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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                  平成23年7月2日
                                                               
  発行 田口 章 後援会

 

       静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第3号>

 

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 みなさん、こんにちは。田口 章 です。

 昨日は浜松市の100回目の誕生日。私も記念式典に参加し、子どもたち

の演奏を夜9時過ぎまで楽しませていただきました。

 次世代につなぐ新たな一歩にむけて、できることをしっかりと実践していきます。

 

 静岡県議会は「6月定例会」を開催中です。会期は6/23~7/12の20日間。

ちょうど6/28から昨日(7/1)まで、代表・一般質問で論戦が行われました。

 防災対応やエネルギー政策など、興味深いテーマが盛りだくさんでした。今日

はそのトピックスをお伝えします。

 私が担当する「産業委員会」は7/5-6に開催。今は質疑の準備の真っ最中

です。現場の声を伝えます。

 

 ところで、今月号の発行日は7/2(土)となりました。これは、昨日7/1(金)、

力対応カレンダーのため、後援会事務局がお休みしたからです。事務局は

今後、3ヵ月間、土日勤務(木金休み)となります。電力のピークカットには貢献

できますが課題もありそうです。しっかりした検証が必要です。

 

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【これは無料のメールマガジンです】

 これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載があった

方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

 お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

 また失礼ながら、ご不要の方は末尾のアドレスにその旨お伝えください。

 よろしくお願いいたします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

  http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

 

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◎目次

 

1.6月定例会トピックス

 (1)補正予算のテーマは「震災対応」と「新エネルギー」

    ①地震対策(4億8650万円)

    ②経済対策(1億4350万円)

    ③被災者支援(3億9450万円)

    ④太陽光発電(13億5300万円)

    ⑤研究開発、他(1億5050万円)

 

 (2)代表・一般質問の論戦より

    ①知事の政治姿勢

    ②津波対策

    ③浜岡原発

    ④エネルギー政策

 

2.最近のブログから 「モトクロス観戦」(6/27

 

3.活動日程

 

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1.6月定例会トピックス

 

(1)補正予算のテーマは「震災対応」と「新エネルギー」

 

 今回の補正予算は、一般会計24億5700万円、県営住宅や港湾整備事業

の特別会計を含めて25億2800万円となっています。

 この他、御前崎港のガントリークレーン破損による損害賠償請求事件の和解

金(7千万円余の県負担)が提案されています。これについては、所管の委員会

ではありませんが、事件の経過も含めて聞いておこうと思っています。

 

 さて今回の補正予算は、5月臨時会での「震災対応」23億円余に続く第2弾と

いう位置づけになります。5月補正後のさらなる「震災対応」に加え、将来に向け

ての「新エネルギー政策」に重点を置いたものとなっています。

 

★補正予算資料はこちら(静岡県のサイト)

 https://www2.pref.shizuoka.jp/all/file_download1010.nsf/pages/F984EC7F9F9083D4492578B1000B5D2B

 

 

 「震災対応」の主なものは次のとおりです。

 

①地震対策(4億8650万円)

 

 <津波対策として1億800万円>

 

 身近な事業としては「新居高校」と「湖南高校」に屋上避難階段を設置します。

 県下全域のソフト対策としては、県防災原子力学術会議に「津波対策分科会」

を設置、大規模災害時を想定した「代替交通およびルート」を検討します。

 また、ハード対策として津波監視カメラの整備、港湾施設などの緊急避難階段

の整備などを行います。

 なお、「馬込川・芳川」の堤防かさ上げ工事を前倒しします。これは既定事業です

が、「地域自主戦略交付金」を活用して前倒しするとのこと。ヒモ付きでない一括交

付金を活用して事業の優先順位をあげるということで、地域主権改革の良い点です。

 

 <避難施設整備として3億7850万円>

 

 「介護施設」、「障がい者施設」、「児童養護施設」、「県立社会福祉施設」など

94施設に、「非常用自家発電設備」を整備するほか、「道の駅」を防災拠点に使え

ないか検討します。

 

②経済対策(1億4350万円)

 

 中小企業の「BCP(事業継続計画)」普及啓発事業の推進シンポジウムを開催し

ます。BCP策定は大切ですがなかなか着手できないというのが中小企業のホンネです。

真に後押しできるしくみが必要です。

 また今回はシンポジウム開催ということなので、被災地のBCPの状況やサプライチェ

ーンを含めた事業復興の事例や手法など、現場の声を聞きたいところです。

 

 1億2800万円かけて、県と市町を合わせて51人の雇用対策事業を行います。

 なお平成20年秋の「リーマンショック」を受けて創設された緊急雇用対策として、県は

累計で2316人の雇用創出を行ってきましたが、この事業も今年度末で終了します。

 リーマンショック→円高→震災と続く雇用悪化の状況を見ると、国策として次の雇用

対策事業が必要です。

 あわせて引き続きのビジネスマッチング事業などの強化が必要と考えます。

 

 また「静岡茶」の風評被害対策に1400万円を計上していますが、国内だけでなく

フランスまで飛び火しました。

 刻々と変わる情勢にあわせた対応が必要と考えますが、果たして十分でしょうか・・・。

 

③被災者支援(3億9450万円)

 

 被災地現地支援として、復興支援のための技術職員派遣を行うほか、夏休み

等を想定した高校生のボランティア派遣も検討しています。

 また、受入支援として、応急仮設住宅の建設や被災児童生徒への就学援助や

ころのケアを行います。また静岡県社会福祉協議会が行う各種被災者支援への

用助成を行います。

 

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 「新エネルギー導入促進」については、15億円余を見込んでいます。

 

④太陽光発電(13億5300万円)

 

 <住宅用設備導入支援事業>

 

 住宅用太陽光発電設備の導入を考えている人には朗報です。7/13以降に工事

されることをお勧めします。住宅に設置する太陽光発電設備に対し、総額12億円の

助成を実施します。補助額は1kwあたり3万円で、上限4kw12万円とし、1万件分を

予算化します。国の助成制度と同時利用できます。

 市町の助成制度との関係では、浜松市、静岡市など市の単独事業で補助制度

を行っているところは、同時に利用できます。

 一方、湖西市、磐田市など県補助を受けて市の制度を行っているところは、両方

の補助は受けられませんので、確認が必要となります。

 いずれにしても条件の良いほうを使えばよいので、設置の際の選択肢は広がります。

詳しくは下記をご覧ください。

 

★事業の説明はこちら(静岡県のサイト)

 http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-020/juutakuyoutaiyoukou-kentan.html

 

 <県有施設への導入>

 

 エコパや浜松学園(障がい者支援施設)、3つの県立高校など、9ヵ所の県有施設

に太陽光発電施設を設置します。

 

⑤研究開発、他(1億5050万円)

 

 耕作放棄地に太陽光発電設備を設置し、温室メロンハウスに電力を供給する実

験を、中遠地域で実施します。隣接施設に農業用として電力供給をおこなうもので、

ハウス栽培などへの展開が期待できます。

 なおこれは、最近話題の「耕作放棄地を利用したメガソーラー」構想ではありません。

 メガソーラーには送電コストや効率など課題が多く、住宅用や今回のような隣接地

での活用が現実的と思います。

 

 「小水力発電」のモデル事業として、伊東市の奥野ダムに設備を導入するための設

計費を予算化します。最初、「奥泉ダム(奥大井)」と勘違いして、何でそんな送電コ

ストのかかるところに・・・と思っていましたが、伊東市からわずか6kmほどということで安

心しました。小水力発電は日本にあった特性を持っていますので、今後の事業展開

が楽しみです。

 

 産学官が連携して行う、新エネルギーを活用した新技術、新製品の研究開発に

対する企業向けの事業補助を創設します。これまでの国の事業(オプトロニクスクラス

ターなど)は、大企業向けが主でしたが、中堅企業でも利用できそうです。

 

 新エネルギー関連企業誘致のため首都圏で企業立地セミナーを開催。さらに新エ

ネ・省エネ関連ビジネスの活性化のために、関連商品のビジネスマッチング展示会を

開催予定です。

 

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 まだまだ「震災対応」の経済対策や雇用対策が重要な時期ですが、次の時代を

見すえて政策を進めていかなければいけません。

 その意味で、今回の補正予算での「新エネルギー」の取り組みは、「静岡県は“新

エネ”の先陣を切るゾ」というメッセージを込めたものだと思います。

 原子力に象徴されるように、エネルギー政策は国策ではありますが、県の独自性

や自然環境を活かしたエネルギー政策を考える時です。

 今後進んでくるであろう、新エネルギーをめぐる地域間競争に向けて、市町と歩調

をあわせていく必要があります。

 

 一方、現下の経済環境を踏まえた施策は、少し弱いような気がします。

 製造業の業績はやや持ち直しているようですが、企業のリスク管理にどう応えるのか、

企業立地誘導はどう進めるのか・・・、このあたは、7/5-6の産業委員会で質疑をす

るつもりです。

 みなさまのご意見をおきかせください。

  

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(2)代表・一般質問の論戦より

 

 今回、代表・一般質問に立ったのは13人。東日本大震災を受けた防災対策

やエネルギー政策、「お茶」の安全性などが主なテーマでした。

 「民主党・ふじのくに県議団」からは、代表質問に会派会長の野澤義雄議員

(浜松市北区)、一般質問に櫻町宏毅議員(富士市)、佐野愛子議員(藤枝市)、

小長井由雄議員(静岡市葵区)の4人が登壇しました。

 

①知事の政治姿勢

 

 川勝知事は任期4年のちょうど折り返し点。後半2年の政治姿勢を問う声に、

「現場主義で総合計画の達成に向け取り組む」、「数値目標達成に向けた工

程表をつくり、スピード感を持って計画を前倒ししていく」と答弁。

 さらに「震災は文明史上の大転換期であり、復興構想会議の提言も取り込

んで“ふじのくに”づくりに活かしていきたい」と述べました。

 

 私も「復興構想会議」の提言を読みましたが、防災・減災対策だけでなく、高

齢化を踏まえた「コンパクトシティ」化や「地域コミュニティ」を生かすまちづくり、

医療と福祉を一体化する「地域包括ケア」など、私たちのまちづくりにも活かせ

る考え方も記載されています。

 

②津波対策

 

 津波対策のベースは被害想定です。津波被害想定は、国の見直しを受けて

県として取り組むことになりますが、6月26日の中央防災会議で出された中間

報告で、「被害想定を2段階で設定」、「めったに起きない最大級の津波対応は、

現実的ではない」との見解が示されました。

 最終的な方針は来春示される見込みですが、「ソフト・ハード」「短期・中長期」

に分けた対策が必要となります。

 当面、ハード面では、現行の第3次地震被害想定対策できていないところ

を先行して整備することになります。

 ソフト面では、日ごろからの避難場所や避難ルートの確認などの備えを進め

ていくことになります。

 

③浜岡原発

 

 新聞でも取り上げられましたが、再開に向けたハードルは相当高そうです。

知事は「論点をすべて洗い出し100点でなければダメ。99点では再開しない」と、

言及。

 玄海原発再開に向けた佐賀県知事の姿勢を引き合いに、国が安心だといっ

ても、県として安全が確認できなければ再開しないという考え方を示しました。

 

④エネルギー政策

 

 補正予算でも取り上げましたが、県として新エネルギー政策を推進する姿勢

を打ち出しています。

 県は23年3月に「新エネルギー等導入倍増プラン」を策定し、10年後に新エネ

ルギー比率を10%にする方針を出しています。これをできるだけ前倒しで達成

できるように進め、「一極集中」から「分散型・地産地消」を進めるとしています。

 

 本会議の代表・一般質問の様子は、県議会のサイトで映像をご覧になれます。

興味あるテーマについて、ぜひご覧になってください。

 

★本会議インターネット中継(県議会のサイト)

 http://www.gikai-chuukei1.pref.shizuoka.jp/

 

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2.最近のブログから 「モトクロス観戦」(6/27

 

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←クリックすると拡大します

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日(6/26)、天竜川河川敷でおこなわれた「中部モトクロス選手権シリーズ

第5戦」を見に行きました。

 実は、オフロードバイクは大学生の頃乗っていたくらいで、社会人になってからは

オンロードばかりでした。

 レース観戦もロード中心でモトクロスは初めてでしたが、モトクロスならではの“泥

が飛んでくる”至近距離での観戦はなかなかの迫力でした。

 競技はキッズからプロ級まで、それぞれの年齢、力量に合わせて楽しめるようで

した。

 

 この選手権シリーズは、中部エリアを転戦し全10レースを戦いますが、静岡では

天竜川河川敷の特設コースを使って3回行われるようです。

 ここは専用コースではないため、主催チーム(焼津市のRED ZONEさん)を中心

に、参加者の手弁当でコース運営をしているとのこと。

 特に大雨の後は、コースの一部が増水で削られて、整備にはたいへんな苦労が

あるようでした。

 その反面、一般的にモトクロス場は山間地にあることが多く、「こんなにアクセスの

良いコースはここだけ」と評判は上々のようです。

 参加者も100人を超えており、ギャラリーも結構いました(県外ナンバーも)。

 

 「バイクのふるさと浜松」の地域資源のひとつとして、うまく活用できないものでしょ

うかね・・・

 

 

【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★おすすめブログ記事 「職業としての政治」(6/25)

  ちょっとカタい本ですが、私自身の政治姿勢や今の国政を考えさせられました。

  http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/625-8588.html

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

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3.活動日程 

 

○6月の主な活動

 

01(水)~03(金)

     岩手県視察

07(火) 航空自衛隊浜松基地視察

09(木) 新人議員県内視察研修会

12(日) 浜松市水防演習

     ビーチフットボール東海大会

13(月) 浜松市議会代表質問傍聴

14(火) 会派議員総会

18(土) 教職員組合大会

     スズキ労組イベント

19(日) スズキ労連ヤングリーダー研修会

23(木) 本会議(6月定例会開会)

     浜松まつり総会

26(日) 入野地区凧揚会総会

28(火) 本会議

29(水) 本会議

30(木) 本会議

 

○7月の主な予定

 

01(金) 本会議

     浜松市制施行100周年式典

05(火) 産業委員会

06(水) 産業委員会

07(木) 自治体トップマネジメントセミナー

08(金) 入野地区自治連会議

11(月) 自動車総連政策推進コンベンション

12(火) 本会議、会派総会、会派政調会

13(水) 三方原学園訪問

16(土) スズキ友の会総会

19(火)~20(水)

     産業委員会県内視察

21(木) スズキ労組セミナー

23(土) 大平台夏まつり

24(日) 浜松西倫理法人会設立式

28(木)~29(金)

     自治体財政セミナー

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(49歳)

昭和59年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業㈱(現スズキ㈱)入社(営業マンとして販売に従事)

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

       (教宣局長、自動車総連派遣、高塚支部長、書記長、副中央執行委員長)

 

平成19年 浜松市議会議員(1期)

 

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

 

○好きな言葉・・・「おもしろきこともなき世をおもしろく」「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

○趣味・・・オートバイ(愛車はイナズマ1200)・歌を歌うこと・カレーつくり

○家族構成・・・妻・長男(高3)・二男(高1)・長女(大4・別居)の5人家族

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(民主党・ふじのくに県議団)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅(夜間)

    〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100 

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。
 ご意見などございましたら、ご遠慮なく 
taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

 日々の活動はブログに記してあります。コチラもぜひご覧下さい。

http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

文責 田口 章 後援会事務所

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