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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                 平成2311月1日
                                                               
  発行 田口 章 後援会

 

       静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第7号>

 

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 みなさん、こんにちは。田口 章 です。

 静岡県議会は現在閉会中ですが、昨日(10/31)から決算特別委員会が始

まりました。決算は施策や事業の全体像がわかるよい機会ですので、できるだけ

傍聴に行こうと思っています。

 その合間を縫って、12月定例会でおこなう一般質問を準備します。

 選挙の時にお約束してきた「行財政改革」を中心に、提案型の質問を心がけ

たいと思います。

   

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【これは無料のメールマガジンです】

 これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

 お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

 また失礼ながら、ご不要の方は末尾のアドレスにその旨お伝えください。

 よろしくお願いいたします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

  http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

 

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◎目次

 

1.ちょっと気になる県の数字

 (1)2兆6631億円(22年度末の総県債残高)

 (2)88.9%(個人県民税収入率 全国ワースト1)

 

2.街頭広報キャラバンについて(議会改革の第1歩)

 

3.最近のブログから 「Target lock-on」(10/12

 

4.活動日程

 

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1.ちょっと気になる県の数字

 

(1)2兆6631億円(22年度末総県債残高)

 

 10月12日、川勝知事は市場公募債の募集に伴い、IR説明会を開催しました。

 IRとは「Investor Relations」の略、いわゆる投資家向け説明会のことで、民間

企業ではおなじみです。

 民間企業では事業概要のほか、財務内容などをわかりやすく説明していますの

で、議員になる前から自動車メーカーのIR情報はHPでよく見ていました。

 

 静岡県の概況を理解するにも良い資料でHPでも紹介していますが、残念なが

ら、21年度までは出ていますが、まだ22年度分がアップされていませんでした。

(早急にアップするよう伝えます)。

 

★(ご参考)県のIR情報のページ

 http://www.pref.shizuoka.jp/governor/ir2002/index.html

 

 その資料のひとつが次のグラフです(クリックすると拡大します)。

 

Img006

 

 

 

 

 

  

 数字は23年度予算時の年度末予測ですが、総県債残高は着実に増えている

ことがわかります。

 書いてありませんが、22年度末の決算数値では、総県債残高は2兆6631億円

となっています

 平成23年10月1日時点の県の推定人口は375万2629人ですので、県民一人

あたり借金は約71万円となります。

 

 県は財政健全化の目標指標を “通常債の上限を2兆円” としています。

確かに通常債(グラフの青い部分)は23年度予測で1兆8698億円、数字の入って

いない22年度決算で1兆9101億円と、目標の2兆円以下で削減していますが、

私はその指標では不十分だと考えます。

 

 臨時財政対策債(グラフのピンクの大半)は「後年度、全額交付税措置される」

という “幻想” の元、増え続けていますが、国の財政状況を考えると、“カラ手形”

にならないかと思ってしまいます

 すでに地方自治体の中でも、厳しい目で見ているところもあります。

 

★臨時財政対策債の説明(鳥取県のサイト)

 http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=33886

 

 浜松市は臨時財政対策債も含め、すべての借金(総市債残高)の削減をめざし、

実現しています。

 浜松市ができて静岡県がやれないわけがありません。「こどもにツケをまわさない」

考え方を浸透させていきます。

 

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(2)88.9%(個人県民税収入率 全国ワースト1)

 

 昨日の決算審査特別委員会では、代表監査委員から監査意見が述べられま

したが、その中で看過できない数字がありました。

 

 それが、47都道府県中最下位、不名誉なワースト1となっている「個人県民税」

の収入率です。

 

 サラリーマンの場合、「個人県民税」は、「個人市民税」と一緒に給与天引きさ

ているケースが多いので、収入率はほぼ100%に近いはずです(国税である「所得

税」も同様です)。

 しかし、静岡県全体では(金額ベースで)1割以上の県民が県民税を納めていな

いというのです。

 

 こんな不公平があってよいものでしょうか。しかも全国ワースト1とは・・・。

 

 ちなみに「個人市民税」の徴収データを見ると、最も悪い伊東市は収入率77.1%。

傾向として東部・伊豆方面が厳しいようです。

 また、浜松市は89.5%。県内平均よりかろうじて上ですが、静岡市の89.9%あわ

せ、政令市の中では下位にランクされており、税額で大きなウエイトを占める(約4割)

両政令の低さが、県の全国順位にもしているようです。

 

 住民税は前年度の収入で税額が決まる仕組みなので、急激な社会

勢の変

化で収入が激減し、払いたくても払えないと言う人がいるのも事実でしょう。

 また、“執行停止”や“不納欠損処理”などテクニック的な事務処理課題もあるよう

ですが、の公平性の観点からすると、ワースト1には納得できない人が多いのではな

でしょうか。

 

 行財政改革はムダづかいがないようにチェックするのが大切ですが、歳入確保も重

要です。

 先進自治体の調査もしながら、まずは早急に不名誉な「ワースト1」脱却に向けた

具体的取り組みを始めるべく提言していきます

 

★監査委員 意見書 5-(1)-イをご覧ください(静岡県のサイト)

 http://www.pref.shizuoka.jp/kansa/kessan23.html

 

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2.街頭広報キャラバンについて(議会改革の第1歩)
 
Santa
 

 10月26日~28日の3日間、会派「民主党・ふじのくに県議団」で、県西部地区

の街頭広報活動を行いました。

 連合静岡の協力をいただき実施したこの活動、東部では6月定例会後の7月に

スタートしましたが、西部は9月定例会後の今回が初の実施となりました。

 

26日(磐田駅前)

27日(浜松駅前・イオン市野・プレ葉ウォーク・遠鉄ストアきらりタウン・サンストリート

    浜北・カインズモール都田・細江ベル21Aコープ引佐・三ケ日駅前)

28日(スズキ本社・カインズモール雄踏・新居関所・遠鉄ストア湖西店)

 

 ところでみなさん、県議会議員ってどんな仕事をしていると思いますか?

 政治に関する困りごとは、身近な市議会議員に相談する方が多いのではないで

しょうか。

 とりわけ政令市になった浜松市では、権限移譲が進みましたのでなおさらです。

 また国会議員は、日ごろ顔を見ることは少なくても、TVや新聞で国政課題を目

しない日はありませんから、やってることは想像つきますよね。

 

 その一方で、「県議会議員って何やってんだ?」とよく聞かれます。

 実は、私自身、県議になる前、県の仕事があまり見えていませんでした。この活

動は、そうした反省を踏まえ、少しでも県政のことを知ってもらえればということでス

タートしたものです。

 

 分権議論の中、「県は要らない」という声もあります。「道州制」などこれからの国

のカタチが今後議論される中、将来的にどうなるかわかりませんが、私は今のところ

「広域行政」としての機能を果たすべきと考えています。

 

 「市町単独ではできないこと」、「図体の大きい国は、もはややめてもらった方がよ

いこと(分権)」、そういう視点で政策を考え、わかりやすくPRすることが必要と考え

ています(県政報告では、その点に注意しているつもりです)。

 

 今回は具体的に、5月臨時会の「地震津波対策」、6月定例会の「新エネルギ

ー政策」、直近の9月定例会では「雇用政策」について、県の役割と施策について

お話しました。

 また、この他、搭乗率保証や総合特区制度、中小企業支援、行財政改革な

ど織り交ぜ、報告しました。

 

 会派では、今後も定例会(年4回)が終わるたびに、こうした活動を続けていこう

と考えています。

 

 またこの活動は「議会活性化(=議会改革)」の一助にもなると考えます。

 広報機能の強化という側面だけでなく、議員の資質向上も大きいと思います。

まず自分の関心事だけでなく、県政全般の勉強をしないと話ができませんし、他の

議員の考え方を聞くことは自分自身の勉強にもなります。

 議員としての実力を高めるためにも、会派としての活動は役立ちますね。

 

 今回に限らず、県政報告はどこにでもうかがいますのでお気軽にご連絡ください。

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3.最近のブログから 「Target lock-on」(10/12 

 Kojisuzuki

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 高校でPTA役員をやっています。今日は「PTA教育講演会」を開催。

作家の鈴木光司さんをお招きし、「なぜ勉強をするのか」と題し、お話を

いただきました。

 

 「リング」「らせん」で有名になった鈴木光司さんは、広沢小~蜆塚中

~浜松北高~慶應義塾大学と歩まれましたが、まったく同じコースをた

どったのが鈴木やすとも市長。

 お二人の小中学校時代のお話を楽しく拝聴しました。小学校時代の

エピソードは、ちょうど「広報はままつ9月号」の「市長コラム 明日への扉」

に載っていますので、ぜひご一読ください。

 

 お話を聞いて、私がやってきた「子育て・教育」について、ずいぶん反省

させられました。

 たとえば「何のために勉強するの?」と子どもに聞かれたら、あなたはどう

答えますか?

 

 フツーはこんなQ&Aになるのではないでしょうか。

「(親)イイ大学に入るためだよ」

「(子)何でイイ大学にいかないといけないの?」 

「(親)イイ会社に入るためだよ」 

「(子)何でイイ会社にいかないといけないの?」 

「(親)安定した生活をするためだよ」 

「(子)ふ~ん、そうか」

 なんとなく納得したような、しないような・・・。

 

 ここで光司さんは言います。

「勉強は小銭稼ぎのためにやるんじゃない」。

「勉強の目的は、規則性を発見すること。規則性がわかれば、未来を予測

できる。未来を予測するために勉強するんだ」。

「理解し、想像力を働かせ、表現する。インプットを大きくしてアウトプットに

する。大きくするために勉強するんだ」。

 

 理解力、想像力、表現力(実現力)を身に付けるために勉強するということ

ですね。そして、一番印象に残ったのは「Target lock-on」ということ。明確な

目的を定めるということです。

 そして達成のコツは、「達成するために何が必要かを“書き出す”こと」と言い

ます。“見える化”ですね。

 熱く語っていましたが、まさに自分の生き方そのものだったんでしょうね。

 

 <中略>

 

 余談ですが、「広報はままつ9月号」には小学校5-6年の担任の先生のこと

が書いてあります。よほど市長の心に残っているんでしょうね。光司さんもこの

先生によって「心に火をつけられた」そうです。

 そういう出会いも大事ですね。

 

 私も小学5年の1学期の担任の先生にいただいた言葉を忘れません。

「オレがやらなきゃ誰がやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 小5の夏休みに転校したのですが、その時に色紙に書いてくださったメッセー

ジです。40年近く経って、今の私の生き方を象徴していることに気づきました。

 

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4.活動日程 

 

○10月の主な活動

 

01() 静岡県温水利用研究センター視察

02() 入野地区子供会連合会球技大会

     入野地区戦没者慰霊祭

03() 本会議

05() 産業委員会

06(木) 産業委員会

07() 入野中学校評議員会

08() 入野地区祭礼

     連合列島クリーンキャンペーン

09() 入野地区祭礼

     日伯運動会

11() 自治会長会議

12() 浜松南高校 教育講演会

13() 連合静岡政策打ち合わせ

14() 本会議(9月定例会最終日)

15() 教組意見交換会

     静岡県事業仕分けネット傍聴(~16)

16() 浜松市労福協まつり

     さなるチャレンジカップ(少年サッカー大会)

18()20() 産業委員会視察(北海道)

21() オプトロニクスフェア視察

     小楠金属熱処理労組大会

22() 遠州精工労組大会

     エアフェスタ前夜祭

23() 大平台体育祭

     浜松パイプ労組大会

     スニック労組大会

24()25() 政策調査会勉強会(浜松)

26() 会派・街頭広報キャラバン(磐田市)

27(木) 会派・街頭広報キャラバン

     (浜松市中区・東区・浜北区・北区)

28(金) 会派・街頭広報キャラバン

     (浜松市南区・西区・湖西市)

29() wazaフェスタ視察

     連合ぐりーんぱる下草刈

30() 入野町民体育大会

     スズキ部品浜松労組大会

     スズキ輸送梱包労組大会

     ベルソニカ労組大会

     平岡ボデー労組大会

31() 決算特別委員会(傍聴)

     教組西区協議会

 

11月の主な予定

 

01(火) 決算(傍聴)

02(水) 決算(傍聴)

     ふじのくに交流会(東京)

03(木) 入野地区老人クラブ連合会運動会

04(金) 決算(傍聴)

     エステック労組大会

05(土) ナイスハートふれあいのスポーツ広場(菊川)

07(月) 決算(傍聴)

     スズキ販売労組浜松支部大会

08(火) 遠鉄百貨店新館内覧会

     決算(傍聴)

     入野地区自治会長会議

09(水) 入野小学校学習発表会

     業務ヒアリング(県庁)

10(木) 決算(傍聴)

11(金) 決算(傍聴)

     慶応義塾全国議員連盟総会

12(土) ソミック石川労組研修会

13(日) 街頭広報活動

14(月) 決算(傍聴)

     政策力アップ講座(東京)

15(火) ファシリティマネジメント視察(青森県)

16(水) 会派総会・政調会

17(木) 決算(傍聴)

     教組天竜区協議会

19(土) スズキ労連政策研修会

21(月) 県私学振興大会

     12月定例会議案勉強会

22(火) 自動車総連静岡地協会議

26(土)~27(日) 静岡 アジア太平洋学術フォーラム

29(火)~30(水) 入野地区自治連研修会

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(49歳)

昭和59年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業㈱(現スズキ㈱)入社(営業マンとして販売に従事)

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

       (教宣局長、自動車総連派遣、高塚支部長、書記長、副中央執行委員長)

 

平成19年 浜松市議会議員(1期)

 

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

 

○好きな言葉・・・「おもしろきこともなき世をおもしろく」「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

○趣味・・・オートバイ(愛車はイナズマ1200)・歌を歌うこと・カレーつくり

○家族構成・・・妻・長男(高3)・二男(高1)・長女(大4・別居)の5人家族

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(民主党・ふじのくに県議団)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅(夜間)

    〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100 

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。
 ご意見などございましたら、ご遠慮なく 
taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

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文責 田口 章 後援会事務所

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