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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                  平成2861

                                                                        

   静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第62号>

 

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みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

6月はいつもの交差点からスタート。日常活動の一環として街頭に立っています。

参議院選挙に出るわけではありません・・・。今日もご通行中のみなさまから、クラク

ションや手を挙げてご声援をいただきました。今月も元気いっぱいガンバります。

今年度、企画くらし環境委員長になったので、さっそく所管事項のひとつである

“環境”をテーマに取り上げました。

6月は「環境月間」です。ゴミ減量やCO2排出抑制にご協力をお願いします。

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【これは無料のメールマガジンです】

これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載があっ

た方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。お気づきの

点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を希望

しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

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◎目次

 

1.6月は「環境月間」

 

2.最近のブログ記事

 

3.活動日程 

 

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1.6月は「環境月間」

 

国は「環境基本法」で、6/5を環境の日と定めています。あわせて6月を

「環境月間」として、事業者や国民のみなさんに、環境の保全についての関心

と理解を深め、積極的に環境保全に関する活動を行う意欲を高めるように・・・

と定めています。

 

(1)静岡県環境基本計画

 

静岡県は「環境基本計画」を策定し、「低炭素社会」「循環型社会」「自然

共生社会」の3つの社会づくりをめざしています。

 

3次 静岡県環境基本計画

 

@低炭素社会

 

地球温暖化は全世界共通の課題で、伊勢志摩サミットでも取り上げられま

した(あまり目立ちませんでしたが・・・)。

放っておくと、西暦2100年の日本は、気温が今よりも3.56.4℃上昇、降

水量は9-16%増、海面は60-63p上昇、熱中症患者は2倍以上になると

言われています。

 

このため温室効果ガス、中でも大きな要因である二酸化炭素の排出抑制は、

人類の大きな課題です。

 

静岡県は「地球温暖化対策実行計画」を策定し、2020年度に、2005年度

対比20%削減という目標を立てて取り組んでいます。

2013年度実績は12.1%減で、まずますの進捗となっています。

(下の写真データは2012年度のデータです。クリックすると拡大)

Co2

 

排出元を細分化すると最も排出量が多いのは産業部門(12次産業)です。

2005年度の1779.0万トン-CO2(単位は以下略)から、2012年度は1400.2

に減少、さらに2013年度は1381.7に減っています。

排出量は多いですが、事業者の取組により、削減率は20%を超えています。

景気動向の影響もあるようですが、企業努力の結果と言えます。反面、景気回

復により仕事が忙しくなると、排出量が増えることにもなりかねないので、省エネへ

の不断の取り組みをお願いしたいと思います。

 

家庭部門は増えています。2005年度の595.62012年度には625.3

2013年度は611.6となっています。

省エネ家電が増えているのになぜ?・・・と思う人もいるでしょう。要因は世帯数

の増加、特に単身世帯が増えていること、さらに家電製品の大型化が指摘されて

います。

家庭部門は、今後人口減少に伴いCO2排出は減っていくとみられていますが、

ライフスタイルを変えていかないといけないのではないでしょうか。

冷房を効かせ過ぎない、電源をこまめに切るなど、気をつけて欲しいですね。

「自分一人くらい大丈夫」という“エゴ”ライフをやめて“エコ”ライフをめざしましょう。

 

もう一つ増えている部門に業務部門(3次産業)があります。

2005年度の548.8が、2012年度は580.22013年度は628.3となっています。

個人事業者、オフィスビルの延床面積の増加やOA化、空調・照明機器の増加

などが主な要因ですが、人口減少の中でもさらに増えると見込まれています。

お客様サービスなので難しいところもありますが、オフィス部門の省エネマインドを

高める必要がありそうです。

 

原子力発電所の稼働停止による“排出係数”の変化も要因のようですが、

詳しい資料をご覧になりたい方は下記のリンク先をご覧ください。

 

ふじのくに地球温暖化対策実行計画

 

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A循環型社会

 

5/30は“ゴミの日”でした。県ではこの日を中心に「ゴミ削減推進キャンペーン」

を実施し、県内一斉に清掃活動や啓発活動を行っています。

県は、「循環型社会形成計画」を策定し、一人1日あたりのゴミ排出量を、

2008年度の1021gに対し、2020年度815gを目標として取り組んでいます。

2014年度の実績は902gと着実に進捗しています。

先日の地元新聞に「生ゴミの水切り」の記事がありましたが、減量はもちろん、

焼却時のCO2排出抑制にもつながりますので環境効果は大きいです。

 

伊勢志摩サミットでは「3R」についても議論されました。リデュース、リユース、

リサイクルの3つの英語の頭文字です。

リデュースは発生抑制、ゴミを出さないようにしようということです。リユースは

再利用。我が家も子ども服をフリーマーケットやリサイクルショップに出したものです。

リサイクルは資源の再利用。ビンや缶、ペットボトル、古紙の回収などポピュラーに

なりましたね。

 

最近は「食品ロス」が大きな課題になっています。

食べられるのに捨ててしまう食品廃棄物の量は日本全体で約642万トン。

2300万人の1年分の食事と同じ量を捨てているとのことです。世界中に

は約87千万人の栄養失調者がいます。もったいない・・・だけでは済まされ

ません。

 

県では「食品ロス削減プロジェクト」を推進します。

家庭では必要なものだけ購入、消費期限を切らさないなど注意していただくと

ともに、余剰食品を寄付して生活困窮者へ届ける「フードバンク」事業も行います。

外食でも「食べきり運動」という活動を進めます。宴会で料理が残るケースがあり

ますが、気をつけたいものです。

 

3 静岡県循環型社会形成計画

 

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B自然共生社会

 

5/21(土)、佐鳴湖で小中高校生や地域住民による水質調査が実施されま

した。佐鳴湖は水質目標指標の一つであるCOD(化学的酸素要求量)が高く、

1974年に16mg/lと最悪を記録しました。その後下がったものの、2001年から

2006年まで不名誉な全国ワースト1が続いていました。

最近では下水道整備のほか、地域住民の取り組みなどで徐々に改善し、

当面の目標だった8を下回る水準になっています。しかし環境基準は5ですので、

さらに努力が必要です。

このような身近な自然を通して環境の大切さを学ぶことは大切なことです。

佐鳴湖に限らず、子どもたちと一緒に身近な自然環境保全を考える機会を

持っていただきたいですね。

 

最近はPM2.5など気になる大気汚染情報もあります。県のHPで速報値を

提供していますので、ちょっとかすんでるけど大丈夫かななんて思ったら、

静岡県環境衛生科学研究所のサイトで確認してください。

 

大気汚染常時監視システム

 

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(2)ふじのくにエコチャレンジ

 

自然環境を次世代に継承するためには、今、私たち自身がアクションを起こす

ことが大切です。県では「ふじのくにエコチャレンジ」という取組をやっています。

 

ふじのくにエコチャレンジ

 

この中の「エコチャレンジ・トライ」をちょうど6/1からスタートします。家庭や職場、

学校やサークルの仲間などグループでエントリーしてもらって、地球温暖化防止の

ために、私たちはこんなことに取り組むというのを約束してもらおう・・・という取組です。

難しく考えなくてもかまいません。「エコドライブを心がける」「モノを大事に使う」

「燃えるゴミを少なくする」「節電・節水に努める」「室温は28℃」など、身近なこと

からやってみませんか?

 

昨年度は約95000人が参加してくれました。今年も多くの方に参加していた

だきたいと思います。

 

なお県民だより6月号でも特集をしていますのでこちらもご覧ください。

 

県民だより「6月は環境月間」

 

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2.最近のブログ記事から

 

5月の記事は下記のとおりでした。行革ネタの他、先月の「ふれあいトーク」の意見を

踏まえた記事、今年度就任した「企画くらし環境委員会」のことなどを書いています。

 

5月のブログ

 

5/05 浜松まつり

06 メルマガ5月号

09 バイクファンを増やせ

13 県庁の生産性向上

14 「官民連携・協働」の事例

16 ファルマバレープロジェクト

18 企画くらし環境委員会

19 公民連携による公共施設整備

21 待機児童の解消に向けて

23 水道事業 大量更新時代の投資計画と経営戦略の策定

24 6月は「環境月間」

30 基本構想の公表(遠州灘海浜公園篠原地区)

31 富士山静岡空港 経営改革の道

 

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3.活動日程 

 

○5月の主な活動

 

02() 入野地区組団結式

03()05() 浜松まつり

06() ひらやま佐知子雄踏集会

08() 中遠地協メーデー

     自治連会議

10() 会派総会

12() ファルマバレー視察

13() 静岡県国際経済振興会訪問

14() 入野中学校区健全育成会総会

     入野地区地域団体連絡会

15() 入野地区自治会連合会総会

16() ひらやま佐知子浜松集会

17() 三方原学園創立記念式典

18() 臨時会

19() 自治体総合フェア(東京)

21() えんばい朝市

     佐鳴湖水質検査

23() 水道事業経営戦略セミナー(東京)

24() 浜松教組女性部委員会

25() 工業用水道事業意見交換(東京)

     ふじのくにに住みかえるセンター訪問

     夏まつり実行委員会

26() ムンドデアレグリア学校訪問

27() 大平台高校訪問

28() 小学校運動会

     FM Haro 県政報告

29() シニアクラブ総会

     部労東海イベント

 

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○6月の予定

 

01() たかつか光保育園10周年記念祭

     メディカルフィットネスクラブLEN竣工式典

02() 浜名湖環境財団記念式典

03() 静岡県建築士事務所協会総会

04() 環境月間県民大会

05() 浜松市水防演習

06() はまぐち 誠 地域集会

08() 自治連会議

15() 会派総会

18() ビーチラグビー東海大会

21() 佐鳴湖をきれいにする会

22() 本会議(参院選日程により変更可能性あり)

24() 入野中学校評議員会

25() 佐鳴湖ふれあいウォーキング

     FM Haro 県政報告

26() ワークライフバランスセミナー

27() 本会議(代表質問)

28() 本会議

29() 本会議

30() 本会議

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(54歳) 

昭和59年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

平成19年 浜松市議会議員当選(1期)

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

         23年度 産業委員会 委員

         24年度 建設委員会 副委員長

          25年度 議会運営委員会 委員、企画文化観光委員会 委員

         26年度 総務委員会 副委員長、次世代人材育成特別委員会 委員

平成27年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)

         27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員

         28年度 企画くらし環境委員会 委員長

 

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 

○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750)・歌を歌うこと

 

○家族構成・・・妻・長女(社会人・別居)・長男(社会人・別居)・二男(大3・別居)

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(ふじのくに県民クラブ)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100

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田口 章 メールマガジンのご案内

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メールをお送りください。

 

 ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

文責 田口 章 事務所

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