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 【創ろう!元気な浜松&静岡県】             令和321

                                                                        

静岡県議会議員 田口 章 メールマガジン<第118号>

 

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みなさま、こんにちは。静岡県議会議員の 田口 章 です。

今朝もいつもの交差点での月初恒例の県政報告からスタートしました。

出口が見えないコロナ対応、さらにリニア問題やカーボンニュートラルなど環境

をキーワードとする課題も山積です。できることを精一杯やっていきます。

県議会は2月定例会がスタートします。来年度予算を決める重要な議会

です。今日はその前段で予算編成に関する知事との意見交換に行きます。

県民目線でしっかり取り組んでいきます。

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【これは無料のメールマガジンです】

これまでに名刺交換させていただいた皆様の中で、メールアドレスの記載

があった方に、毎月1回、メルマガで活動報告を送らせていただいています。

お気づきの点や、ご感想などがありましたら、お気軽にお知らせください。

また配信ご不要の方や、選挙運動期間中の選挙運動用メールの受信を

希望しない方は、このアドレスにその旨返信くださいますようお願いいたします。

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【日々の活動はブログHPをご覧ください】

★田口 オフィシャルサイト (ホームページ)

★創ろう!元気な浜松&静岡県  (ブログ)

★フェイスブックページ

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◎目次

1.グリーン成長戦略と県内産業

2.最近のブログから

3.活動日程

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1.グリーン成長戦略と県内産業

 

「カーボンニュートラル」という言葉をあちこちで耳にするようになりました。

カーボンは「炭素」、ニュートラルは「中立」。温暖化の要因である二酸化

炭素(CO2)を排出する場合、同じ量を吸収して±0にする考え方です。

今後は地球温暖化防止に向けたCO2排出削減がいろんな施策のカギ

になります。

 

菅総理は10月の所信表明演説で「2050年カーボンニュートラル、脱炭

素社会の実現を目指す」ことを宣言。これを踏まえ、経済産業省が中心と

なり12/25に「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を発表

しました。

 

この戦略の考え方は、「地球温暖化への対応を成長の機会と捉え、産業

構造の変革により経済成長につなげていこう」というものです。

しかし、「発想の転換・変革といった言葉を並べるのは簡単だが、カーボン

ニュートラルを実行するのは、並大抵の努力ではできない」と、自ら文中に書

いているとおり、ハードルは相当高いと思います。

 

私が見ても、こんなことできるのかな・・・と思うようなことが書いてあります。

しかし、2050年カーボンニュートラルを達成しようとするならば、「バックキャス

ティング」で、この取り組みを進める必要がある、ということだと思います。

 

詳細は下記リンク先をご覧いただければと思いますが、成長が期待される

14の産業分野について、現状の課題と今後のスケジュール(実行計画)が

書かれています。

 

14の重要分野を私なりに簡単にまとめると・・・、

洋上風力や水素、原子力、太陽光、燃料アンモニアなど「エネルギー」関連、

自動車や船舶、航空機など「移動手段(モビリティ)」に関するもの、

物流や住宅建築物、情報通信など「生活インフラ」に関するもの、さらに

食料・農林水産業やライフスタイルに関するもの等生活全般にわたっています。

 

(参考)経産省ニュースリリース

https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201225012/20201225012.html

 

静岡県にとって最も大きな影響が出るのがモビリティ(自動車)分野、クルマ

の電動化です。「グリーン成長戦略」には次のように書かれています。

 

「自動車は、電動化を推進する。欧州の一部の国やカリフォルニア州では

ガソリン車の販売の禁止が相次いで打ち出されるなど、自動車の電動化は、

想像以上のペースで進んでいる。日本は、この分野でのリーダーを目指さねば

ならない」

 

「遅くとも2030年代半ばまでに、乗用車新車販売で電動車100%を実現

できるよう、包括的な措置を講じる。商用車についても、乗用車に準じて2021

年夏までに検討を進める」

 

これについて菅総理は、118日の通常国会初日の施政方針演説で、

2035年までに、新車販売で電動車100%を実現する」と時期を明言しました。

ここで言う電動車には、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)、

プラグインハイブリッド車(PHEV)、ハイブリッド車(HEV)が含まれますが、通常の

ガソリンエンジン車は新車販売できなくなるという方向性が示されました。

 

一般的にクルマのニューモデルの開発には、5年から7年程度かかるとされて

います。国内で遅くとも2035年までに新たな電動車を発売、さらに海外の燃費

規制の状況などを考えると、今開発しているモデルはともかく、次モデルで通常の

ガソリンエンジン車を開発するのは難しくなると思います。

127日、日産自動車は「2030年代の早い時期に国内や欧米、中国で

販売する新型車をすべて電動車にする」と表明。さらに28日にはGMも2035

年までに新車を全面的に電動化する方針を表明しました。

 

静岡経済研究所が2017年に行ったクルマの電動化の影響調査によると、

2014年の自動車部品出荷額約 27千億円のうち、不要となるエンジンなど

の関連部品は約15千億円ということでした。

当時の静岡県の製造品出荷額は約16兆円でしたので、売り上げベースで

「ものづくり県」静岡を支える製造業の1割近くが影響を受けることになります。

静岡経済研究所ニュースリリース

 

メーカーも大変ですが、中小企業はなおさら大変です。足元のクルマの生産

が忙しい中、なかなか新技術の開発や新規事業開拓にまで手が回りません。

県は3年前に「次世代自動車センター」を設置し、中小企業支援を強化

してきましたが、今まで以上にスピードを上げて取り組む必要がありそうです。

 

これから始まる2月定例会では、県内産業の将来を見据えて、議論を深め

ていきます。

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2.最近のブログから

 

昨年末公表された「グリーン成長戦略」について、さまざまな方と意見交換

しています。今後の静岡県の産業に大きな影響がありますが、なかなかまとまっ

た記事が書けていません。やらなければいけないことはたくさんあります。これから

も徐々に書いていきます。

 

創ろう!元気な浜松&静岡県(はまぞうブログ)

 

1/01 コロナを超えて 創ろう!元気な静岡県

24 グリーン成長戦略

27 統合報告書

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3.活動日程 

 

○1月の主な活動

04() さなるスポーツ少年団 初蹴り

      浜松青年会議所オンラインイベント

06() 浜松商工会議所 新年祝賀会

      浜松経済クラブ 新春交歓会

08() 会派総会

09() 自治会長会議

10() 成人式、さなるチャレンジカップ

12() 実地監査、連合静岡議員団会議(Web

15() 政調会 多文化共生部会意見交換(Web

      静岡経済研究所新春講演会(Web

17() 堀留川河川改修地元自治会説明会

20() 実地監査、連合浜松地協幹事会

22() R3当初予算ヒアリング、SAW中央委員会

23() FM県政報告

25() スズキ労組研修会

26() 地方自治セミナー

27() 堀留川河川改修住民説明会

28() 高校生の二輪免許取得に関する意見交換会

29() 監査委員協議会、放課後児童会役員会

30() CIPFA-Jセミナー(Web

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○2月の予定

01() R3予算編成 知事折衝

02() 次世代自動車センター訪問

04() 実地監査

05() 2月定例会議案件名説明、会派総会

      地域・大学コンソーシアム意見交換

06() FM県政報告(2月は2回やります)

07() シニアクラブ県政報告

08() JAM地区協議会 県政報告

09() 自治会長会議

11() CIPFA-J セミナー(Web

12() シニアクラブ県政報告

13() スズキカップゴルフ大会

18() 本会議(2月定例会開会)

20() 青少年健全育成会常任委員会

22() 監査委員協議会

23() CIPFA-J セミナー(Web

25() 本会議

26() 本会議

27() FM県政報告

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【 田口 章 プロフィール 】  

○略歴

1962年 1月23日生(59歳)

1984年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業

       鈴木自動車工業梶i現スズキ梶jに営業職として入社

1994年 スズキ労働組合専従役員

2007年 浜松市議会議員当選(1期)

2011年 静岡県議会議員選挙 初当選 

2015年 静岡県議会議員選挙 当選(2期目)

2019年 静岡県議会議員選挙 当選(3期目)

19年度 文教警察委員会 委員

多文化共生推進特別委員会 副委員長

会派 政調会長

20年度 産業委員会 委員

静岡県監査委員

○主な活動  慶應義塾全国議員連盟 副会長

地方監査会計技術者(CIPFA Japan

         さなるスポーツ少年団 団長

         元)静岡県立浜松南高校PTA 会長

         元)浜松市立入野中学校PTA 会長

○好きな言葉  「おもしろきこともなき世をおもしろく」

          「今より早いときはない」

          「俺がやらなきゃ だれがやる。今すぐしなけりゃ いつできる」

○趣味・・・ツーリング(愛車はGSR750)・歌を歌うこと・ドライブ・温泉めぐり

 

【 連 絡 先 】

連絡事務所(スズキ労働組合)

432-8062 浜松市南区増楽町20 SUN会館2階 TEL053-447-3820

 

会派(ふじのくに県民クラブ)

420-8601 静岡市葵区追手町9-6 県庁本館4階 TEL054-221-3510

 

自宅 〒432-8061 浜松市西区入野町9860-1 TEL053-440-7100

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と書いて、メールをお送りください。

 ご意見などございましたら、ご遠慮なく taguchi@suzuki-union.or.jp までメール

ください。よろしくお願いいたします。

文責 田口 章 事務所

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