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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                 平成24年9月3日
                                                               
  発行 田口 章 後援会

 

       静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第17号>

 

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 みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

 朝晩は秋めいてきましたが、日差しはまだまだ暑いですね。体調にはくれぐれ

ご注意ください。

 9月1日は「防災の日」でした。地域で防災訓練に参加された方も多かったの

ではないでしょうか。

 我が家では家具の固定状態や「非常持出袋」の中味チェックほか、水・食料

・ラジオ・懐中電灯・睡眠時の“枕もとのスリッパ” などを再確認しました。

 「備えあれば憂いなし」。この際、みなさんのご家庭でも確認されてはいかがで

しょうか。

 

 9月議会で一般質問を行います。9/26(水)13:50頃からの予定です。

後援会で「バスツアー(参加費1000円)」を企画しましたので、お気軽にご参加

ください。

  

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【これは無料のメールマガジンです】

 これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

 お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

またご不要の方は末尾のアドレスにその旨お伝えください。よろしくお願いい

たします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

  http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

 

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◎目次

 

1.「南海トラフ巨大地震」について

 

2.「住民投票条例」について

 

3.「田口 章 ふれあいトーク会」の開催について

 

4.最近のブログから 「浅野史郎さんと」(8/31

 

5.活動日程

 

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1.「南海トラフ巨大地震」について

 

 先月号でもお知らせしましたが、8/29に内閣府「南海トラフの巨大地震モデル

検討会」から新たな資料が報告されました。

 

 簡単でわかりやすいのは静岡県のサイトです。特に「津波の浸水分布(本県分

抜粋)」はぜひご覧ください。私たちの近くの浸水地域が示されています。

 

★県のサイト

  http://www.pref.shizuoka.jp/kinkyu/240829nankaitorafu.html

 

 詳しい情報は下記内閣府のサイトで公表されています。

 膨大な資料が掲載(リンク)されており、どこを見ればよいのか悩んでしまいます

が、これをもとに、以下、私なりに抜粋してご報告します。

 

津波高、浸水域、被害想定の公表について(内閣府のサイト)

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info.html

 

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(1)報道公表資料

 

★「津波高・新水域等(第二次報告)及び被害想定(第一次報告)」

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info/shiryo.pdf

 

 最初のリンク資料は、報道関係者への公表資料(10ページもの)です。ここには

基本的な考え方や、津波高・浸水域・被害想定の全体概要が示されています。

 

 今回の公表データの基本的考え方として・・・、

 

◆次に発生する地震・津波ではなく、発生しうる最大クラスの地震・津波を推計

  したもの。

 

◆発生時期を予測することはできないが、発生頻度は極めて低いものであり、

  過度に心配することも問題。

 

◆非常に大きな津波が起こりうることを念頭に避難してほしい。

 

◆あえて言えば、正しく恐れて欲しい。

 

・・・としています。

 

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(2)津波高・震度分布など

 

★資料1-1(11ページもの)

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info/1_1.pdf

 

 想定震源域や津波高・到達時間・震度分布の全体概要資料です。

カラー版ですが少々細かいので、正直、読みにくいです。

 

★(別添)ケース1(63ページもの)

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info/case1.pdf

 

 この地方で想定される最大の浸水域が示されています。静岡県のサイト

に、この中から抜粋された資料が出ています。

 

★資料1-2 1-3(ともに6ページもの)

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info/1_2.pdf  

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info/1_3.pdf

 

★資料1-5(59ページもの)

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info/1_5.pdf

 

 市町ごとの最大津波高と平均津波高、最短到達時間の一覧です。

遠州灘では次のとおりとなっています。

           最大 平均 津波到達時間(1m・10m)

  御前崎市   19m  13m     5分・12分

  掛川市     14m  11m     6分・20分

  袋井市     10m  10m     6分・ -

  磐田市     12m  10m     5分・19分

  浜松市南区  16m  14m     5分・19分

  浜松市西区  14m  4m     8分・23分

  湖西市     16m  6m     10分・24分

 

 西区と湖西市の平均が低いのは浜名湖岸等が入っているのでしょうか?

この点については今後調査します。

 

★資料1-6(23ページもの)

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info/1_6.pdf

 

 最大震度の資料です。遠州地方はほぼ全域で震度7が予想されています。

震源域が広がったことにより、大阪あたりでも震度6強のところがあります。

 

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(3)発生頻度の高い津波の基本的な考え方

 

★津波断層モデル編(参考資料)(19ページもの)

  http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/nankai_trough/pdf/20120829_2nd_report04.pdf

 

 ここまではいわゆる「レベル2(想定される最大津波)」の資料を説明しましたが、

今後、県として防潮堤を設置する際の目安となるのは「レベル1(発生頻度の高

津波)」です。

 この「レベル1」津波については、地方自治体が、人命や財産の保護等の観点

から、海岸保全施設等の整備が求められています。

 これに対し、上記の資料では、過去資料が整理されている5つの地震・津波デ

ータの分析を行っています。

 (参考データ)

   1707年 宝永地震

   1854年 安政東海地震

   1854年 安政南海地震

   1944年 昭和東南海地震

   1946年 昭和南海地震

 

 これらに加え、必要に応じてシミュレーションを行い、地域ごとに津波高を設定

することになっています。

 

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(4)被害想定

 

★資料2-1(195ページもの)

  http://www.bousai.go.jp/nankaitrough_info/2_1.pdf

 

 新たに出された被害想定です。

 全国では最大死者数32.3万人、全壊及び消失棟数238万棟。さらに静岡

県では最大死者数10.9万人、全壊棟数31.9万棟とされました。

 

 なお、今回出された第一次報告は「建物被害」「屋外転倒、落下物の発生」

「人的被害」の3本建てですが、秋には「第二次報告」が公表されます。

 

 この中では、「ライフライン被害」「交通施設被害」「生活支障(避難者・帰宅

困難者・物資不足・医療機能支障・防疫など)」「災害廃棄物」「経済被害」等

東日本大震災を踏まえた詳細な項目が想定されます。

 

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(5)今後の進め方

 

 静岡県では、まず今月中に「レベル1・レベル2」について公表します。

そしてその対策方針を11月に公表する予定です。

 

 さらに、これらのデータをもとに「第4次地震被害想定」を策定し、あわせて

「地策アクションプログラム2006」をリメイクし、減災目標を立てて取り組む

ことにります。

 

 このスケジュールについて、当初は来年6月を目途としていましたが、先日の

事会見では「1~2月に前倒しする」との話が出ていました。

 私も前倒しできるものはできるだけ速やかに公表していくべきだと考えます。

 

 資料2-1の最後の部分に、被害状況の地図が示されており、浜松市周辺

は全国的にも最大の被災地となる見込みです。

 しかし、冒頭書いたとおり、過度に恐れる必要はありません。

 公開された情報を踏まえ、自助・共助・公序の役割をそれぞれが認識し、

対策をしっかり立てることで「減災」は可能です。

 

 県としてハードソフト両面から速やかな対応を進めるようチェックしていきます。

 

★(ご参考)静岡県地震対策アクションプログラム2006

  http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/seisaku/documents/ap2006_h22_6.pdf

  

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2.「住民投票条例」について

 

 9/19から始まる「9月定例会」で注目されるテーマが、「浜岡原発の再稼動の

是非を問う県民投票条例案」の審議です。

 

 16万人を超える県民のみなさんからの直接請求により提出されたもので、県と

しては2001年の「静岡空港」に次いで2度目の県民投票議論となります。

 「空港」の時は約27万人の署名を集めましたが、県議会は否決しています。

 

 原発再稼動をめぐる住民投票は、今年に入り、大阪市と東京都で請求され

ましたが、大阪市の橋下市長、東京都の石原知事は、ともに条例案に対し、

「否定的な意見」を付して議会に提案し、議会でも否決されています。

 

 川勝知事は当初、「単に○×できめられるものではない」等、否定的な見解

を示していましたが、8月末の会見では「できるだけ尊重したい」と発言しました。

果たして9/19の本会議初日に、どんな意見書が付されるのか注目しています。

 

 住民のみなさんから提案された条例案には、そのままでは実現不可能な不備

がたくさんあります。

 特に「コスト(13億円)」や「技術的な課題(市が投開票事務を断った場合・

稼動にともなう影響を誰が正確に広報するのか)」、「時期(6ヵ月以内の実施は

困難)」などもあり、条例案に対する細かい論点は岐にわたります。

 

 そもそも論として、原発稼動は「国が判断すべき問題」「県民投票にはなじまな

い」という意見があります。その一方で、意見を直接反映したいという住民もいます。

 

 今回の論点は、「エネルギー政策は誰が考えるのか」という点、「“間接(代表

制)民主主義”と“直接(参加型)民主主義”をいかにバランスさせるか」という点

にあると思います。これらをクリアできれば条例案の修正論議になると思います。

 

 この非常に難しいテーマについて、主に「総務委員会」で議論することになります。

県議会の議論にご注目いただければと思います。

 

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3.「田口 章 ふれあいトーク会」の開催について

 

 お世話になっている皆様をお招きして、県政報告会と懇親会を開催します。

これまで私はこうした会をやっておらず、初めての試みとなります。

 何かと行き届かぬ点もあるかと思いますが、お時間の許される皆様、ぜひ

県政へのご意見・ご要望などをお気軽にお聞かせください。

 

★日時 平成24年9月29日(土) 17:30~19:30

 

★場所 グランドホテル浜松4階 スズキゲストハウス

 

★会費 お一人様 3000円

 (アルコール類を飲まれる方はお車はご遠慮ください)

 

★申し込み ご参加いただける方はこのメールへ返信してください

 

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4.最近のブログから 「浅野史郎さんと」(8/31

 Asano

(←クリックで拡大)

 

 

 

 

 

 今日は慶應義塾全国議員連盟の講演会。

講師は元宮城県知事で慶應義塾大学教授の浅野史郎さん。

 

 浅野先生に会うのは約3年ぶり。3年間にわたる「ATL(白血病)」との闘いを

見事克服され復帰されました。

 

★前回の記事(2009.4.15のブログ)

  http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/415-034d.html

 

 3年前と写真を比べていただければ一目瞭然ですが、骨髄移植と放射線治

療の影響は大きかったようです。

 体調を心配していましたが、思いのほかお元気な様子で、(お疲れだったかも

しれませんが)講演終了後は居酒屋で一献やらせていただきました。

 

 講義のテーマは「自治」でしたが、それ以上に病気との闘いから感じたことなど、

政治家としての心構えをうかがうことができました。

 印象に残ったのは「足下(そっか)に泉あり」、「根拠なき成功への確信」の二つ。

 どんな状況に置かれても正面から受け止め、前向きに考えることの大切さを感

じました。

 

 最近の政治については、「大阪都構想」や「道州制」は、“為政者の改革では

いけない、住民を巻き込んでいるか?”との評。

 「住民自治」が重要ということですね。

 また「二元代表制」をしっかり機能させろ、「政策立案能力」を高めろ、「予算

策定への関与」を高めろ…との激励もいただきました。

 

 自治の原点に戻ってガンバリます。

 

 【日々の活動はブログをご覧ください】

 

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5.活動日程 

 

○8月の主な活動

 

01() 外部セミナー(公営企業会計)

02() 教組学習会

03() 静岡県行財政改革推進委員会傍聴

     スズキ労連労使会議

04() ヤマハ発動機マリン事業所夏まつり

     入野地区ふるさと夏まつり 

05() 御前崎・牧之原地域交通基盤事業完成式典

07() 外部セミナー(歳入確保)

08() 外部セミナー(内部統制1)

     入野自治連会議

09() 外部セミナー(内部統制2)

10() 会派政調会・勉強会

15() 戦没者追悼平和祈念式

17() 外部セミナー(教育行政のあり方)

19(日) 浜松市議会議長就任記念式

20() 会派総会・政調会

21() こども県議会

     会派勉強会

22() 入野公民館リニューアル記念式

     津波防災対策講演

23() 会派観光振興PT

     雇用創造県民会議 西部地域会議

24() 浜名部品労組県政報告会

25() ヤマハ労連40周年記念式

     バイクのふるさと浜松2012

26() 入野地区社協ニコニコサロン

     スズキ労組研修会

28(火) グループホーム開所式

     県政報告会

29(水) 県政報告会

30(木) 会派政調会・勉強会

31(金) 慶応義塾議員連盟講演会

 

○9月の主な予定

 

01(土) 水防演習

     アツミテック労組大会

     ユタカ技研労組大会

     スズキ労組研修会

02(日) 防災訓練

     認知症フォーラム

06(木) 自動車総連40周年記念式

08(土) 教育行政あり方検討会

     教組意見交換会

     入野自治連会議

09(日) スズキ労組研修会

10(月) 会派総会

11(火) 防潮堤着手式

12(水) 条例検討委員会

15(土) 入野中運動会

16(日) スズキ労連大会

17(月) 敬老祝賀式

19(水) 本会議

23(日) スズキ労組大会

24(月) 本会議

25(火) 本会議

26(水) 本会議・一般質問(13:50頃~)

27(木) 本会議

28(金) 本会議

29(土) 社協福祉まつり

     田口章ふれあいトーク会

30(日) 入野地区戦没者慰霊祭

 

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(50歳)

昭和59年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業㈱(現スズキ㈱)入社(営業マンとして販売に従事)

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

       (教宣局長、自動車総連派遣、高塚支部長、書記長、副中央執行委員長)

 

平成19年 浜松市議会議員(1期)

 

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

 

○好きな言葉・・・「おもしろきこともなき世をおもしろく」「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

○趣味・・・オートバイ(愛車はイナズマ1200)・歌を歌うこと・カレーつくり

○家族構成・・・妻・長女・長男(大1・別居)・二男(高2・サッカー小僧)

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(民主党・ふじのくに県議団)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅(夜間)

    〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100 

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。
 ご意見などございましたら、ご遠慮なく 
taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

 日々の活動はブログに記してあります。コチラもぜひご覧下さい。

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文責 田口 章 後援会事務所

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