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【創ろう！元気な浜松＆静岡県】 平成28年11月1日
静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン ＜第67号＞
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みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の
田口 章 です。
静岡県議会は決算特別委員会を開会中です。先週までに分科会審査
を終え4日の全体会で分科会報告や決算意見が示されます。
私はこの間を利用して、今日は愛媛県松山市で行われる「行革甲子園」
を見に行きます。全国的な行革事例の発表会は初めてです。どんな取組が
行われているのか･･･、様子はブログやフェイスブックで発信します。
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【これは無料のメールマガジンです】
これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載があっ
た方に、毎月１回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。お気づきの
点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。
また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を希望
しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。
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◎目次
１．一般質問を行います（12/9 ?13:30～）
２．予算20％カット!?（厳しさ増す平成29年度当初予算編成）
３．決算概要
４．最近のブログ記事
５．活動日程
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１．一般質問を行います
12/9（金）13:30頃から一般質問を行います。恒例の県議会傍聴バスツアー
も開催しますので、ご都合のつく方はぜひご参加ください。
現在、質問項目を調整しています。行財政改革を中心に、産業政策や
静岡空港の経営健全化などを質す予定です。
なお午前中に見学する「ふじのくに地球環境史ミュージアム」は、今年3月、
旧静岡南高校をリニューアルして開館した、全国初のコンセプトを持つユニーク
な施設です。見学時間1時間では足りないかもしれませんがお楽しみください。
バスツアーの詳細は、このメールでお問い合わせください。
＜県議会傍聴バスツアーの主な予定＞
◆日程
09:15 集合場所 遠鉄バス浜松西インター駐車場
11:00～12:00 ふじのくに地球環境史ミュージアム
見学
13:30～14:30 議会傍聴
17:00 帰着
◆会費 3,000円（昼食付）
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２．予算20％カット!?（厳しさ増す平成29年度当初予算編成）
10/26（水）、平成29年度当初予算の編成方針が示されました。厳しい財政
状況と編成方針に県庁内では激震が走ったようです。
公表された財政試算では、地方税や地方交付税などの一般財源が今年度
並みと予想される中、社会保障関係費や公債費（借金返済）など義務的経費
が増加し、600億円もの財源不足が見込まれています。
昨年同時期の財源不足が約385億円、一昨年が340億円でしたので、
非常に厳しい財政状況であることがわかります。
財政当局はこれを受け20％のシーリング（天井）を設定。これは平成11年に
「財政危機宣言」を出した時の30％シーリング以来の大幅な設定です。
また各部局に「徹底的な事業の見直し」を示達しました。昨年度も同様の
指示が出されましたが、実際には事業の廃止や見直しはあまりできませんでした。
一昨年の5％、昨年の7％の事業見直し目標（疑似シーリング）なら、事業費
の一律カットもできなくはありませんが、20％となると廃止・見直しは不可避です。
財政当局は予算編成にあたり、いくつかの制度改革にチャレンジしています。
まず3人の副知事と経営管理部長を中心とした「政策調整会議」を設置し、
重点事業を精査することとしました。この会議体は9月補正予算編成から実施
されましたが、その時は初めてでもあり苦労したと聞いています。
また、これまでは予算編成を財政当局の「査定」にゆだねていましたが、いわ
ゆる「枠配分」方式を一部採用し、政策的経費の一部について、部局の裁量
で行えるようにしました。
これは部局独自で事業の重点化、効率化を図るものですが、一方で、部局
の予算編成能力が問われることにもなります。「査定」方式と「枠配分」方式は
ともに一長一短ありますが、以前から「一度導入しては？」と提言していたので、
成果に期待したいと思います。
特に「フォーラム、イベント等の見直し」を例示しており、このあたりにメスが
入りそうです。厳しい財政状況を共有化し、どこまで部局内で事業を叩けるか、
お手並み拝見です。
さらに、廃止・削減の取り組みを管理職の人事評価に反映することとし、時間
外の削減ととともに、業績評価項目としました。管理職のマネジメント能力が問わ
れます。
12月の一般質問では、これら新たな手法を踏まえ、今後の財政健全化手法
や行革の進め方を質す予定です。
県の方針を詳しくご覧になりたい方は下記のサイトからどうぞ。
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３．決算概要
一般会計の主な決算数値は下記のとおりです。
歳入 1兆2272億8406万円（前年1兆1967億3927万円）
歳出 1兆2135億8915万円（同 1兆1800億7913万円）
差引残高 136億9491万円（同 166億6014万円）
実質収支 56億5592億円（同 58億1458万円）
（差引残高から翌年度への繰越金を除いたものを実質収支といいます）
歳入では、自主財源比率が前年度の54.4％→59.8％に増、逆に依存財源
比率が45.6％→40.2％に改善しています。県税収入も増えていますが、大きな
要因は消費税の引き上げにともなう税収増です。これにより県債発行を抑制で
きました。
決算数値は議会の認定を受けた後にHPで公表されますので、まだアップ
されていません。後日、下記のサイトから確認できます。
財務諸表も公表されました。こちらは財政課のサイトにアップされています。
財務諸表は解説がついていますので、詳しくはご覧いただければと思いますが、
私なりの分析をひとつ紹介します。
連結財務諸表の資産合計は4兆7698億円、これに対し負債が3兆7861
億円で、負債比率が79.4％となっています。
これを5年前の平成22年度決算と比較すると、資産合計5兆0257億円、
負債額は3兆4491億円で、負債比率は68.6％でした。
この5年間で負債比率が10ポイント以上増えていることになります。
純資産はこれまでに投入した税金、負債はこれからの世代が負担する借金
ですので、このままでは子や孫の世代に大きなツケを回すことになります。
大きな要因は、臨時財政対策債の発行です。臨財債は資産の増加を伴わ
ない、非常にスジの悪い借金です。後年度、交付税措置されるというものの、
国の財政はあてにできませんので、これを踏まえた財政運営が必要です。
さらに財務諸表は現在の財政状況を表していますが、インフラ更新等にかかる
費用など将来負担は織り込まれていません。
なお、財務省はさらにキビシいチェックをしています。私もこうしたストックとフロー
を組み合わせた財政検証を行ってみようと思っています。
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４．最近のブログ記事
10月は委員会関係の記事や視察報告が主となっています。11月も視察
に出ますので、随時報告していきます。
10/03 メルマガ10月号
06 企画くらし環境委員会
07 温泉部会
11 天然とらふぐは浜松で
14 空港経営健全化と航空機産業
16 休日（エアフェスタの写真があります）
17 慶應義塾研修会
18 県のプロモーションと水道広域化（香川県視察）
20 PFIによる県営住宅再整備と神山町の地方創生
20 「そばカフェ」と「ノマド村」
28 平成29年度当初予算編成
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５．活動日程
○10月の主な活動
01(土) スズキ湖西工場まつり
02(日) 戦没者慰霊祭
04(火) 企画くらし環境委員会
05(水) 企画くらし環境委員会
06(木) 企画くらし環境委員会、静岡文化芸術大 ロウソク能
07(金) もくせい会館（県有施設）視察、環境審議会 温泉部会
08(土) 労組大会、スズキ労連政策制度研修会
09(日) 入野地区秋まつり
10(月) スズキ販売労組意見交換
11(火) 遠州灘天然とらふぐまつり、自治会会議
12(水) 御前崎港セミナー、浜松三田会 幹事会
13(木) 本会議（9月定例会閉会）
14(金) 航空宇宙産業展、空港コンセッションセミナー、移住相談センター視察
15(土) 三幸会まつり、スズキ磐田工場まつり、スズキ労連研修会
16(日) 大平台体育祭、労組大会、浜松労福協まつり、エアフェスタ
17(月) 慶應義塾全国議員連盟研修会
18(火)～20(木) 常任委員会視察（香川・徳島・兵庫）
21(金) 会派街頭県政報告、環境衛生大会
22(土) FM Haro県政報告
23(日) 入野町民体育大会、労組大会、ウイズ蜆塚福祉まつり
24(月) 決算特別委員会、教組意見交換会
25(火) 決算特別委員会分科会
26(水) 決算特別委員会分科会
28(金) 労組大会
29(土) 交通安全フェア、スズキ相良工場まつり
30(日) 労組大会、連合健康ウォーキング
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○11月の予定
01(火) 行革甲子園（愛媛県松山市）
02(水) 愛媛県砥部町視察
03(木) 知事表彰式典
04(金) 決算特別委員会
05(土) シニアクラブ体育大会、火伏せの丘楽市、街頭活動
06(日) うなぎまつり
08(火) 群馬県庁視察
09(水) 群馬県太田市視察
10(木) 国土利用計画審議会
11(金) あいさつ運動
12(土) 部労東海研修会、スズキ労連研修会
13(日) 入野小学校学習発表会、労組大会
14(月) 労組大会
15(火) 全国議長会研修会（東京）
16(水)～17(木) 青森県視察
19(土) 西都台小学校発表会
20(日) スズキ駅伝大会、地区社協防災講座
21(月) 環境審議会、環境審議会 自然公園部会
22(火) 会派総会
23(水) スズキ労組意見交換会
24(木) 自動車総連静岡地協議員連絡会
25(金) 連合浜松地協大会
26(土) 大平台小学校発表会、協働センターまつり、FM県政報告
27(日) 協働センターまつり
29(火) 一般質問レクチャー
30(水) 県内視察（富士市他）
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【 田口 章 プロフィール 】
○略歴
昭和３７年１月２３日生（５４歳）
昭和５９年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
鈴木自動車工業㈱（現スズキ㈱）に営業職として入社
平成 ６年 スズキ労働組合専従役員
平成１９年 浜松市議会議員当選（1期）
平成２３年 静岡県議会議員選挙 初当選
23年度 産業委員会 委員
24年度 建設委員会 副委員長
25年度 議会運営委員会 委員、企画文化観光委員会 委員
26年度 総務委員会 副委員長、次世代人材育成特別委員会 委員
平成２７年 静岡県議会議員選挙 当選（２期目）
27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員
28年度 企画くらし環境委員会 委員長
ふじのくに県民クラブ 広報担当
○好きな言葉 「おもしろきこともなき世をおもしろく」
「今より早いときはない」
「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」
○趣味・・・オートバイ（愛車はGSR750）・歌を歌うこと
○家族構成・・・妻・長女（社会人・別居）・長男（社会人・別居）・二男（大学休学中・別居）
【 連 絡 先 】
連絡事務所（スズキ労働組合）
〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820
会派（ふじのくに県民クラブ）
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510
自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100
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文責 田口 章 事務所
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