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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                 平成2616
                                                               
        

       静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第33号>

 

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 新年おめでとうございます。静岡県議会議員の田口 章 です。

 今年は元旦から穏やかな日が続きました。今日からお仕事という方も多いでしょ

うが、今年1年が皆様にとってよりよい年になりますようご祈念申し上げます。

 

 昨日から新年の街頭広報活動を実施しています。今日、明日も市内各所で

マイクを持ちます。見かけたらお気軽にお声かけください。

 

 国政では消費税引き上げやアジア外交など課題の多い年になりそうですが、

静岡県政においても、人口減少や景気回復の遅れなど課題山積です。

 今年も現場の声を聞きながら政策反映に努めていきますので、ご指導、ご鞭撻

をよろしくお願い申し上げます。

 

 旧年中に名刺交換させていただいたみなさまに、今月号から新たにメルマガを

送付させていただきました。「見えにくい」「わかりにくい」といわれる県政を、身近に

感じていただければと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。 

 

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【これは無料のメールマガジンです】

 これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載があっ

た方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。お気づきの

点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

 また配信ご不要の方や選挙期間中の配信停止を希望される方は、末尾のアド

レスにその旨お伝えください。よろしくお願いいたします。

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【メルマガバックナンバーはこちらから】

 

★2013年分   ★2012年分   ★2011年分

 

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【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

  

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◎目次

 

1.年頭のごあいさつ

 

2.平成26年の県政課題

 (1)製造品出荷額の推移

 (2)人口減少社会への挑戦

 

3.最近のブログから 「グローカルな2014に」(1/1

 

4.活動日程

 

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1.年頭のごあいさつ

 

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年のみなさまのご多幸をご祈念申し

上げます。

 昨年の静岡県は「富士山の世界遺産登録」という明るいニュースに沸きました。

今年もワクワクするような話題に満ちた年になればいいですね。

 

 静岡県は700品目を超える花を生産する、日本一の「花の都」です。今年は

「浜名湖花博」から10年。これを記念して当時の会場だった「浜名湖ガーデンパ

ーク」に、新たに「はままつフラワーパーク」を加え、3月下旬から6月中旬にかけて

「浜名湖花博2014」を開催します。

 花々に囲まれた「花の都」のステキな春をお楽しみいただければと思います。

 

★浜名湖花博2014のサイト

 

 安全、安心の確保も進めます。沿岸域の防潮堤建設は年度内に試験工事

を終え、4月からは本格工事が始まる予定です。

 関係者によると、来年度は5kmほどの工事を見込んでいるとのこと。2月定例会

の当初予算審議で明らかになりますのでご注目ください。

 このペースでいくと、今切口から天竜川までの17.5kmが完成するのは、3年強と

いうことになります。

 土を盛って木を植えて、市民の憩いの場になるにはまだ時間がかかりそうですが、

できるだけスピード感をもって進めていけるよう取り組みます。

 

★浜松市沿岸域防潮堤整備事業(静岡県のサイト)

 

 課題もあります。

 現在検討している総合計画の「次期基本計画」では、「人口減少社会への

挑戦」を掲げていますが、目標の「出生率2.0」、「社会移動を転入超過」は非常

に高いハードルです。

 また「GDP20兆円」の目標も、製造品出荷額がリーマンショック前よりも4兆円

減っている実態を考えると、相当な覚悟をもって取り組む必要があります。

 

★新しい総合計画「基本計画」(案)(静岡県のサイト)

 

 私の今年の目標は「グローカル」。

 これは「グローバル(世界的な)」と「ローカル(地方の)」を組み合わせた造語です。

グローバル化が進む中、ヒト・モノ・カネ・情報が世界規模で動いています。地域に

軸足を置きつつ、世界を見すえて政策を進めていくことが求められています。

 

 今年も全力で「元気な浜松&静岡県」づくりに取り組みます。よろしくお願い申

し上げます。

 

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2.平成26年の県政課題

 

(1)製造品出荷額の推移

 

Seizohinkenhikaku (←クリックで拡大します)

 

 

Deta1 

  

 静岡県の製造品出荷額は、リーマンショック前のH19年に194103億円だった

ものが、H23年には149497億円に落ち込み、H24年も速報値で154852億円

と回復の足取りは遅いままです。

 上のグラフをご覧いただくとわかると思いますが、おとなりの愛知県、神奈川県と比

較しても、遅れている感がします。

 

Sangyobetu

  

 産業別に推移をみると上のグラフ・表のようになっています。

 平成20年調査から産業分類が変更されたため、「輸送機械」などを除いて時

系列のデータがありません。そこで平成20年を1として指数比較しました。

 「輸送機械」がなかなか底上げが図れていないことがわかります。

 それに伴って(・・・と言ってよいと思いますが)、「生産用機械」、「金属製品」も

厳しい状況です。「非鉄金属」も低迷しています。

 

 出荷額をみるとH24年で「輸送機械」が45074億円と、2位の「電気機械」の

18339億円、3位の「化学工業」の15755億円と比べても圧倒的に多いので

すが、H20年からの減少額も▲9823億円と大幅減となっています。なおH19年か

H23年の減少幅は約2兆円となっていました。

 他に減少額の大きなものは「情報通信機械」の5885億円が上げられます。また

調べてみますが、海外との競争でしょうか・・・。

 

 いずれにしても、静岡県、とりわけ県西部のものづくりを支えてきた製造業の再

生が大きな課題です。

 新産業の育成が急務ではありますが、雇用や景気回復を下支えするためには、

やはり既存のものづくり産業をいかに活性化するかだと思います。

 グローバル化が進む中、企業の海外展開は不可避ですが、その一方で雇用や

地域経済を支えるためにも、海外事業と国内事業が両立できるように支援しな

いといけません。

 

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(2)人口減少社会への挑戦

 

 先に述べた「次期基本計画」(案)の本編P2PDFでは8ページ目)に「社会

経済情勢の変化」という記述があります。私はこの現状をしっかり共有化す

べきと考えます。

 

 直近の課題である経済雇用情勢は(1)で触れました。中長期的に大きな

課題は、やはり「人口減少と少子高齢化」です。

 

 昨年3月、国立社会保障・人口問題研究所が将来人口推計を公表しました。

これによると、H22年に376万人だった静岡県の人口は、H32年には360万人、

H42年には334万人、さらにH52年には303万人に減少するとされています。

 

 県はこの数値に、県内市町の実態に合わせた出生率や社会移動数などを

織り込み、独自の推計を公表しました。

 

★県の将来人口推計(静岡県のサイト)

 

 平成22年の合計特殊出生率は県全体で1.54でしたが、平成42年に1.57

なるとした場合や、総合計画目標の2.0とした場合の推計や、社会移動(転入

−転出)を0人とした場合の推計を組み合わせています。詳しくはサイトをご

覧ください。

 

 ここで注目されるのが「出生率」の向上と「社会移動 転入超過」です。

 

 「出生率」が国内で一番高い都道府県は沖縄県の1.86、次に宮崎県の1.68

などとなっています。西の方が高いのが面白いところです。

 

★参考「少子化社会対策白書」

 

 施策として実現可能なものは子育て支援策ですが、育児や教育、住宅など

で若い世代を支えるしくみづくりに、部門横断的に取り組むことが必要ではな

いでしょうか。先行する自治体を参考にしたいと思います。

 

 次の「転入超過」は「雇用」と密接にかかわっています。製造業の再生ととも

に、医療福祉分野の就労促進など、引き続き「雇用創造アクションプラン」の

取り組みを続けていく必要があります。同プランは3月末で計画年度が終わり

ますが、何らかのカタチで継続し、具体性のある就労支援策につなげていき

たいと思います。

 

 また「高校卒業後の進路」ともかかわってきます。県内大学のあり方や、県

外の大学に進学したこどもたちのUターンを促すようなしくみづくりが必要です。

 

 今年は従来から取り組んでいる「行財政改革」に加えて、将来にわたって

「元気な静岡県」を創っていくための施策にスポットをあてていきます。

 

 

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3.最近のブログから 「グローカルな2014に」(1/1 

Cimg8303(←クリックで拡大)

 

  新たな年を迎えました。それぞれに新年への思いをお持ちのことと思います。

 私の今年のKEY WORDは「Gocal」。「グローカル」は「グローバル(世界的な)」

と「ローカル(地方の)」の造語です。世界的な視野で、静岡県や浜松のことを考

えていきます。

 

 昨年は「富士山世界遺産登録」に沸いた年でしたが、13年ぶりに改定された

「第4次地震被害想定」を持ち出すまでもなく、県民の安全、安心の確保は最

優先課題として認識されました。

 

 さらに静岡県、特に県西部地域において、各方面から景気回復の足取りの

遅さが指摘されています。

 年末、多くの方々から異口同音に、それを裏付ける現状をお聞かせいただき

ました。今年の最大の政策テーマとして取り組んでいきます。

 

 写真は今朝、遠州浜海岸から見た初日の出。横山大観画伯の絵画を思わ

せる、すばらしい朝日でした。

 思えば、この海の向こうはアメリカなんですよね。先日も書きましたが、世界の

事象はつながっています。 

 

 

   

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4.活動日程 

 

12月の主な活動

 

01() 地域防災訓練

02() 本会議(定例会開会)

     全員協議会

05() 本会議

     原発エネルギー議連研修会

06() 本会議

08() 入野いどばた会議

     入野地区自治連会議

09() 本会議

10() 本会議

11() 本会議

12() 会派総会、来年度予算ヒアリング

13() 常任委員会

14() 連合浜松議員団会議

16() 常任委員会

18() 来年度予算要望

19() 議会運営委員会

20() 本会議(閉会)・会派総会

       

 

1月の主な予定

 

01() 入野地区自主防出初式

04() さなるサッカー初蹴り

05() 会派街頭広報活動

     浜松青年会議所 賀詞交歓会

06() 会派街頭広報活動

07() 会派街頭広報活動

     航空自衛隊浜松基地 賀詞交歓会

08() 連合静岡議員団会議

     浜松商工会議所賀詞交歓会

     入野地区自治連会議

11() 浜松市消防出初式

     33分団表彰式

     教育シンポジウム

12() 浜松市成人式

15()17() 企画文化観光委員会視察

18() ふれあいトーク(県政報告会)

20() スズキ労組役員研修会

21() コミュニティスクール視察

23() 自動車総連新春ミーティング

24() スズキ労連中央委員会

26() スズキ労組支部委員研修会

27() 来年度予算ヒアリング

30() 来年度予算折衝

       

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(51歳・・・今月で52歳になります)

昭和59年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶j入社(営業マンとして販売に従事)

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

        (教宣局長、自動車総連派遣、高塚支部長、書記長、副中央執行委員長)

 

平成19年 浜松市議会議員(1期)

 

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

         23年度 産業委員会委員

         24年度 建設委員会副委員長

          25年度 議会運営委員会委員、企画文化観光委員会委員

 

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 

○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750←乗り換えました。軽くて乗りやすいです)・歌を歌うこと

 

○家族構成・・・妻・長女・長男(大2・別居)・二男(高3

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(民主党・ふじのくに県議団)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅(夜間)

    〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100 

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。
 ご意見などございましたら、ご遠慮なく 
taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

 日々の活動はブログに記してあります。コチラもぜひご覧下さい。

http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

文責 田口 章 事務所

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