　　　　　　　浜松市議会議員　田口　章　メールマガジン　＜第9号＞

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新年おめでとうございます。浜松市議会議員の　田口　章　です。

昨年は大変お世話になりましてありがとうございました。今年も持ち前のファイトで、

元気いっぱいガンバリます。よろしくお願いいたします。

今年は衆議院選挙も予想されており、政治の動きから目が離せません。

また地方自治体にも、さらに勢いを増して、改革の波が押し寄せています。

浜松市も波に乗り遅れることなく、自治体改革のフロントランナーとして、

取り組みを強化する必要があると思います。

年末に行革審から平成20年度予算に対する緊急提言が出されました。

本格的な予算審議は2月20日からの2月定例会からスタートしますが、

今月は、事前勉強をしっかり進めて、今後の議論に臨みたいと思います。

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☆浜松市議会議員　田口　章　メールマガジン☆　のご案内
【これは無料のメールマガジンです】

このメールはこれまでにいただいた名刺などに書かれていたメルアド宛に送らせていただ

いています。毎月１回、このメールマガジンで活動報告をしていきたいと考えています。
みなさんからご意見をいただきながら、より良いものを創っていきたいと思っていますので、
お気づきの点などがありましたら、お気軽にお知らせください。よろしくお願いいたします。

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◎目次

１．今年前半の活動目標
　（１）行財政改革の推進
　（２）市民協働による地域社会の活性化

　（３）浜松らしい街づくり

　（４）その他

２．市政トピックス・・・行革審「緊急提言」から

　（１）補助金

　（２）外郭団体
　（３）人件費

　（４）附属機関等

３．最近のブログから

　　○1/4「仕事始め＆矢祭町その後」

４．活動日程

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１．今年前半の活動目標

　私は、後援会加入リーフレットを作った際のお約束として、下記の３つの柱を据え、

９つの項目で活動目標を立てて取り組んで参りました。

　今年前半は、昨年の反省を踏まえ次のように取り組んでいこうと考えています。

　今後は、徐々に具体的な数値目標を掲げていこうと思います。ご指導のほどよろしく

お願いいたします。

（１）行財政改革の推進

　行革審のテーマである「補助金」「外郭団体」を中心に、財政課題など独自テーマ

を設けて勉強し、改善提案できるよう努めます。

（２）市民協働による地域社会の活性化

　「待機児童ゼロ」など、子育て世代の声を聞きながら、子育て支援策の進捗をチェ

ックします。

　また市民協働のカギとなる各種ボランティア団体などとの連携を深め、現場の実態

把握に努めます。

（３）浜松らしい街づくり

　「元気な浜松づくり」につながる諸施策（モノづくり・中心市街地活性化・中山間地

振興）や、30人学級や支援員制度など教育施策、外国人との共生など特色ある

課題について実態把握、勉強を進めます。

（４）その他

　ブログや後援会報、メルマガなど、わかりやすい情報提供を進めます。

　当面の2月議会では平成20年度予算審議が始まります。市長マニフェストの進捗、

そして行財政改革が進んでいるかどうか、チェックしていきます。

　詳しい内容は「後援会報1月号」に書いてあります。下記のアドレスからご覧ください。

ぜひチェックしていただき、アドバイスをくださいますようお願いいたします。

☆後援会報1月号はこちら

http://saw.gogo.tc/pdf/20_1.pdf

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２．市政トピックス・・・行革審「緊急提言」から

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（２）外郭団体

　浜松市の外郭団体は68。そのうち市と関係の深い団体が22あります。平成18年度、

市はこの22の外郭団体に、市職員とOB合わせて153人を派遣しており、297億円を

支出しています。

　外郭団体への債務保証、損失補償が776億円に上る中、「民でやれる事は民で」

という流れもあり、外郭団体も経営体質の改善が求められています。

①外郭団体の整理・統廃合計画を示すこと

　市が策定する「外郭団体に対する関与の方針」に基づき計画を示す。

②外郭団体の経営健全化に向け、改革・改善計画を示すこと

　自主財源確保や経費節減など個々の団体に関する市の計画を示す。派遣職員を

計画的に引き上げる。指定管理者の選定は公募とし、随意契約による委託事業は、

競争入札を行うよう見直す。

③個別の外郭団体について

　「（財）浜松市医療公社」

　平成20年度から「医療センター」を地方独立行政法人を前提とした新体制により

経営すること。

　「（財）浜松市建設公社」「（社）引佐町自然休養村公社」「㈱フォレストみさくぼ」

　解散予定の上記3団体の処理方針・清算内容をすみやかに提示する。

　「浜松都市開発㈱」

　平成20年3月までに、フォルテに入居する市施設・外郭団体を退去させる。可及的

速やかに市保有の株式を売却する。平成21年3月までに「フォルテ」敷地を売却する。　

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（３）人件費

○職員数の削減

　浜松市は、平成22年度までに、合併前の職員数の10％、650人の人員減を行う

「定員適正化計画」を作成し、現在、計画を上回る実績となっています。

　しかし、民間企業が行っている手法などを用い、更なる推進を図るよう提言が示さ

れました。

①職員数削減の一層の推進を図ること

　平成20年4月の削減数は、定員適正化計画の143人を上回ること。平成20年度

の組織改正は、将来の職員数削減、事務の効率化につながる見直しをする。

②業務の棚卸により事務事業を見直し、効率的な執行体制を確立すること

　業務の廃止や、保育園・幼稚園の民営化、民間委託などのアウトソーシングを

推進する。見直しにあたっては、市民協働の観点から、NPOや地域住民との連携

を検討する。アウトソーシングにあたっては、委託料等が従前の人件費等の費用を

下回ること。職種変更となる職員の能力が発揮できる体制整備を進める。

③組織のスリム化・フラット化により効率的、わかりやすい組織とすること

　本庁、区役所、地域自治センター、市民サービスセンターの効率的な業務運営

を図るため、機能、役割分担について見直す。区役所、地域自治センターでは、

職員が複数の業務を担う体制づくりを進める。

　職員数10人未満の課が45課あるが（全体の20.6％）、統廃合を進める。

　担当部長、担当課長制は廃止を含めた見直しをする。

④事務の合理化の徹底及び時間外勤務の縮減を図ること

　不要不急の調査や必要以上の書類作成の廃止など職員事務量の軽減を図る。

業務棚卸や柔軟な異動・応援、時差勤務など弾力的な勤務時間管理などにより、

平成20年度の時間外勤務について、行政経営計画目標値である平成18年度

実績の20％減を達成する。

　実務担当者から幅広い改善提案がなされるよう提案制度を充実する。

○給与の見直し

①国を上回る手当や本来業務に対する手当の見直しを推進すること

　「住居手当」「通勤手当」「特殊勤務手当」を見直す。

②成績給を導入すること

　管理職の昇級、勤勉手当に導入されている成績給を一般職員に導入する。

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（４）附属機関等

○執行機関

　市長部局以外の執行機関には「教育委員会」「選挙管理委員会」「人事委員

会」「農業委員会」「監査委員」などがあり、独自の責任で事務を執行できます。

　これらの機関について、権限や職責に見合った活動を確保するよう提言されました。

①執行機関の機能強化、活性化を図ること

　監査委員に公認会計士を選任する。執行機関の必要に応じ補助員を設置する。

　活動状況がわかるよう、指標を定め情報公開する。

②政令指定都市行革NO.1を目指した報酬とすること

　委員の月額報酬は活動時間あたりにすると高額であり、地方自治法の規定どおり

日額支給とするか、月額支給とするなら、今以上に権限や職責に見合った活動を

確保するとともに、行革NO.1を目指した報酬とする。

○附属機関

　附属機関は一般に「審議会」や「協議会」と呼ばれるものですが、現在、活動が

形骸化しているものがあり、また、合併により委員数が1.7倍に増えています。

　この間、パブリックコメントなど、市民の声を聴取する制度も整ってきており、

委員構成の見直しが必要となっています。またボランティア的要素を踏まえた委員

報酬のあり方も提言されました。

①設置基準を作成し、附属機関の廃止、統合、新設の抑制を図ること

　設置基準に基づき、設置の必要性の判断や、統廃合を行う。

②委員数の削減を図る中で多くの人材が市政に関与できる仕組みをつくること

　委員総数を合併前の水準に削減する。委員数を原則10人以下にする。

兼務できる委員会の上限を5から2にする。任期を2期または4年以内とする。

③委員報酬の見直しをすること

　報酬を、専門家が実務を行うものとその他のものに分類し、市民が就任する

場合はボランティア的要素を踏まえ3000円、市民以外は現行の8800円とする。

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　以上、緊急提言を簡単にまとめてみましたが、詳しく知りたい方は、ぜひ、

行革審のＨＰをご覧いただきたいと思います。

　特に「医療公社」については、私はずいぶん簡単に書いてしまいました。

提言には詳細にわたり課題提起されていますので、ご一読いただければと思います。

☆行革審のＨＰ

http://www.h-gyoukaku.jp/

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３．最近のブログから

　　○1/4「仕事始め＆矢祭町その後」

　官公庁では今日から仕事始め。私は入野地区出初式からスタートしました。写真は自主

防災隊による“ちょうちん落とし”。日頃の訓練の成果を競い合いました。隊員のみなさんご

苦労様でした。

　今朝は天気もよかったので、放水による虹もキレイに見えました。

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　話はまったく変わりますが、年末に「議員報酬」を“月額”支給から“日額”支給にした自治

体があるのをご存じでしょうか？その自治体とは、私も何度か取り上げている、福島県矢祭

（やまつり）町です。

　矢祭町では、今年３月、町議会議員選挙がおこなわれるのですが、日額制は新たに選

ばれた議員から適用されるとのことで、これまでの月額208,000円から、１日あたり3万円に

なるようです。（詳しい情報は「矢祭町　議員報酬」で検索するとマスコミ記事が出てきます

のでご参考ください）

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　この一件、地方議員のあり方を考えさせられますね。

　コストだけなら日額にしなくても、議員報酬を引き下げればよいわけですから・・・。

　私は詳しく知りませんが、ヨーロッパでは市民がボランティア的に議員をやっている自治体

もあるようです。矢祭町はそれに近い議会をめざしているのかもしれません。

　こうしたボランティア的議員は、住民自治が進み、住民みんなが行政に関心を持って、

施策をチェックするような仕組みができていれば可能かもしれません。

　その意味では、これまでのレポートでも書いたとおり、矢祭町では住民協働が進んでいま

すので、こうした取り組みも可能なのかもしれません。

　しかし、今の日本の多くの自治体が「おまかせ民主主義」である以上、危険も内包してい

るのではないかと思います。

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　では、浜松市はどうか・・・ということですが・・・、やすとも市長は「市民協働」をキーワードに、

“おまかせ”から“参加”を促していますが、まだまだ矢祭のように変えることはできないと思いま

す。また、もっと俗な話をすれば、議員にも自分の家庭生活がありますので、矢祭のような処

遇では、浜松を何とかしたいと思っても、選挙に出る決断をできない人が出てくる可能性が

大です。

　浜松市議会議員は月額648000円の議員報酬をいただいていますが、私は、それに見合

ったアウトプットを出し、活動することで、まずは議会や議員としての役割を果たすべきだと考

えます。

　ともあれ、矢祭町の取り組みは単なるコスト削減ではなく、地方自治の新たな姿の模索

といえます

☆田口のブログ<創ろう！元気な浜松>

　市政課題や日々感じていることなど、元気に更新中です

http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

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４．活動日程

○12月の主な活動

01(土)　暴力追放…市民会議
02(日)　西区第一方面隊訓練
　　　　　行革審傍聴
03(月)　本会議
04(火)　本会議
05(水)　環境経済委員会
07(金)　「森の力再生事業」視察会
08(土)　入野地区自治会長会議
09(日)　入野公民館まつり

13(木)　活動報告（スズキ高塚）
14(金)　交通安全運動街頭広報指導

　　　　　全員協議会・本会議
16(日)　自主防災訓練

　　　　　オールスズキ　クリスマスフェスタ

17(月)　活動報告（スズキ高塚）

19(水)　活動報告（本田技研労組）
20(木)　行政視察（川崎市）
21(金)　行政視察（水戸市）

24(月)　行革審傍聴

25(火)　市議会行財政改革推進特別委員会傍聴

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○1月の主な予定

【　田口　章　プロフィール　】

昭和３７年１月２３日生（４５歳）

昭和５９年　慶応義塾大学法学部法律学科卒業

　　　　　　　　鈴木自動車工業㈱（現スズキ㈱）入社（営業マンとして販売に従事）

平成　６年　スズキ労働組合専従役員

　　　　　　　　（自動車総連派遣、支部長、書記長、副中央執行委員長を歴任）

平成１９年　浜松市議会議員に初当選

○好きな言葉・・・「おもしろきこともなき世をおもしろく」「今より早いときはない」

○趣味・・・オートバイ・歌を歌うこと・カレーつくり

○家族構成・・・妻・長女（高３）・長男（中２）・二男（小６）の５人家族　（＋カメ３匹）

【　連　絡　先　】

連絡事務所（スズキ労働組合）

　　　　〒432-8062　浜松市南区増楽町20　TEL053-447-3820

会派控室（浜松市議会市民クラブ）

　　　　〒430-8652　浜松市中区元城町103-2　TEL053-457-2496

自宅　〒432-8061　浜松市西区入野町9860-1-305　TEL053-440-7100　

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田口　章　メールマガジンのご案内

　ご不要であればお手数ですが、syoki2@suzuki-union.or.jp　まで「メルマガ不要」と書いて
メールをお送り下さい。

　ご意見などございましたら、ご遠慮なく　taguchi@suzuki-union.or.jp までメールを下さい。

よろしくお願いいたします。

日々の活動はブログに記してあります。コチラもぜひご覧下さい。

http://taguchi-hamamatsu.cocolog-nifty.com/blog/

文責　田口　章　後援会事務所

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