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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】             平成28121

                                                                        

静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第68号>

 

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みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

冬らしい寒さになってきました。私は先週インフルエンザの予防接種を受け

ました(医師には「遅いよ」と言われましたが・・・)。みなさんも体調管理には

十分お気をつけくださいね。

静岡県議会は、今日から12月定例会が開会します。

私は9()13:30頃から「一般質問」を行います。ネット中継もされますので、

お仕事に差し支えない範囲でご覧いただければと思います。

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【これは無料のメールマガジンです】

これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載があっ

た方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。お気づきの

点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を希望

しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

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◎目次

 

1.一般質問テーマ

 

2.最近のブログ記事

 

3.活動日程 

 

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1.一般質問テーマ

 

12/9の一般質問の趣旨をご報告いたします。今回も提案型の質問を予定

しています。限られた(25分)質問時間なので、たったコレだけに絞り込まざるを

得ませんでした。

ご意見、ご要望などありましたらお聞かせください。質問に対する答弁はブログ

HPでご報告します。

 

1.行財政改革について

 

県政世論調査では「県が行っている行財政改革の取組について知っている

か?」という設問に対し、「よく知っている」と「言葉は知っており、取組も少しは

知っている」と答えた県民は15.1%、一方「あまり知らない・全く知らない」は

80.5%となっており、多くの県民には行財政改革の取組が見えていません。

仕切り直しが必要と考え、以下、6点質問します。

                                                               

(1)今後の行財政改革の推進と目標設定のあり方

 

行財政改革を推進していくために「バックキャスティング」による目標設定を

考えるべき。「バックキャスティング」は、将来像を踏まえて、今何をやるべきか

を考える思考方法。2060年の県の人口が305万人とされる中、1020

先のあるべき姿をめざして目標を設定すべき。

 

(2)行政経営システムの見直し

 

県の行政経営システムは以前に比べ、評価制度が複雑になった。基本の

「施策展開表」に加え、今では「総合計画」や「分野別計画」の評価、さらに

「総合戦略」の評価が加わった。評価システムの簡素化を図るべき。

 

(3)定員管理

 

行財政改革大綱の見直しでは、職員定数の指標(定数削減)をなくし、

総労働時間の管理に置き換えることを議論しているが、現在「事業の廃止」を

進めており、指標をなくすべきではない。

 

(4)統一的な基準による地方公会計の活用

 

公会計改革についてはこれまでも活用方法が課題とされてきた。今後、

他団体との比較が可能になり、県内市町の財務状況が俯瞰できるようになる。

県内市町とともに、新制度の活用を推進していくべき。

 

(5)市町との連携による公共施設の資産経営

 

統一的な基準による地方公会計の導入により、固定資産台帳が整備される。

また県内全市町で「公共施設等総合管理計画」が策定される。公共施設デー

タの可視化、共有化を進め、県と市町また市町どうしが連携し、施設の統廃合

などの取り組みに着手すべき。

 

(6)財政認識の共有化と県民参加

 

人口減少社会を迎え、財政はますます厳しくなる。県民に、現実を知ってもら

うためには、適切な情報公開が必要。県はHPで財務情報を公開しているが

分かりづらい。行財政改革大綱では「県民参加」をうたっているが、財政危機

意識を県民と共有化し理解を深めるべき。

 

2.富士山静岡空港のコンセッション導入について

 

富士山静岡空港の経営健全化の大きな転機が、平成31年度の導入を

めざしている民間への運営権譲渡(コンセッション)です。「導入目的」と「運営

権対価」の考え方について質問します。

 

空港へのコンセッション導入は、国内では関西国際空港と大阪国際空港、

仙台空港で事業が始まり、高松空港や福岡空港などで検討が進んでいる。

他空港の導入目的は明確だが、富士山静岡空港は「本県の経済発展」

「県民の利便性と満足度向上」「県民負担の軽減」など具体性がない。

また仙台300万人、高松180万人、福岡2000万人と比較し、富士山

静岡空港は平成27年度約70万人で今年度は減少見込み。他空港のよう

な旅客数が望めない中、運営権対価設定を懸念する。

実施方針策定に向けた県の考え方を聞く。

 

3.国民健康保険の制度改革について

 

平成30年度から、これまで市町が運営していた国保の財政運営に県が

関与します。私は市議会議員当時から、国保は広域化すべきと考えており、

県の関与には大いに賛同しますが、注意すべき点があると考えており、県の

考え方について質問します。

 

県の関与にあたり、将来的に「保険料を統一する」という方向性を示すべき。

次に、広域化により事務効率を高め、市町の「事務負担を軽減」すべき。最後に、

市町が医療費負担軽減に取り組んだ場合に、その努力分が反映される仕組み

(インセンティブ)をつくるべき。

 

4.次世代産業の育成支援について

 

人口減少対策にはさまざまな施策があります。今回は、その中で産業政策

について取り上げることにしました。

 

(1)航空宇宙産業支援

 

県西部では、輸送用機械器具製造業をいかに維持・発展させるかが課題。

6年前、8社でスタートした「共同受注体SOLAE」は現在14社になり、一貫

生産体制に近づきつつあるが、愛知・岐阜のような集積地域に比べ力は弱い。

県は、富士山静岡空港を活かした取り組みや、エンブラエル社との関係強化、

MROビジネスの振興に取り組むとしているが、広域連携や投資支援などにも

取り組むべき。

 

(2)研究開発の強化

 

これからの次世代産業は付加価値創出がカギ。昨年、ドイツのフラウンホー

ファー研究機構を訪問したが、あらためて研究開発が重要であると感じた。

国内の中小企業がフラウンホーファーの技術を活かして世界に打って出ている

例もある。意欲ある県内企業の研究開発を支援するために連携を進めるべき。

 

(3)新分野の用地開発

 

これまでの産業分類ではくくれなかった新たな事業形態がでてきている。

こうした事業展開を進めるための基盤整備を積極的に支援していくべきだが、

県が行う用地開発のは多様化するニーズに対応できていない。次世代産業

振興のために、マーケットインの発想で新たなニーズに対応していくべき。

 

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2.最近のブログ記事

 

11月は視察報告が主でした。いい勉強をしていますが、アウトカムを出さない

といけませんね。下旬は会議や質問調整が中心だったので、ネタ不足でした。

 

11月のブログ

 

11/01 メルマガ11月号

02 行革甲子園

03 砥部町の公会計改革

04 決算特別委員会

09 群馬県交通安全条例

10 群馬東部水道企業団

15 都道府県議会議員研究交流大会

17 六ヶ所村次世代エネルギーパーク

30 f-Biz訪問

 

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3.活動日程 

 

11月の主な活動

 

01() 行革甲子園(愛媛県松山市)

02() 愛媛県砥部町視察

03() 知事表彰式典

04() 決算特別委員会

05() シニアクラブ体育大会、火伏せの丘楽市、街頭広報活動

06() うなぎまつり

08() 群馬県庁視察

09() 群馬県太田市視察

10() 国土利用計画審議会

11() あいさつ運動(浜松市いい日いい声掛けデー)

12() 部労東海研修会

13() 入野小学校学習発表会、労組大会

14() 菊川市役所ヒアリング、労組大会

15() 都道府県議会議員交流研究集会(東京)

16()17() 青森県視察

19() 西都台小学校発表会、田形誠県政報告会

20() スズキ駅伝大会、地区社協防災講座、市民オーケストラ演奏会

21() 環境審議会、環境審議会 自然公園部会

22() 12月定例会勉強会

23() スズキ労組意見交換会

24() 会派総会・政調会、自動車総連静岡地協議員連絡会

25() SIM2030研修会(名古屋)

26() 浜松トップガン教育シンポジウム、FM県政報告

27() 入野協働センターまつり

29() 一般質問レクチャー

30() 県内視察(f-Biz他)

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12月の予定

 

01() 本会議(12月定例会開会)

04() 自主防災訓練

06() 本会議

07() 本会議

08() 本会議

09() 本会議(一般質問13:30

10() 入野地区社協にこにこサロン

12() 本会議

13() H29当初予算勉強会

14() 常任委員会

15() 常任委員会

19() 来年度事業 政策提言

21() 本会議

22() 菊川市訪問

24() FM県政報告

28() 仕事納め

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(54歳) 

昭和59年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

平成19年 浜松市議会議員当選(1期)

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

平成27年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)

         27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員

         28年度 企画くらし環境委員会 委員長

ふじのくに県民クラブ 広報担当

 

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 

○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750)・歌を歌うこと

 

○家族構成・・・妻・長女(社会人・別居)・長男(社会人・別居)・二男(大学休学中・別居)

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(ふじのくに県民クラブ)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。

 

 ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

文責 田口 章 事務所

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