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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】                 平成24年6月1日
                                                               
  発行 田口 章 後援会

 

       静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン <第14号>

 

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 みなさん、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

 今日から6月。世間では「スーパー・クールビズ」を実施するところもあるようです。

一方、突然の雷雨や竜巻、雹(ひょう)など、例年になく天候不順が続きます。

自然への畏敬を忘れず、常に災害への備えを怠ることのないよう心がけたいもの

ですね。

 

 今月号は最近の視察調査などからいくつかご報告します。

 

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【これは無料のメールマガジンです】

 これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

 お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

またご不要の方は末尾のアドレスにその旨お伝えください。よろしくお願い

たします。

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【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

  http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

 

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◎目次

 

1.最近の視察報告

 (1)5/07 視察「小水力発電所」(伊豆市)

 (2)5/11 講演「産学官連携による商品化促進」

 (3)5/16 地方自治経営学会 研究大会

 (4)5/23 視察「公共サービス改革」(足立区)

 (5)5/29 視察「ファンドの活用による森林再生」(岡山県西粟倉村)

 (6)5/31 視察「ひろしま産業振興機構・カーエレクトロニクス推進センター」

 

2.最近のブログから 「今年の夏は『サムライ・シャツ』」(5/27

 

3.活動日程

 

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1.最近の視察報告

 

 下記「5月の主な活動」を見ると、あらためていろんな勉強をさせてもらった・・・

と思います。成果につなげることができるよう取り組んでいきます。

 

(1)5/7 視察「小水力発電所」(伊豆市)

 
 東京電力のグループ会社である東京発電㈱の「落合楼小水力発電所
視察しました。発電能力は100kwで、原発の1万分の1ほどの能力しかりま
せんが、一般家庭200世帯分の電力供給が可能です。
 
 落合楼小水力発電は約5mの“落差”を活かした発電施設です。小水力
こうした自然の川を使ったシステムのほか、浄水場や下水処理場など
を活用している自治体もあります。
 
 県では今後、三方原用水(農業用水)を使った小水力発電に取り組みます。
ネルギーの地産池消、再生可能エネルギーの活用について、引き続き研究し
いきます。
 
★マイクロ小水力発電(東京発電のサイト)
 
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(2)5/11 講演「産学官連携による商品化促進」
 
 本年4月から「浜松地域イノベーション推進機構」が新たに設置されました。
 これは従来の「浜松テクノポリス推進機構」と「はままつ産業創造センター」を
一体化した組織で、県西部地域の産学官連携拠点として期待されています。
 この機構主催の公開講座に参加しました。
 
 テーマは「次々と新製品を生み出す新しい地域産学官連携スタイル“仙台
堀切川モデル”の概要」という長いタイトル。
 講師はタイトル中にもある、東北大学大学院の堀切川教授です。
 
 教授のミッションは「時間とお金をかけずに、地域企業との開発・実用化を
達成すること」ということで、企業訪問による“御用聞き”や地域の開発者の
“横のネットワークづくり”を進め、産学官連携を進めています。
 
 「20世紀は“基幹産業の時代”でサプライヤーピラミッドの上部を支援すれば
よかったが、21世紀は“多彩なベンチャー産業登場の時代”であり、中小・ベン
チャー支援が必要」。
 「そこで必要となるのが産学官連携であり、“補助金”ではなく、“産”のニーズ
に“学”が技術(知識や設備)で支援することを進めるべき」と主張。
 また「製品開発のコツは“ネーミング”へのこだわり。最初から商品化をイメージ
することで、成功率アップや開発期間の短縮につながる」とのことでした。
 
 「産学官連携」のあり方や進め方について参考にしていきたいと思います。
 
★堀切川研究室のサイト
 
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(3)5/16 地方自治経営学会 研究大会
 
 今や自治体も“経営”する時代です。同学会は年に2度の研究大会を実施
しており、私も可能な限り参加しています。
 会長は片山善博 前総務大臣・前鳥取県知事。高校の10年先輩です。
 片山氏の考え方にすべて賛同するわけではありませんが、「地域主権」や「今
までのやり方を変える」考え方・手法はずいぶん参考になります。
 
 今回は「議会改革」が大きなテーマでした。静岡県では議員提案政策条例
の制定は行っていますが、そのほかの部分ではまだ十分とはいえません。
 また浜松市は議員定数の削減は進んでいますが、質の改善は不十分です。
 すでに全国では「議会基本条例」「一問一答方式」「議会報告会」が“標準
装備”になりつつあるとの報告もありました。
 
 行財政改革と議会改革は私の大きな政策テーマですので、一歩ずつ進めて
いきます。
 
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(4)5/23 視察「公共サービス改革」(足立区)
 
 足立区は全国に先駆けて平成19年に「市場化テスト条例」を策定するなど、
従来からさまざまな行財政改革に取り組んでいます。
 定員適正化にも取り組んできましたが、技能系職員は減ったものの、事務
職員は減るどころか増えてしまったとのこと。
 この対応として「公共サービス研究会」という新たな検討を始めました。
 
 これは市場化テストの応用ですが、事務系の仕事をいくつかの類型に分け、
他の自治体も巻き込んでスールメリットを活かしつつ「専門定型業務」の効
率化を図ろうというものです
 具体的な業務として「窓口業務・会計出納・選管事務・農業委員会事務・
国保介保事務・入札契約・調査統計」などを挙げ、いくつかの自治体が共同
組織を作り、高い専門スキルを有する担い手を育成していきたい・・・として
いました。
 
 民間企業でも過去に「給与システムなどのアウトソーシング化(集約化)」を進
めてた時期がありましたが、そんなイメージでしょうか。
 行革推進の側面もさることながら、職員数に限りがある小さな市町村にとって
有効な手法かもしれません。
 
 先進事例として注目したいと思います。
 
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(5)5/29 視察「ファンドの活用による森林再生」(岡山県西粟倉村)
 
 岡山県西粟倉村は人口1600人弱の小さな村。平成の大合併でまわりの自
体が「美作市」となる中、単独での生き残りを選択しました。
 しかし、マンパワーも少なく、自主財源にも乏しい山村が生き残っていくのは並
抵ではありません。
 そこで、村では唯一の資源である「森林」の活用を検討。
 村と森林組合そして民間企業(㈱トビムシ)のノウハウを活かして「西粟倉・
百年の森林事業」をスタートさせました。
 
 今回訪問したのは廃校を活用した「森の学校」という名の株式会社です。
私が注目したのは「共有の森ファンド」です。事業に賛同してくれる人から出資を
募り、それを元手に高性能林業機械を導入し、林業再生→地域再生につなげ
ているとのことでした。
 
 財源のない自治体だからこその“智恵”ですね。ファンドによる資金調達は、
今後、モノによっては活用できるのではないでしょうか。
 歳入確保の一手段として検討の必要がありそうです。
 
★西粟倉・森の学校
 
★共有の森ファンド
 
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(6)5/31 視察「ひろしま産業振興機構・カーエレクトロニクス推進センター」
 
 マツダが地域経済の柱である広島県では、カーエレクトロニクス化の推進に
積極的に取り組んでいます。
 エレクトロニクス推進センター長の岩城氏によると「広島は愛知や関東に比べ
カーエレクトロニクス化が15年遅れている」「100%EV化が進めば地域の部品産
業への影響は5000億円に上る」「低く見積もっても2020年には480億円の損失
リスクがある」とのこと。
 これに対応するため、広島では、県と市さらに経済産業省中国経済産業局
も参画し「ひろしま産業振興機構」を支援、「産学官金連携」を進めています。
 
 浜松市にも「次世代環境車社会実験協議会」がありますが、広島にも同種
の組織として「次世代自動車社会研究会」がありました。
 違いは、広島では県単位の取り組みとなっていること、さらにそれを包含した
「戦略的産業活性化研究会」があり、最新研究分野として「医工連携自動車
研究会」を設置している点です。
 
 訪問した「人間医工学自動車研究センター」では、生体学に基づいた快適性
の向上やEVの電磁波の影響調査などの研究開発を行っていました。
 営業マンの私には難しい話もありましたが、“耳に聞こえない高周波音による
居眠り防止”など面白い研究を見せていただきました。
 
 このほか、次世代自動車に対する地域の「グランドデザイン」がしっかりしている
点については参考になりました
 先進事例研究とともに、静岡県・浜松市の現状分析を進めたいと思います。
 
★ひろしま産業振興機構・カーエレクトロニクス推進センター

 

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2.最近のブログから 「今年の夏は『サムライ・シャツ』」(5/27

 

003

 

 

 

 

 2月の「遠州織物夏服デザインコンテスト(写真・クリックで拡大)」から3ヵ月。

 ついに商品化されました。名づけて「サムライ・シャツ 武襯衣(MUSHA)」。

 この夏のクールビズのアイテムとして注目されます。

 

 審査委員長を務められたワダ・エミさんが、コンテスト受賞作品に手を加え、

ブラッシュアップしているそうです。

 ゆくゆくは沖縄の「かりゆし」のように、みなさんに愛されるよう育てるべく、県と

しても取り組んでいく予定です。

 

 詳しくは下記のサイトをご覧ください。

 注文もできます。みなさんもいかがでしょうか?

 

★サムライ・シャツ 武襯衣(MUSHA)のページ

 http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-560/enshu_textile_musha.html

 

 価格は高めですが、地域産業の応援の意を込めて、私も注文しました。

モデルさんとは体形が違うため “やや不安 ^^;”ですが、この夏着るのが楽しみ

です。

 

 実物をご覧になりたい方は、6/2(土)10時から「ソラモ(遠鉄百貨店の間の

ギャラリーモール)」で行われる「遠州織物夏 フェア」へお出かけください。

お披露目セレモニーが予定されています。

 

【日々の活動はブログをご覧ください】

 

★創ろう!元気な浜松&静岡県

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3.活動日程 

 

○5月の主な活動

 

03(木)~05(土) 浜松まつり

07(月) 連合静岡エネルギー政策研究会

10(木) 会派総会

     産業委員会    

11(金) 産学官連携講演会

12(土) PTA総会

13(日) 入野地区自治会連合会総会

14(月) スズキ協総会

15(火) 埼玉県視察

16(水) 地方自治経営学会(東京)

17(木) 臨時議会

19(土) 健全育成会総会

     地域団体連絡会

20(日) スズキ部品製造労組結成大会

     部労東海浜辺の集い

     ヤマハ発動機労組ジャンボリー

21(月) 会派政調会

22(火) 友好提携等条例検討委員会

23(水) 自治体フェア

     防災・原子力学術会議 原子力分科会 傍聴

24(木) 静岡県国際経済振興会ヒアリング

     会派政調会

25(金) 私学振興議連 浜松市内視察調査

26(土) 小学校運動会 

27(日) 小学校運動会

     新・連合浜松地協 結成記念式

28(月)~30(水)

     森林・林業活性化議連視察調査

31(木) ひろしま産業振興機構 視察調査

 

○6月の主な予定
 

01(金) 会派政調会

02(土) PTA理事会

03(日) 消防団西区第一方面隊訓練

     入子連球技大会

04(月) 浜松市議・徳光卓也さん一般質問 傍聴

     会派・観光振興条例検討PT

06(水) 教組意見交換会

07(木)~13(水) 中国浙江省視察調査

14(木) 会派総会

16(土) スズキ労組レクイベント

     教育行政のあり方検討会(傍聴)

18(月) 友好提携条例 検討委員会

19(火) 静岡県原子力防災会議

22(金) 本会議

24(日) 浜松市消防団西区支団訓練

26(火) 佐鳴湖をきれいにする会 

27(水) 本会議

28(木) 本会議

     自動車総連静岡地協 連絡会

29(金) 本会議

30(土) 佐鳴湖ふれあいウォーキング

 

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【 田口 章 プロフィール 】 

 

○略歴

昭和37年1月23日生(50歳)

昭和59年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業㈱(現スズキ㈱)入社(営業マンとして販売に従事)

平成 6年 スズキ労働組合専従役員

       (教宣局長、自動車総連派遣、高塚支部長、書記長、副中央執行委員長)

 

平成19年 浜松市議会議員(1期)

 

平成23年 静岡県議会議員選挙 初当選 

 

○好きな言葉・・・「おもしろきこともなき世をおもしろく」「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃだれがやる。今すぐしなけりゃいつできる」

○趣味・・・オートバイ(愛車はイナズマ1200)・歌を歌うこと・カレーつくり

○家族構成・・・妻・長女・長男(大1・別居)・二男(高2・サッカー小僧)

 

【 連 絡 先 】

 

連絡事務所(スズキ労働組合)

    〒432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(民主党・ふじのくに県議団)

    〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅(夜間)

    〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1-305 TEL053-440-7100 

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田口 章 メールマガジンのご案内

 ご不要であればお手数ですが syoki2@suzuki-union.or.jp まで「メルマガ不要」と書いて、

メールをお送りください。
 ご意見などございましたら、ご遠慮なく 
taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

 

 日々の活動はブログに記してあります。コチラもぜひご覧下さい。

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文責 田口 章 後援会事務所

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