*********************************************************************************
【創ろう!元気な浜松&静岡県】 平成28年8月1日
静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第64号>
*********************************************************************************
みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の
田口 章 です。
8月は三重県からスタートです。昨日も鈴鹿8時間耐久ロードレースに行った
のですが、今日からは鳥羽で政策研修会です。
三重県は私が会社に入社した時の初任地で、当時の記憶がいっぱいです。
今月は議会閉会中のため勉強月間となりますが、暑さに負けず、初心を忘れず
ガンバっていきます。
*********************************************************************************
【これは無料のメールマガジンです】
これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載があっ
た方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。お気づきの
点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。
また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を希望
しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。
*********************************************************************************
【メルマガバックナンバーはこちらから】 ★2016年分
★2015年分
★2014年分 ★2013年分 ★2012年分 ★2011年分
*********************************************************************************
*********************************************************************************
◎目次
1.「第2回 ふじのくにカフェ〜静岡の若者と語る会〜」を開催します
2.バイクのふるさと浜松
今昔物語
3.最近のブログ記事
4.活動日程
*********************************************************************************
1.「第2回 ふじのくにカフェ〜静岡の若者と語る会〜」を開催します
昨年11月に開催して以来、第2回目となる「ふじのくにカフェ 〜静岡の若者と
語る会〜」を開催します。お近くの若い皆さんに声をかけていただけませんか?
申し込み、お問い合わせは下記フェイスブックページからお願いします。
日時 9月10日(土) 15時から17時
場所 浜松まちなかコミュニティスペースAny(エニイ)
参加者 高校生・大学生・20〜30代くらいの若者合計20人程度+議員5〜6人
昨年は大学生5人、若手社会人7人と、議員5人で飲み物とスイーツを楽しみ
ながら、「いじめ」や「グローバル人材育成」について話し合いました。
参加した若者からは「普段接しない議員と話せてよかった」「自分の視野を広げる
いいきっかけになった」などの感想をいただきました。
また「いじめ」に関して、「学校や家庭だけでなく地域で救うこともできるのでは?」と
の意見を参考に、現在、検討を進めている「いじめ防止条例」に「社会総がかり」での
いじめ防止を条文に盛り込むなど、意見反映を進めています。
若者の声を積極的に政策に反映する仕組みとして、継続していきます。
*********************************************************************************
2.バイクのふるさと浜松
今昔物語
8月20-21日、浜松市総合産業展示館で「バイクのふるさと浜松2016」が開催
されます。最近は家族で楽しめる内容になっています。ぜひ足を運んでみてください。
さて先月、地方創生の研修会で面白い話を聞きました。
地域活性化のポイントは「まず自らの特徴を知ること。産業振興については地場
産業の歴史を知ることが大切」とのこと。そこでさっそく浜松の地場産業の一つである
オートバイ産業について調べてみました。(数字についてはできるだけ情報を集めまし
たが誤っているものがあるかもしれません。その場合はご了承ください。また正しいデー
タをご存知の方はぜひ教えてください。)
(1)浜松オートバイ産業の歴史
国内のオートバイメーカーはホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの4社ですが、そのうち
カワサキ以外の3社の発祥の地が浜松。浜松は世界中のバイクファンに誇る「バイク
のふるさと」です。
浜松のオートバイ産業の本格的なスタートは戦後間もないころでした。
ホンダは昭和21(1946)年にスタート。スズキは織機製造の技術を活かし、昭和
27(1952)年に参入。ヤマハは楽器製造のかたわら昭和28年から研究開発をはじ
め29(1954)年に参入しました。
戦後、浜松には35社ものオートバイメーカーがあったとのこと(浜松市博物館資料)。
ウィキペディアを見ると国内には300社を超えるバイクメーカーがあったようです。
その中で生き残ったうちの3社が浜松で育ったというのはこの地域の大きな特色です。
浜松のものづくり産業の歴史の積み重ねであり、高い産業技術とそれを支える技術者
が集積していたというのが理由の一つではないでしょうか。もちろん「やらまいか精神」も
忘れてはいけませんね。
なお、浜松のオートバイ産業の歴史は、上のリンク先(バイクのふるさと浜松のサイト)
にも詳しく載っていますので、ぜひご覧になってください。
(2)オートバイ産業の盛衰
日本国内でオートバイが一番売れたのは昭和57(1982)年の327万台です。
一方、昨年の国内販売台数は40万台強、ピーク時の8分の1しか売れていません。
「危ない」「ウルサイ」などの声や「三ない運動」などの影響もあるでしょう。
国内販売の減に伴い、地域のオートバイ関連産業も影響を受けています。
昭和55(1980)年の国内生産台数は643万台でした。また県内の生産台数は、
昭和56(1981)年で519万台という数字があります。
(データの年がバラバラで申し訳ありません。資料をご存知の方はぜひ教えてください)
平成26(2014)年の国内生産台数は59.7万台で、10分の1以下に減少。
そのうち静岡県内で造られた台数は22万台強となっています。現在でも全国一の
規模と言えますが、相当減少しています。
県西部地域にはオートバイ関連部品企業も多く、四輪車や関連部品製造へと
変わっている様子がうかがえます。
(3)グローバル経済の影響
オートバイの国内生産減は、国内市場の減少だけではありません。グローバル化
特にアジアの経済成長による海外生産の増に大きく影響されています。
平成25(2013)年、世界では5600万台を超えるオートバイが生産されています。
最も多い国は2046万台で中国でしたが、ここ数年中国での生産が減っており、
インドが急速に増加しています。昨年はインドが世界1になっているのではないかと
言われています。
他にもインドネシア773万台、ベトナム368万台、タイ221万台など東南アジア
の生産が増えており、日本とは比較になりません。
これを受け国内4メーカーは現地生産を増やし、部品企業も進出しています。
また現地メーカーの成長も目を見張ります。特にインドでは日本メーカーの技術を
身につけた現地メーカーが力をつけています。現在、企業別の生産台数で世界一は
ホンダですが、2位はインド企業というデータもあります。
(4)行政の支援
地元の中小企業が海外展開を余儀なくされる中、静岡県や浜松市は4-5年前
から積極的に支援するようになり、県内や現地でさまざまな相談に応じています。
一方、雇用確保は県にとって大きな課題であり、県内での支援もしっかりやらない
といけません。県内にはオートバイや四輪車のものづくり技術を活かして、航空宇宙
産業や健康医療産業など今後の成長が見込める新たな分野に進出を考えている
企業も多く、やる気のある企業を積極的に支援しています。
★産業成長戦略の推進(静岡県のサイト)
(5)バイク・ラブ・フォーラム
オートバイ関連業界も指をくわえてみているわけにはいけません。このような中、
4年前に「バイク・ラブ・フォーラム(BLF)」を設立して、平成32(2020)年に国内
販売を100万台に伸ばすなどの目標を掲げて取り組みをスタートしました。
国内での対策として、
○安全安心な二輪車利用環境の醸成
○社会との共生実現
○快適・楽しさの訴求
○道路や駐車場の整備
○免許制度の見直し
などに取り組んでいます。
(6)オートバイを文化に
歴史の長いヨーロッパでは、オートバイは産業であると同時に文化でもあります。
国内でもこうした取り組みを進めていく必要があるのではないでしょうか。
私たちが住むこの地域には、浜松市のスズキ本社前には「スズキ歴史館」、
磐田市のヤマハ発動機本社には「ヤマハコミュニケーションプラザ」、さらに天竜区
には「本田宗一郎ものづくり伝承館」があり、オートバイ産業などの歴史を辿ること
ができます。この夏、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。
*********************************************************************************
3.最近のブログ記事から
7月は参議院選挙があり議会が休会となったので、前半は記事が少なめでした。
中旬からは常任委員会の活動が目白押しでした。
7/07 「覚悟」の進化
12 常任委員会の話題
13 若者の声を政治に
14 オープンイノベーションフォーラム
19 第2回 ふじのくにカフェ
20 ビジネスマッチングフェア
21 委員会視察1日目
22 県立森林公園
22 環境衛生科学研究所
23 最近の県営住宅
24 防潮堤の竣工式
29 あて職
30 地域共生自治会会議
*********************************************************************************
4.活動日程
○7月の主な活動
01(金) 浜松市市制記念式典
03(日) 入野地区凧揚会総会
地方創生・地域活性化研修会
07(木) 三方原学園(萩原分校)訪問
08(金) 自治連会議
09(土) 8耐浜松チーム壮行会
10(日) 参議院選挙投開票
11(月) 企画くらし環境委員会
12(火) 企画くらし環境委員会
13(水) 次代を担う若者による県民会議傍聴
14(木) オープンイノベーションフォーラム浜松
16(土) 大平台夏まつり
17(日) ライオネット合唱団演奏会
19(火) 本会議
ワークライフバランス勉強会
20(水) スズキ友の会総会
ビジネスマッチングフェア
21(木) 常任委員会県内視察
22(金) 常任委員会県内視察
23(土) FM Haro 県政報告
24(日) 浜松市防潮堤竣工式
25(月) 会派街頭県政報告
26(火) 会派街頭県政報告
28(木) 県環境審議会温泉部会
29(金) 県国土利用計画審議会
30(土) 地域共生自治会会議(HICE)
31(日) 鈴鹿8時間耐久ロードレース観戦
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○8月の予定
01(月)〜02(火) 連合政策研修会(三重)
03(水) 親子県議会教室
04(木)〜09(火) モンゴル訪問
15(月) 戦没者追悼平和祈念式
19(金) 9月議会勉強会
20(土) 佐鳴湖水質検査
バイクのふるさと浜松
23(火)〜25(木) 慶應議連県内視察
27(土) 労組大会
FMHaro県政報告
28(日) スズキ労組研修会
*********************************************************************************
【 田口 章 プロフィール 】
○略歴
昭和37年1月23日生(54歳)
昭和59年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社
平成 6年 スズキ労働組合専従役員
平成19年 浜松市議会議員当選(1期)
平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選
23年度 産業委員会 委員
24年度 建設委員会 副委員長
25年度 議会運営委員会 委員、企画文化観光委員会 委員
26年度 総務委員会 副委員長、次世代人材育成特別委員会 委員
平成27年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)
27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員
28年度 企画くらし環境委員会 委員長
ふじのくに県民クラブ 広報担当
○好きな言葉 「おもしろきこともなき世をおもしろく」
「今より早いときはない」
「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」
○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750)・歌を歌うこと
○家族構成・・・妻・長女(社会人・別居)・長男(社会人・別居)・二男(大3・別居)
【 連 絡 先 】
連絡事務所(スズキ労働組合)
〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820
会派(ふじのくに県民クラブ)
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510
自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100
*********************************************************************************
田口 章 メールマガジンのご案内
ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、
メールをお送りください。
ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。
よろしくお願いいたします。
文責 田口 章 事務所
*********************************************************************************