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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                  平成27121

                                                                        

   静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第56号>

 

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みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

今年も師走を迎えました。年々、月日の経つのが早くなっていきますね〜。

先日31年ぶりに学生時代に住んでいた下宿の近くを訪ねてみました。新しい

アパートが建ち並ぶ中、昔と同じ場所に(今では珍しい)“電話ボックス”を見つけ、

故郷に電話していた時のことを懐かしく思い出しました。

(内容はいつも「カネがない」だったと思います・・・^^;

県議会は今日から12月定例会です。9日(水)11:20頃から一般質問に立ち

ます。お時間が許せばネット中継などでご覧ください。

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【これは無料のメールマガジンです】

これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載があっ

た方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。お気づきの

点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を希望

しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

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◎目次

 

1.本日誕生!「ふじのくに県民クラブ」

 

2.一般質問のテーマ

 

3.最近の活動報告

(1)第1回「ふじのくにカフェ−静岡の若者と語る会」開催

(2)マニフェスト大賞結果

(3)フラウンホーファー研究機構訪問

 

4.最近のブログ記事

 

5.活動日程 

 

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1.本日誕生!「ふじのくに県民クラブ」

 

12/1()新たに「ふじのくに県民クラブ」が誕生します。17人の「ふじのくに県議団」

3人の「富士の会」が統合して結成します。総勢20改選前と同じ人数になり

ました。私は新会派でも引き続き政調会長を務めます。

一方、県議会最大会派は40人ですので、まだ半分に過ぎません。少数ですが、

政策集団として、さらに研さんを積んでいきます。ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたし

ます。

 

県議会議員 選挙区・会派別議員一覧

 

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2.一般質問のテーマ

 

12/9(水)11:20頃から、今年2回目となる一般質問を行います。静岡県議会では

基本的に年1回しか質問の機会を与えられませんが、慣例で質問をしない“監査委員”

が会派内にいるため、その人の分をいただきました。政調会長の役得でしょうか・・・。

 

テーマは地方交付税や臨時財政対策債のあり方など大きなものから行財政改革、

会派のマニフェストである「グローバル人材育成」、趣味のバイクに関するもの、9月に

浸水被害を出した地元の河川改修まで、幅広い質問を予定しています。

 

昨日、通告を終えましたので内容はこれで決まり。今日はテーマだけご紹介し、

詳細は後日、ブログなどでご報告します。

今回は傍聴ツアーは実施しませんが、インターネット中継などでご覧いただければ

と思います。

 

1.財政の健全な運営について

(1)地方財政制度の課題

(2)規律を重視した財政運営

(3)歳入確保

@資金運用の改善

Aネーミングライツの実施

 

2.県庁の生産性向上について(内部管理業務の見直し、5S、外部人材活用)

 

3.「美しい“ふじのくに”まち・ひと・しごと創生 長期人口ビジョン」と「総合戦略」の

実現に向けた取り組みについて

 

4.グローバル人材育成における一貫した支援体制の構築について

 

5.バイクの三ない運動について

 

6.堀留川の治水対策について

 

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3.最近の活動報告

 

(1)第1回「ふじのくにカフェ−静岡の若者と語る会」開催

 

11/28()、会派の新しい取り組みとして、初の「ふじのくにカフェ」を開催しました。

集まった若者は大学生5人を含む11人。「いじめ」や「グローバル化」などについて

ざっくばらんな気持ちをお話していただきました。

私たちが机上で議論するだけではわからない“ナマの声”が聴けました。条例を作り

込む際の参考にしていきます。

 

政策の決定には、これからの時代を背負っていく若者の声が必要です。小さな一歩

ですが、今後の活動につなげていきます。

今後も継続開催しますので、みなさんからも、ぜひ若い知人友人にお声かけください

ますようお願いいたします。

 

ふじのくに県議団フェイスブックページ

 

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(2)マニフェスト大賞結果

 

11/6()六本木ヒルズで第10回「マニフェスト大賞」表彰式が開催されました。

ふじのくに県議団が昨年策定した政策集「覚悟」は、議会マニフェストの部門で、

優秀賞5選にノミネートされ、当日の大賞受賞に期待しましたが、大賞にはお隣の

山梨県議会の会派「チームやまなし」が選ばれました。

 

なお、首長部門では牧之原市の西原茂樹市長が大賞を受賞されました。県内

では川勝平太知事、浜松市の鈴木康友市長に次ぐ栄誉です。

牧之原市は、市長の他にも、市民の部でも優秀賞、優秀コミュニケーション・ネット

選挙戦略賞も周辺の3市(焼津・島田・掛川)と共同で受賞されていました。市民

参加のまちづくりを進めているということでしたが、注目したいと思います。

このほか「わかもののまち・静岡実行委員会」さん、島田市さんも受賞されました。

県民挙げてよりよい地域を作っていきたいですね。

 

◆北川正恭氏の「覚悟」への選評

 

統一地方選挙に向けて、会派の新公約集「覚悟」を作成した。策定の過程では、

大学連携や、関連団体との意見交換を行った。

公約では 6 本の条例制定を掲げ、議会の権能である「条例制定」を核とした。

昨年のマニフェスト大賞では、横浜自民党が掲げ た 8本の条例制定マニフェストの

取り組みがグランプリを受賞したが、それに続く意欲的な取りくみ。

 

アウトプットよりもアウトカムを重視し、「政策体系シート」を掲載したことも特徴的。

任期中に約束した条例制定が実現できるか、注目される。ぜひ、条例の策定過程を

県民にわかりやすく公開してほしい。

 

覚悟(ふじのくに県議団HP

 

マニフェスト大賞(ローカルマニフェスト推進議員連盟)

 

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(3)フラウンホーファー研究機構訪問

 

11/16()、視察調査最後の訪問先がミュンヘンにある「フラウンホーファー研究

機構」でした。インダストリー4.0についていろいろ聞きたかったのですが、担当者から

はあまり具体的な話はいただけませんでした。Q&Aに少し書きましたが、中小事業

者はまだ様子見・・・といった感じでした。

以下に概略を報告します。

 

◆フラウンホーファー研究機構の概要

 

ドイツ国内40か所に66の研究所を持ち23000人のスタッフが勤務している。

年間の予算は約20億ユーロで、うち研究開発は17億ユーロ。

研究開発費の30%を州政府が拠出し、残りの70%は自ら調達している。

そのうち30%はEUやドイツ政府など公的機関からの受託研究で、40%は

産業界(企業)からの受託。

このように民間の比率が大きいことが特徴で、この点からも実践的な研究が

行われていることがうかがえる。

 

研究分野は大きく7分野。情報通信技術、ライフサイエンス、光・表面技術、

マイクロエレクトロニクス、生産技術、材料・部材、VVS(公共交通?)の防御

と安全。

このうち最も古いものは生産技術部門で、第二次世界大戦後の1949年、

壊滅的だった産業再生のサポートのために創設された。

 

産業界との契約は年間約9000件、452百万ユーロにのぼり、40%が中小企業

60%が大企業とのこと。

66ある研究所には評議会が設置され、産業界代表者も入っています。評議会

は産業の将来展望だけでなく、日々の業務課題も具体的に議論している。

 

日本にも2001年から拠点(日本代表部)を置き、仙台市(2004年〜マイクロ

エレクトロニクスメカニカルシステム等)、三重県(2008年〜高度部材)、産総研

2012年〜人材交流)、福島県(2014年〜再生可能エネルギー)との共同研究

を行っている。

 

◆Q&A

 

Q 日本での取り組みは?

A 日本代表部でマーケティングしており産業界や研究機関とコンタクトとっている。

直接の研究室はなく小さなグループだが、大阪で産総研、仙台で東北大と提携し

基礎研究を行っている。

三重県は具体的な成果が出ておらずショールームの設置を提案している。

福島県では太陽光発電の新しい研究をしている。

 

Q インダストリー4.0は「産業革命」か?

A 生産のデジタル化である。時間のロスをなくし機械と製品の同時性を高める仕組み。

ソフトウェア、ハードウェアを最も有効に使い、生産現場とのコミュニケーションを最良

にしていく。

 

Q インダストリー4.0ISOのような国際規格を目指すのか?

A 規格化は考えていない。

 

Q フラウンホーファー研究機構は、インダストリー4.0で中小企業の生産性向上改革

のサポートを行うと聞いているが、どのような役割を担っているのか?

A インダストリー4.0の導入について中小企業はまだ躊躇している。大企業の様子を

見てから考えているようだ。

大企業はいくつかのプロジェクトを進めているが、中小企業でどの程度導入できるか

はケースバイケースになるのではないか。まだ不明確であり研究が必要な部分が多い。

いずれにしてもまだ始まったばかりでありゆっくり進んでいくと思う。

2016419日に日本で関係するイベントを開催予定である。

 

Q 日本では理科系人材が不足しているがドイツではどうか

A ドイツも同様の傾向にある。

 

◆まとめ

 

フラウンホーファー研究機構は企業の商品開発をサポートする実践的研究機関で、

日本でいえば「産業技術総合研究所」や県の「工業技術研究所」に近い事業を行っ

ています。

大きな違いは「規模」と「自らおカネを稼ぐ」ところです。

とりわけ後者が実践的研究を支えているのにつながっていると感じました。この点が

大学や公的研究機関に欠けているところであり、日本の研究機関も参考にしなければ

いけない点です。

本県においても「オープンイノベーション」の取り組みが始まり、産総研と企業をつなぐ

取り組みを始めましたが、こうしたマッチング機能を強化することに加え、さらに「工業技術

研究所」と「産総研」「他県の公的研究機関」との連携を深めることによって、地域産業

のイノベーションにつなげる必要があると感じました。

 

インダストリー4.0は今後の産業構造を変える可能性があるとみられていますが、ドイツ

ではまだ試行錯誤しているようにも感じました。とりわけ中小企業においては様子見の

状況がヒアリングからうかがえました。

一方、米国ではインダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)がすでに具体的な

事業を進めています。本県産業の将来を考える上では、目が離せない取り組みであること

に変わりはないと思います。引き続き注目していきます。

 

フラウンホーファー日本代表部

 

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4.最近のブログ記事から

 

11月は決算審査、海外視察、一般質問の準備などで、記事が少なくなってしまい

ました。時間の使い方がまだまだヘタです・・・。

 

11月のブログ記事

 

11/2 メルマガ11月号

04 愛知県のグローバル人材育成

05 Internet of Things

06 マニフェスト大賞

22 フラウンホーファー研究機構

23 家康くん、天下獲り!

24 浜岡原発視察

 

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.活動日程 

 

○1月の主な活動

 

02() 会派総会

04() 愛知県庁ヒアリング(グローバル人材育成)

05() IoTInternet of Things)セミナー

06() 決算特別委員会

     「マニフェスト大賞」表彰式

07() 教組広報活動

     FMHaro県政報告

08()17() 海外事情調査団

18() 西都台小学校あいさつ運動

     自動車総連静岡地協議員連絡会

     教組対県要請

19() 会派総会・12月議会勉強会

21() 西都台小学校学習発表会

24() 浜岡原発会派視察

26() シニアクラブ県政報告

27() 地方分権推進特別委員会

     浜松地協定期大会

28() 第1回 ふじのくにカフェ−静岡の若者と語る会−

29() 自動車総連OB

30() 質問通告

 

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○12月の予定

 

01() 本会議(12月定例会開会)

04() 本会議(13:30田形)

05() 全本田労連イベント

     地区社協イベント

06() 地域防災訓練

07() 本会議

08() 本会議(13:30佐野)

     自治会長会議

09() 本会議(一般質問11:20田口13:30山崎)

10() 本会議(13:30岡本)

11() 28当初予算勉強会

12() FMHaro県政報告with田内議員)

14() 産業委員会

15() 産業委員会

16() 地方分権推進特別委員会

17() 28予算に対する知事提言提出

19() 入野協働センターまつり

21() 本会議(12月定例会閉会)

      

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(53歳) 

昭和59年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

平成19年 浜松市議会議員当選(1期)

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

         23年度 産業委員会 委員

         24年度 建設委員会 副委員長

          25年度 議会運営委員会 委員、企画文化観光委員会 委員

         26年度 総務委員会 副委員長、次世代人材育成特別委員会 委員

平成27年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)

         27年度 産業委員会 委員、地方分権推進特別委員会 委員

               ふじのくに県民クラブ 政調会長

 

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 

○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750)・歌を歌うこと

 

○家族構成・・・妻・長女(社会人・別居)・長男(大4・別居)・二男(大2・別居)

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(ふじのくに県議団

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅(夜間)

    〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100 

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メールをお送りください。

 

 ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

文責 田口 章 事務所

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