従役員
平成19年 浜松市議会議員当選(1期)
平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選
平成27年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)
27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員
28年度 企画くらし環境委員会 委員長
29年度 建設委員会 副委員長
○好きな言葉 「おもしろきこともなき世をおもしろく」
「今より早いときはない」
「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」
○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750)・歌を歌うこと
【 連 絡 先 】
連絡事務所(スズキ労働組合)
〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820
会派(ふじのくに県民クラブ)
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510
自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100
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田口 章 メールマガジンのご案内
ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、
メールをお送りください。
ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。
よろしくお願いいたします。
文責 田口 章 事務所
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