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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                 平成25111
                                                               
        

       静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第31号>

 

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 みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

 

 朝夕の涼しさに秋の深まりを感じるようになりましたね。カゼなどひかぬよう

お気をつけください。

 

 静岡県議会は、10/17に「9月定例会」が閉会しましたが、10/29から「決算

特別委員会」を開催しています(11/7まで)。

 今日の朝刊は、軽自動車税制の見直しや防潮堤の新たな動きなど、大きな

政治課題が報道されていました。これらについては、ブログ等で情報発信してい

きます。

 

 今月号は最近の私の活動や議会改革の状況をお知らせします。

 

 

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【これは無料のメールマガジンです】

 これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

 お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

またご不要の方は末尾のアドレスにその旨お伝えください。よろしくお願いい

たします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

  http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

 

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◎目次

 

1.私の最近の議会活動

 (1)一般質問の概要

 (2)企画文化観光委員会の調査事項

 (3)軽自動車税の見直し報道と日の目を見なかった意見書(案)

 

2.議会改革の成果

 (1)質問方式の改革

 (2)決算特別委員会の改革

 

3.最近のブログから 「サイポスレーダー」(10/26

 

4.活動日程

 

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1.最近の議会活動から

 

(1)一般質問の概要

 

 今回の一般質問では、悪化が続く財政状況に対する県の認識を聞き、一層

の行財政改革を求めました。

 またグローバル化への対応、タテ割り行政の具体例、そして私が求める「誰もが

暮らしやすい社会づくり」について質問しました。

 

 質問と答弁の概要をご覧になる場合は質問項目(☆)をクリックしてください。

ブログ記事にリンクしています。

 

☆県の財政認識

 

 県では平成11年度に「財政危機宣言」を出しています。しかし、当時よりも、

今の方が財政状況は悪化しています。

 

☆財政健全化に向けた取り組み

 

 民間手法の導入により「資産」の課題が明らかになってきました。資産経営改

革について提案しました。

 

☆自治体クラウドの推進

 

 行財政改革は、県と市町、あるいは市町と市町が連携して行うと効果が上が

ります。具体的手法を提案しました。

 

☆グローバル人材の育成

 

 静岡県の活性化のために、海外からの留学生を活かすとともに、県内のこども

たちの視野を広げる教育について提案しました。

 

☆企業立地環境の整備について

 

 静岡県には、土地造成を行う「企業局」と、企業誘致を進める「経済産業部

企業立地推進課」があります。これらの連携が十分できていないことから、課題を

指摘し改善を求めました。

 

☆ユニバーサルデザインの推進について

 

 県は、財政危機宣言を出した平成11年度に、全国に先がけてユニバーサルデ

ザインの取り組みを始めました。マンネリ化が見られることから再構築を求めました。

  

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(2)企画文化観光委員会の調査事業

 

 下記をクリックして内容をご覧いただければと思います。

 

@企画広報部の事業

 

 多文化共生、ICT戦略、EVPHVアクションプラン、インターネット広報などに

ついて質問しました。

 

A文化・観光部の事業

 

 浜名湖への誘客促進、インバウンド事業の拡大、留学生支援、文化振興

などの質問をしました。

 

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(3)軽自動車税の見直し報道と日の目を見なかった意見書(案)

 

 昨日開催された総務省の自動車関係税制に関する検討会で、自動車取得

税の段階的廃止にともなう代替財源の確保策として、環境性能に応じて増税

する案を取りまとめました。

 

★総務省会議のサイト

 

 自動車税は都道府県税、軽自動車税は市町村税ですので、私たち地方議

員にもおおいに関係があります。

 

 9月定例会ではとても悔しい思いをしました。

 

 この「自動車関係諸税の見直し」に関する件について、会派として意見書を提

案しましたが、残念ながら提出が見送られてしまいました。

 

Haian←意見書(案)はこちら(クリックで拡大)

 

 

  「意見書」は私たち地方議会としての意思をまとめて国などに示すものです。

静岡県では「全会派一致」したものについてのみ、意見書を提出していますが、

今回、一部会派の賛意を得られませんでした。

 

 意見書の趣旨は、自動車取得税の代替財源を、同じ自動車への課税となる

「自動車税」や「軽自動車税」に求めるべきでない・・・というものでした。

 

 総務省の検討案では、自動車ユーザーの負担は全く軽減されません。とりわけ

公共交通手段が少ない地域の重要な生活手段である軽自動車への課税強化

は、地方に行くほど大きな負担を強いるものになります。

 

 さらに産業への影響も甚大です。自工会は、現在の車体課税をそのままに、

消費税が10%になった場合には、年間約93万台の販売減につながると指摘し

ています。

 

 輸送用機械器具製造業が盛んな静岡県においては、産業や雇用、県民生

活への影響が大きく、さらには法人税や個人県民税収入の減にもつながりかね

ないことから提案しました。

 さらにいえば、輸送用機械器具製造業は、今や日本産業の「最後の砦」とも

いえますので、国益をも損ないかねません。

 静岡県だけでも意見書を出していたら・・・今思うと全く残念でなりません。

 

 今回の検討案では、今後、自動車市場全体のパイがどうなるのか、自動車と

軽自動車の販売構成にどう影響するのかが不明確です。

 また自治体サイドからすれば、軽自動車税収は一見増えそうですが、販売減

による影響はどうか、自動車税収は逆に減るのではないかなど、こちらも不確定

要素がたくさんあります。

 

 総務省は地方自治体の財源確保のみを考えて検討案を示していますが、

日本全体を考えた時にそれでよいのか、よく考える必要があります。

 「省益あって国益なし」そんな言葉が思い出されます。

 

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2.議会改革の成果

 

(1)質問方式の改革

 

 先月お伝えしたとおり、9月定例会から「一問一答方式」「分割質問方式」の

新方式が導入されました。今回、本会議で質問した16人のうち、私を含め8

が新方式にトライしました。

 

 結果からすると、質問と答弁の流れがわかりやすく、やりとりが活発になったと、

感じました。また課題が明確化し、深掘りが可能になったと思います。活性化

という点では大いに評価できます。

 

 ただ「ひとつの質問項目について登壇(発言)3回まで」というルールがあるため、

答弁が不十分で、追求したくても3回目の発言で終わらなければいけません。

再々質問すると意見主張ができなくなるのが、テクニック的に難しいところです。

(下記のようなイメージになります)

 

質問→答弁→再質問→再答弁→再々質問→再々答弁→次の質問

 

もしくは

 

質問 → 答弁 → 再質問 → 再答弁 → 意見・要望 次の質問

 

 課題は「所要時間が長くなること」くらいでした。質問者の「持ち時間」は従来

と変わらないのですが、「再質問」が増えることから、答弁時間が長くなりました。

しかし、成果の大きさに比べれば些細な問題です。

 

 12月定例会からは時間短縮のため、対面演壇からの答弁を「自席」で行う

ことにしました。さらに改善を進めていきます。

 

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(2)決算特別委員会の改革

  

 民間企業と違い、行政はこれまで決算をあまり重視してきませんでしたが、

PDCAを回すためにも、おカネの使い方をしっかりチェックすることが大切です。

 

 県議会では今年から、議長と監査委員を除いた66人の議員が、常任委員

会ごとに分かれて「分科会」形式で審査する方式に変更しました。

 

 従来は10数人の決算特別委員が、全ての部局の決算をチェックしていまし

たが、委員の工数は多大でした。新方式では多くの目でチェックすることができ

るようになり、より綿密なチェックが可能となりました。

 

 さらに11/7の最終日には、分科会意見をまとめて報告します。これを来年度

予算編成に活かすこととしており、その点でもPDCAに資することになります。

 

 当初は今日までの3日間の審査予定でしたが、昨日までに全ての分科会で

審査が終了しました。初めてなので“必要工数”が見込めなかったためですが、

このあたりは致し方ないと思います。

 

 一方、県議会では常任委員会で「所管事務調査」ができることから、常に

決算審査のようなチェックがなされているとも感じました。そのせいで早く終わっ

たかな・・・という気もします。

 

 いずれにしても、一歩前進。さらに議会改革を進めます。

 

 

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3.最近のブログから 「サイポスレーダー」(10/26

 

Sipos_2

 

  昨夜の「エリアメール」に驚かれた方も多いようですね。

 最近の豪雨は従来の想像を超えていますので、身を守るためには情報をしっ

かりとつかむことが大事です。

 

 エリアメールが送られてくる前に情報を把握することができます。それが「サイポス

レーダー」です。

 

★サイポスレーダー (静岡県)

 

 このサイトでは10分ごとに情報が更新され、降水量や河川の水位などがリアル

タイムでわかります。

 

 私は昨夜のような時はPCで地元の「堀留」のデータを見ています。「避難情報」

の前に、「水防団待機水位」や「氾濫注意水位」などの警戒指標がありますので、

参考にしていただければと思います。

 

 多くの方に知っていただきたい情報です。

  

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4.活動日程 

 

10月の主な活動

 

01() 本会議・議会運営委員会

02() 本会議・議会運営委員会

     会派政調会

03() 本会議・議会運営委員会

04() 本会議・議会運営委員会

05() 浜松市障害者スポーツ大会

     スズキ湖西・豊川秋まつり

06() 入野地区戦没者慰霊祭

     岡本まもる議員の集い 

08() 企画文化観光常任委員会

09() 企画文化観光常任委員会

10() 企画文化観光常任委員会

12() スズキ販売労組大会

     入野地区秋まつり

13() 入野地区秋まつり

16() 議会運営委員会

17() 本会議

19() ベルソニカ労組大会

20() スズキ部品製造労組大会

     浜松市労福協まつり

25() 小楠金属熱処理労組大会

26() ソミック石川労組ふれあいトーク

27() 第50回入野地区全町運動会

     大平台運動会

     平岡ボデー労組大会

     スズキ輸送梱包労組大会

     浜松パイプ労組大会

     スニック労組大会

28() 教組天竜区協議会

29() 決算特別委員会

30() 決算特別委員会分科会

31() 決算特別委員会分科会

 

 

11月の主な予定

 

02() シニアクラブ運動会

     県消防大会

03() スズキ労連政策研修会

05() 会派街頭広報活動

06() 入野中学校評議員会

     会派街頭広報活動 

07() 世界お茶まつり開会式

     決算特別委員会

08() 会派政調会

09() 入野中学校PTA行事

     教組街頭広報活動

10() スズキ化成労組大会

11() 市内中学校訪問

     防潮堤視察

     教組西区協議会

12() 自動車総連政策研修会

15() 浜松市やらまいか交流会

17() スズキ駅伝大会

18() スズキ自販浜松労組大会

21() 慶應議連 浜松市ほか視察

25() 議会運営委員会

     東京セミナー

26()27() 

     会派政調会視察(群馬県)

29() 浜松市議会傍聴(徳光卓也さん代表質問)

30() JAWナイスハートふれあいのスポーツ広場

       

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(51歳)

昭和59年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶j入社(営業マンとして販売に従事)

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

        (教宣局長、自動車総連派遣、高塚支部長、書記長、副中央執行委員長)

 

平成19年 浜松市議会議員(1期)

 

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

         23年度 産業委員会委員

         24年度 建設委員会副委員長

          25年度 議会運営委員会委員、企画文化観光委員会委員

 

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

 

○趣味・・・オートバイ(愛車はGSR750←乗り換えました)・歌を歌うこと

 

○家族構成・・・妻・長女・長男(大2・別居)・二男(高3

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(民主党・ふじのくに県議団)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅(夜間)

    〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100 

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 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。
 ご意見などございましたら、ご遠慮なく 
taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

 日々の活動はブログに記してあります。コチラもぜひご覧下さい。

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文責 田口 章 事務所

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